札幌のファイバーアーティスト、伊藤光恵さんの個展。
近年では、2022年にギャラリー門馬で3人展があり、昨年は本郷新記念札幌彫刻美術館の企画グループ展「生命体の存在」にも出品していました。
糸を素材とし、半立体的な「織り」の作品を手がけます。
冒頭画像と2枚目は「February in the Forest 2月の森の中で」。
幅110、高さ90、奥行き20ミリと記されていますが、その大きさのパーツが五つ横に並んでいます。
針金に糸を巻き付けて制作しています。
2月の森なので、雪を表現しているのかと思ったら、目に見えない地中の植物の動きをイメージしているそうです。
伊藤さんによると、木どうしが「会話」しているという近年の研究がありますが、それは粘菌を介して行っているのでは、ということ。
話を聞いていると、北川陽稔さんと共通する問題意識を感じました。神秘的な雰囲気に終わらせず、科学的な要素もあわせて、作品の着想に入れ込んでいるようです。
それぞれの糸の中には入っている針金を、時々曲げたり伸ばしたりするので、作品の見た目も日によって少し変わっているようです。
「White moon」。
素材は麻、綿、シルク、レーヨン、針金。
ここで、ちょっとはみ出ている糸は、作者が曲げたのではなく、自然になったものだそうです。
オレンジ色の作品はちょっと古い作品。「Scene - The Rubble 瓦礫」。
赤は「初めて使った」とのこと。
「Calm Red I 赤という色」。90×60×5という大作。
こういう平面作品にあきたらなかったのが、伊藤さんが、針金を使った半立体に取り組みだした背景になっているのでしょう。
2024年6月8日(土)~23日(日)午前11時~午後6時(最終日~5時)、火曜休み
ギャラリー創 (札幌市中央区南9西6)
・市電「山鼻9条」から約110メートル、徒歩2分(内回りだと、信号を渡ってすぐです)
・地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口から約380メートル、徒歩5分
・ジェイ・アール北海道バス「循環啓55」「循環啓55」「循環啓65」「循環啓66」で、「南9条西7丁目」降車、約210メートル、徒歩3分
(ギャラリー門馬近くの「旭丘高校前」から「循環啓55」で直行できます)
・じょうてつバス「南9条西11丁目」から約750メートル、徒歩10分。(快速7、快速8は通過します)
近年では、2022年にギャラリー門馬で3人展があり、昨年は本郷新記念札幌彫刻美術館の企画グループ展「生命体の存在」にも出品していました。
糸を素材とし、半立体的な「織り」の作品を手がけます。
冒頭画像と2枚目は「February in the Forest 2月の森の中で」。
幅110、高さ90、奥行き20ミリと記されていますが、その大きさのパーツが五つ横に並んでいます。
針金に糸を巻き付けて制作しています。
2月の森なので、雪を表現しているのかと思ったら、目に見えない地中の植物の動きをイメージしているそうです。
伊藤さんによると、木どうしが「会話」しているという近年の研究がありますが、それは粘菌を介して行っているのでは、ということ。
話を聞いていると、北川陽稔さんと共通する問題意識を感じました。神秘的な雰囲気に終わらせず、科学的な要素もあわせて、作品の着想に入れ込んでいるようです。
それぞれの糸の中には入っている針金を、時々曲げたり伸ばしたりするので、作品の見た目も日によって少し変わっているようです。
「White moon」。
素材は麻、綿、シルク、レーヨン、針金。
ここで、ちょっとはみ出ている糸は、作者が曲げたのではなく、自然になったものだそうです。
オレンジ色の作品はちょっと古い作品。「Scene - The Rubble 瓦礫」。
赤は「初めて使った」とのこと。
「Calm Red I 赤という色」。90×60×5という大作。
こういう平面作品にあきたらなかったのが、伊藤さんが、針金を使った半立体に取り組みだした背景になっているのでしょう。
2024年6月8日(土)~23日(日)午前11時~午後6時(最終日~5時)、火曜休み
ギャラリー創 (札幌市中央区南9西6)
・市電「山鼻9条」から約110メートル、徒歩2分(内回りだと、信号を渡ってすぐです)
・地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口から約380メートル、徒歩5分
・ジェイ・アール北海道バス「循環啓55」「循環啓55」「循環啓65」「循環啓66」で、「南9条西7丁目」降車、約210メートル、徒歩3分
(ギャラリー門馬近くの「旭丘高校前」から「循環啓55」で直行できます)
・じょうてつバス「南9条西11丁目」から約750メートル、徒歩10分。(快速7、快速8は通過します)