まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

主なしとて、春な忘れそ

2005年04月18日 | 自然
 山の家は、台風から半年も過ぎれば荒れ放題になっているのです。
 しかしのかかし、自然は素直でまじめで実直です。時期が来れば花が咲き、彩りを蘇らせてくれるのです。
 その昔、九州大宰府に流された菅原道真公が詠んだという、

  「東風(こち)吹かば 想い起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

 でもないのだけれど、流れ去ったはずのさまざまな植物が花を咲かせ、その息吹を復活させているのです。「あ、こんなんが生きてるわぁ」「あ、これも大丈夫やった」啓子オバは喜んでいます。    ( たくましく 雑草の芽吹く 薬師庵 」 暁光

こいのぼりが泳いでいました

2005年04月18日 | Weblog
 今日は吉野川市(川島町・鴨島町あたり)から阿波市(徳島県土成町付近)へ行ってきました。平成の大合併で聞いたことのないような市や町が生まれています。そうそう、お隣の愛媛県にも「四国中央市」というのができたようです。川之江あたりなんだとか。わからん????
 香川でも三豊市というのができるとか、できんとか・・・。どこの町とどこの市が合併するとか、ややこしいことです。
 そんなことよか、阿波市から御所温泉に向かう途中のダムの上に、こいのぼりがたくさん泳いでおりました。桜の花見が終わったと思ったら、もう、家族連れで、こいのぼり見物に殺到しておったです。
 私たちの生活が単調で怠惰なばかりですが、自然は確かに移ろい続けておるようです。

      (やまもみじ 燃えて怠惰を 叱りつけ)   暁光

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