まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

おじちゃんの祥月命日でありました。

2005年09月25日 | 自然
 すっかりと秋らしくなった一日でした。台風の影響なんでしょうか。涼しくてありがたい一日となりました。

 私の母の弟・・・の祥月命日ということで、お勤めに行きました。あのとまり木のママさんのお父さんの命日ということでもあります。ですので、おじさんの娘たちや私たち家族だけでつつましく、お勤めさせていただきました。ですから、ごく内輪の法要ということになります。

 いつもですと、エアコンをつけて、それでも汗まみれになって読経をするんですが、今年はそのままでも肌寒いくらい・・・。扇風機すらなくてもOKでした。地球の温暖化が話題になっていますけれど、やはり、秋になれば、それ相応なんか・・・。と、妙な納得をしてみたり。

 お施主さん夫婦、麓さん夫婦に、とまり木の親子、それに私ら夫婦と、母のさっちゃん・・・という、メンバーでありました。だんだんと寂しくなってゆくのは自然の習いでありましょうか。

 仏教では、私たちの今住む場所を、「此岸(しがん)」といい、私たちが還ってゆく場所を「彼岸(ひがん)」というのです。こちらの岸から川を渡って、彼方の岸に向かうというのです。その川の渡り方に、その人のどう生きるか、どう、対処するのかという問いが投げ架けられるのでありましょう。

 まずはとにかく、「南無すること」「信じ、思いやること」から始めねばなりません。




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