まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

曼珠沙華 どうしてそんなに 赤い顔

2011年09月15日 | 最近は建物研究などを・・・。

 今朝はにぎやかなサルの嬌声で起こされた・・・。「キィキィキィ・・」という高い声で山の上から吠えられたら寝てなんぞいられない・・。でも、起きてみれば・・六時前だった・・。そういう目覚まし時計はセットしとらんのだけれど・・。

 

 で、けいこばぁの作っているナンキンがもぎ取られてかじられて、道路の真ん中に転がっていた・・・。まるで・・おさるのために野菜を作っているようなもんだ・・・。

 今日は・・・けいこばぁがお休みだというので、いつもの運転手だ。少し前には・・「アッシィ君」、その少し前には・・「ステッキボーイ」とかと言うたそうだ・・。そんなんは知らないけれどもね。

 

 けいこばぁは銀行でおかねをおろして・・ご法事の用意とかお葬式の準備とか・・・。高齢社会になると・・あれこれとね。私も・・・農協さんでお金を下ろして・・・敬老会のお祝い金を商品券にしてお配りする準備・・・。自治会長のお仕事なんだと・・・。

 で、けいこばぁのおごりでおうどんタイム。

 

 先日にも行ったのだけれど、さぬき市津田の「羽立:はりゅう」という一般店。で、けいこばぁのおごりだというもので、とびきりのご馳走の・・・。

 

 「野菜天ぶっかけうどん小の冷や」というものを注文した・・・。奥方は・・・「なに、それ・・・」と絶句状態・・・。さすがに、こういうおうどんは食べたことも見たこともなかったらしい・・・。でも・・、単なる「野菜天ぷら」だから・・しれたもの・・。これで・・・500円なのだ。海老天なんぞが入ると・・・650円くらいにはなるけれど・・。

 タマネギ、ナンキン、ごぼう、さつまいも、ナスの天ぷらが乗っているだけ・・・。でも、見た目はハデやね・・・。まるで、トロピカル・ヌードルではないか・・・。

 

 その後・・・。奥方のお買い物なんぞを済ませておいてから・・、私はまたも家を出た・・・。家を出たっていうても・・「家出」をしたわけではない。単に・・・お出かけをしたってことだ・・。

 

 昨日の・・細川家住宅を思い出して、そういう家ならば、うちの町にもあるぞ・・・みたいなことで、みろく自然公園の一角にある『旧恵利家住宅』をのぞきに行った。この建物は・・・昨日の細川家よりももっと早い時期の17世紀末頃の民家(農家)の住宅で、どちらも・・・国の重要文化財に指定されている。

 恵利氏がさぬき市大川町新名に住み着いたのは、19世紀の始めといわれており、この地で農耕に勤め、安政のころ集落の長百姓役をしていた旧家の屋敷を譲り受けた。恵利氏にこの住宅を譲った旧家がこの地に入居したのは不明、恵利氏初代が元禄12年に没していることと、建物の構造・手法などからその時期に該当していて、建築年代も17世紀末頃と考えられる。

 

 昭和42年頃、老巧化が進み、この家を解体する計画が持ち上がったが、地元では、住宅の保存の機運が高まり、当時の大川町が昭和45年に町内田面砕石(たづらわれいし)の大川ダム東岸に解体移築保存された。これが我が家の近くだった・・・。

 

 翌年だかに、香川県東部の典型的な民家で建築年代も古いことから、国から重要文化財に指定されたが、無人状態で老朽化が進み崩壊寸前になった。そこで、平成13年にみろく自然公園に再度移築保存されて、現在に至っている。

 

 こうした・・・茅を軒先まで葺き降ろす屋根を「ツクダレ」と呼ぶそうで、当時は・・農家の長、庄屋さんクラスの家だったとか・・。玄関から内部に入ると、大きな土間があり、左側に広間が配されていた。

 

 土間から天井を見上げるとこんな感じだ。

 

 午後からは・・・例のお大師まいりの資料作成で日が暮れた。でも、ほぼ・・予定は完了した・・・。

 

 お大師まいりの資料がほぼできあがったら、次は・・・ベーハ小屋の資料作成やね・・。ま、次から次へと忙しいことだ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


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