まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

草伸びて 我が家の庭は 虫の宿

2017年10月10日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は18.9度から28.3度、湿度は92%から63%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の11日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 秋らしい空にはなってきたが、気温はまだまだ夏という暑さに戻った。

 

 で、早くも火曜日がやってきた。毎週火曜日は、ここ、「前山地区活性化センター」に出勤する。本来はここで産直野菜を販売する目的で作られた設備だったが、初代センター長が、ここを、「おへんろ交流サロン」にしたという。

 

 ここから左部分は香川県が作った設備らしい。そこを初代館長の木村照一さんが、おへんろ資料室に作り上げたと聞いた。今日も歩き遍路で外国人女性が休憩をしていた。

 

 こんなものが新しく展示されていた。

 

 で、作り上げた8本の旗を納品した。

 

 で、今日から渡邊会長が新兵器を持ち込んできた。会長のノートPCに増設のディスプレーを接続して、何人もの目で資料をチェックするという。左は納め札のデータを修正する中島先生。

 

 こういう画像を映し出して、みんなで解読していくのである。「奉納四国八十八ヶ所・・・」ん、札場? 「霊場」の誤りか、「札所」の間違いか・・・。などと、ワイワイ言いながらデーターを登録していくのである。

 

 これがデーターである。こうしたデータをみんなの目で確認し、修正していく作業である。

 

 今でこそ、緑や赤や銀色の納め札があるが、明治の43年頃にはそんなものの指定はなかった。これは特別な思いを込めた納め札で、回った回数ではない。ここでも「偏路」という当て字が見られる。そのまま記録しておく。

 

 この方が飯田さんで、このおうちにあったものをお借りして調査している。

 

 江戸時代の地名や人の名前が難しい。また、くずした文字も難解だ。

 

 そんなことで火曜日は過ぎた。

 

 今日の掲示板はこれ。「何もできない自分がダメなのではない 何もできないと思ってしまう自分がダメなのである」というもの。京都府福知山市にある丹波あじさい寺・観音寺の住職「小籔実英」さんの言葉がとても温かく心安らぐ。人生で少し疲れた時、悩みや迷いがある時、悲しい時、辛い時、そんな時にぜひ思い出してほしい言葉である。五月初めの藤、梅雨の時期にはあじさい、晩秋には紅葉、立春の頃には蝋梅…と、一年を通じて花や古木、紅葉が境内を美しく彩るという。花が満開になる時期には特にご参拝の方が多く、はるか遠方からもお参りがあるという。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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