まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

草刈って イナゴが迷子に なっている

2017年10月24日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、昼前にかけて曇っていたが、その後は高気圧に覆われて晴れてきた。気温は12.4度から18.9度、湿度は76%から56%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の25日は、気圧の谷や寒気の影響で朝まで曇りますが、高気圧に覆われて昼前からは晴れる見込みらしい。

 

 さぬき市寒川町にある香川県立門入(もんにゅう)ダムからは、台風で満水になったようで余剰水を放流している。その姿がなんともおかしいように見える。

 

 なんとなく、片方の鼻から鼻水が流れているようで、私はこれを、「はな垂れダム」と呼んでいる。あくまで個人的な感想である。

 

 で、毎週火曜日はここである。この「前山地区活性化センター」へ出勤して、俵札の整理をやっている。もう、四年目になっている。俵札というのは、お遍路さんがお接待を受けた時に、お礼に渡す納め札を小さな俵に詰め込んで保存していたものである。

 

 寒川家、飯田家、田淵家と三軒の農家にあった俵札を開いて調査したのだが、来春には、飯田家のものを研究成果として印刷発行するために、最終確認を行っているのである。

 

 この左側の人が中島先生で、一覧表のリストのデータを読み上げて修正する係。右の大きなディスプレーの向こうに渡邊会長が画像データを開いて操作する係。私たち数名が、この画面を見ながら解読する係というわけ。これは、「サワ」なのか「イワ」なのか・・と、ワイワイといいながら読み解くのである。その右は「同行二人」の「二人」が見える。

 

 こういうマニュアルを見ながら、年月日、地名、願目、氏名・・・なんぞを読み解くのである。さぬき市教育委員会からの出版になるので、正確に記録しておかねばならないのだ。

 

 この赤札は、巡拝した数を意味しているのではない。この頃には(明治時代)、そういう回数による色別はなかった。だから、特殊な意味合いを込めて赤色にしている。

 

 こういう作業を延々と続けているのである。その合間に、11月のイベントの相談とか打合せを交えたりしながらになる。当面、大窪寺班は、この27日に観光団体主催のウォーキングのガイドと大窪寺周辺のガイド、29日の「養成講座大窪寺実地研修」の境内ガイドと、ガイド法の指導、11月3日のさぬき市主催の88ウォークでの大窪寺境内ガイドなど。

 

 ということで、これは次のイベントの広報担当用ベストの準備。胸にさぬき市マスコットキャクターの「さっきー」をプリントしてみた。

 

 こういう感じ。

 

 背中には、「おへんろつかさ」のマークをプリントした。会の制服と同じもの。

 

 その後、明日からの「しわく広島行き」のために、草刈り用の混合油とか人間用の缶ビールとか焼酎とかを用意した。食材は船に乗る直前に仕入れることにしている。島の家の草刈りと植木の剪定などを予定している。

 

  今日の掲示板はこれ。「くらべて喜ぶ人は また くらべて泣く人である」というもの。人は他人と自分を比べて生きている。人は全ての物事を相対性で選択しているのである。相対性なんていうと難しく感じるが、人は自分と誰かを比べているものである。無意識のうちにも自分の持っている物と人の持っている物を比べていたりする。若い頃にはライターがあった。ジッポーがいいとか、ダンヒルがいいとかと競争したし、時計もロンジンがいいとかダンヒルがいいとかロレックスがいいとか・・。車だって、「いつかはクラウン・・」と言うていたが、今はレクサスがいいとかなんとか・・。考えようによっては「どんぐりの背比べ」みたいなものだったのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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