まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

こいのぼりが泳いでいました

2005年04月18日 | Weblog
 今日は吉野川市(川島町・鴨島町あたり)から阿波市(徳島県土成町付近)へ行ってきました。平成の大合併で聞いたことのないような市や町が生まれています。そうそう、お隣の愛媛県にも「四国中央市」というのができたようです。川之江あたりなんだとか。わからん????
 香川でも三豊市というのができるとか、できんとか・・・。どこの町とどこの市が合併するとか、ややこしいことです。
 そんなことよか、阿波市から御所温泉に向かう途中のダムの上に、こいのぼりがたくさん泳いでおりました。桜の花見が終わったと思ったら、もう、家族連れで、こいのぼり見物に殺到しておったです。
 私たちの生活が単調で怠惰なばかりですが、自然は確かに移ろい続けておるようです。

      (やまもみじ 燃えて怠惰を 叱りつけ)   暁光

たけのこ どっさり

2005年04月17日 | 自然
 弟の良夫おじちゃんから電話があって、「たけのこ、ようけ、あるでぇ~」とのこと。それは、急いで行かなくちゃ~、行かなくちゃぁぁ。大工棟梁の石原さんも使えそうな建具をはずしているとのこと。
 昨日の昼から、母のさっちゃんは東かがわ市の友人宅におとまりなもので、ケイコおばとお迎えがてらに山の家に行ってきました。
 まぁ、イノシシが掘ったわりに、おさるさんが食べたわりに、良夫おじちゃんは、二十本ほどのたけのこを掘っていたのです。で、自分はおいしそうなところだけ数本を持って帰り、残りは我が家のものとなり、母の友人の石川先生や、いとこの美智代さんや、社宅の副寮長の佐藤さんらに分配しました。
 やれやれ・・・ふぅぅ。
( 猪も飽き たけのこどっさり 野にすみれ )

たけのこを掘りました・・・が・・・。

2005年04月16日 | 自然
 今日は天気もいいし、暖かいしぃ・・・ということで、山の家(香川県さぬき市)に行ってタケノコを探しました。しかしのかかし、地面はアナだらけで、たけのこなんぞ見当たりません。しかし、奥さんのケイコさんも、母のさっちゃんも楽しみにしております。一本だけでも見つけないと、しゃべらナイト・・・。
 で、三十分ばかり山中をさまよって、ようやく見つけたのがコレっ!。地面から突き出た部分をおサルさんが食べてしまったの・・・。かなし(^^;;
 でも、これからは、イノブタさんやおさるさんが食べ残したものが出回る季節。明日も山の家に行ってみようと思っています。

  「 山笑い 大丈夫だぞと 立ち上がる 」  暁光

変なもの見つけました。

2005年04月15日 | Weblog
 最近、生活習慣病予防のために、お散歩をやらされておるんです。病院の管理栄養士さんから、「運動をしなさぁい」と言われて、社宅から会社まで約4キロを歩いて通勤しているんです。
 約4キロを歩くと、ほぼ45分から50分くらいかかって、それを往復すると、歩数計で約12000歩。
 効果のほどは公表できるようなものやないのですが、着実に体重も体脂肪率も下がります。しかし、土日で、ほぼ元通りになるのが悲しい。
 しかしのかかし、水前寺清子さんの歌やないですが、「三歩進んで二歩下がる・・・」一歩ずつの進歩で数値は下がってゆくのがわかります。
 その散歩の途中で見つけたのがこれ。象さんの水道なんですが、なぁぁぁんか変!!
 蛇口が故障して、応急に普通の蛇口を付けたんでしょうね。

  「 公園の 象さん水道に 花あらし」   暁光

そうそう、思い出したのですが・・・。

2005年04月14日 | Weblog
 その直島にはベネッセハウスという福武書店さんの美術館があるんです。ちょうど、三菱マテリアル・・・という、精錬所とは反対側の島の東部です。直島町町営のつつじ荘の近くですが。そ、海釣り公園も近いです。
 そこに行くまでの山の頂上を繰り抜いて誕生したのが「地中美術館」です。まさに「地中」にあるんです。で・・、天井にあけられた明かり窓から太陽が流れる様子や、壁に仕組まれたスクリーンに映る夕日なんぞを鑑賞するんだそうです。説明されて見たんですけれど・・・「????」。
 若い感性ならば理解できるんでしょうが、五十を過ぎた団塊の世代には・・・理解できない芸術です。しかしのかかし、老人会だの町内会だのの年代者のお客さんも多い。
 「何か感じましたか?」と質問したらば、「防空壕のようでおそろしかったぁ~」には参った。

  「地の底に 春の日差しの 届く朝 」  暁光

直島へ行ってきました。山もみじがきれいに咲いていました。

2005年04月13日 | 自然
 高松市沖といっても、岡山県玉野市に近い「直島」という島は、実は「香川県香川郡」に属する島なんです。この島には早くから「三菱精錬所」が誘致されて、「銅」の精錬が行われてきた島で知られていますが、近年は金塊の生産量で日本一。日本のほぼ9割以上のシェアを占めているそうです。
 そうは言っても、この小さな島から金が採掘できるわけではありません。パソコンやテレビなどのプリント基板などから金・銀・銅などの貴金属を抽出しているのだそうです。
 その島に、近日、「家プロジェクト」なるものが招致され、民家を改造して、光のアートが楽しめる(???)のだそうです。行ってみたのですが、「????」でありました。
 そんな現代アートよりも、山つつじの鮮やかさが印象に残った一日でした。

  「山つつじ よくもここまで 咲いたもの」    暁光

たけのこを探しにゆきました。

2005年04月12日 | 自然
 山の家(香川県さぬき市)へ、タケノコを探しに行きました。しかし、近年はイノシシのせいで、タケノコは食べることができません。昼間も走り回るのですから、「イノブタ」に違いないといわれていますが、二月あたりから、竹やぶも畑も穴だらけです。地中にあるタケノコの芽を鼻やキバで掘って食べてしまうのです。
 十年くらい前には、そうでもなかったのですが、近年はイネから野菜から果樹からと、すっかりとイノシシさんたちに食べられて、人間さまの口には入りません。

  「たけのこの 御首主(みしるし)ごろり 麻袋」

小豆島の岬の分教場へ行ってきました。

2005年04月11日 | 自然
 久々に小豆島へ行ってきました。春爛漫の小豆島ですが、意外と桜の花は少ない。お仕事が内海町(うちのみちょう)だったので、少し足を伸ばして岬の分教場や、二十四の瞳映画村にも立ち寄りました。
 田中裕子さんが主演した映画のオープンセットをそのまま残した映画村ですが、直後は無料であったと思うのですが、近年は有料になって、いろんなお店もできたし、壷井栄文学館や松竹座映画館、佃煮屋さんから神社までできておりました。
 開村時間は午前9時から午後5時までで、入村料は650円、分教場とのセットばらば750円でした。
 岬の分教場だけならば200円ですから、少し安くなったのか。
 小豆島名産のノリや佃煮、もろみなどをお土産に買いました。

  「文学の 香りにしょうゆが 混ざる春」


島のお祭りも寂しくなりました。

2005年04月10日 | 民俗
 丸亀市の沖のさぬき広島では、春のこんぴらさんのお祭りが行われたのですが、すっかりとさみしくなりました。それは、少子化と高齢化によるものでした。
 島にはこれという産業もなく、若者たちは讃岐本土の丸亀や坂出に出てしまい、四百人ほどの老人ばかりが残されています。
 お盆やお正月には里帰りで賑わいますが、普段は静かな島になってしまいます。


  「 潮を切り 金比羅船に 桜舞う 」

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