KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

続く花冷

2010年03月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

今日も寒い。
寒くて花見気分になれないのが幸いで、今日はなんと通院3件・・もう、医者へ行くために暮らしているようなもので。

午前、歯科へ。これは1年間続いた抗がん剤の病院通いが終わったら歯科へ、と決めていたので仕方がない。前回一本の歯を入れたので今日でお終い、と思ったらまだ冷たい水の沁みる歯があって来週に持ち越した。
歯科は大嫌い。でも80歳で20本、を目指している。?寿命が80歳まで持つ?

午後は週1回の整形外科へのリハビリと、同じビルにある内科への月1回の診察。
内科は、今日は半年に1回の検査の日。コレステロールとか血糖値とか、私の年齢で皆が悩むことにはいつも全く問題はないのに、尿検査でこの数年ひっかかっている。かといってどこも悪くはなっていないのだが・・やっぱり腎臓結石になって痛みに襲われるのはイヤなのでドクターの指示には従っている。
若い頃は「年寄りって何で医者にばかり行くのだろう?必要もないのに・・」と老人をさげすんだこともあった。でも今、自分がそうなってみると仮病でも何でもない、必要に迫られているのだ。それが、やっと今頃になって解った。
本当は花粉症のせいもあって鼻炎がひどくなっているけれど、耳鼻科はガマンである。これ以上通院を増やしたくない。

咲き初(そ)めて風のつめたき桜かな KUMI
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早春の花

2010年03月25日 | お散歩写真
天気 雨 寒い

花の冷湿りし傘をまた開き KUMI

この時期に、最高気温7℃。ちょっと異常だ。
こんなお天気では散歩も出来ない。ということで、今まで撮った写真の中から選んだものをデジブックにしてみた。桜の前に楽しませてくれる花、我が家の近所で撮ったものばかりだ。
去年以前に撮ったものは解像度が低いのでフル画面ではちょっと無理かも・・

デジブック 『早春の花』


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凍戻る

2010年03月24日 | 俳句
天気 雨 寒い

暑さ寒さも彼岸まで・・というのを信じているのに、今日の寒さは??
という中、今日も吟行句会で。昨日休んだだけの知力体力、もう無理・・と思いつつ、こんなお天気では参加者も少ないだろう、と真冬の防寒仕度で川崎の生田緑地へ。参加者が少ないときは行かなくては、と思ってしまう自分の性格がとってもイヤになるときがある。
で、結果は、このお天気なにの皆さん良くいらした、といういつもと変わらない参加者だった。今日は無理に行った訳ではないが、これからは無理をしてまで行くのはやめよう。

雨でも寒くても、この吟行は屋根のある休める所が多いので困らない。
民家園の隣に岡本太郎美術館があって、そこの併設のレストランでゆっくり休めるのだ。
食事のあと、外の風景を眺めながらゆっくりと句を推敲する。この時間が好きだ。
桜も、ソメイヨシノはまだまだ咲き始めでちらほら。でも谷戸なので山の斜面の辛夷が何とも美しく。
鶯の声もこの春初めて聞いた。

縁側に雨音を聞き初音聞き KUMI



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鍛錬吟行句会・秩父

2010年03月23日 | 俳句
一昨日・昨日と1月末に続いて、4回目の鍛錬吟行へ。
出発の日の未明、関東は嵐で吹き荒れた。JRが止まってしまい、一体秩父へ着けるだろうか、と心配になった。朝にはおさまって何とか行くことが出来たが、秩父へ着いたら盆地は黄砂で霞んでいた。それに杉花粉が加わって眼の痒さは最高潮に。
午後には黄砂もおさまり、我が家の方よりは遅い早春を、今回は山沿いの札所を4ヶ所廻った。山の中腹の観音堂の前には、まだ雪が残っていた。

秩父はともかく歴史の古い地なので、大木が多い。それと、枝垂桜があちこちに目立つ。札所寺の前にもうすぐ咲き始めるであろう大枝垂桜がどっしりと構えていたり。あと1週間後に見に来られたらなあ、と思わずには居られなかった。
もっとも感動したのは、一昨日行った札所寺の前の崖に咲くかたくりの花の群生。
かなり急な斜面に、みごとに咲き広がっていて、ことばを失う光景だった。
もう3時頃だったから人が居なかったのかもしれないが、これだけのかたくりの花が咲いていたら、休日には人が群がる。東京から日帰り圏だし、場所を宣伝でもしたら大変な騒ぎになるだろう。柵も何もないから、盗掘だって簡単だ。
某大手旅行会社出版の札所のガイドブックにも載っていなかった。
ということで、ここでも公表は避けることにした。
今でも、薄紫に咲き広がるあの風景は脳裏から消えない。

という二日間の句の成果は・・10句を句会に出すのだが、なんと、主宰にとっていただけたのは1句のみだった。ま、楽しめたし、般若心経もしっかりと唱えられたし、目的は着実に達成しているから良いか。
これで34ヶ所の半分を越えた。次回は7月。

登り来て残雪掴む法雲寺 KUMI
コメント (4)
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春の強風

2010年03月20日 | 俳句
天気 晴 暖か

暖かいのを取り越して花見の季節の先の気温になった。大久保の俳句会館での定例の句会が、今日は会場の都合で代々木の青少年センターに。
家を出たときは無風だったのに、参宮橋駅を下りたら強風。センターへ向かう途中の歩道橋で風に吹き飛ばされそうになった。軽量の悲しさだ。

参加者はなんと4人。明日から秩父札所鍛錬吟行なので、それに参加する人は私を除いて休み、他にも都合のつかなくなった人があったりで。でも4人居れば句会は出来る。句会の前には結社誌を読んでの勉強会、人数が少ない分あれこれと雑談半分に結構楽しんだ。
さて、このところ句が殆ど作れていない。明日からの鍛錬吟行は大丈夫?

木の芽風眼薬沁みてこそよけれ  KUMI
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