KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

散り紅葉 Ⅱ

2014年11月30日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

昨夜はかなり降ったらしいが、朝は青空。
明日もまた雨が来るかも・・というので、公園の終いの紅葉を見に行こう、と決めていたものの、早い時間に出そびれて曇天になってしまった。
ともかくカメラをバッグに入れて出かけたら、ほんとに公園は紅葉も落葉もきれいで、晴れているうちに来れば良かった、と少しがっかり。
おまけに、カメラにはいつもの望遠ズームではなく、広角レンズ装着してあるだけ。でも、広角レンズでの撮影も結構面白い写真になった。

空が青ければねえ・・という写真。都立武蔵国分寺公園。















今年の公園の紅葉は、つもの年よりも鮮やかだ。
今日も4000歩のお散歩。

十一月終はる輝き地に残し  KUMI

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散り紅葉

2014年11月29日 | お散歩写真
天気 曇のち雨のち晴

午前中雨で散歩を諦め、一日早いけれど今月の句の整理。先月よりは何とか数だけは確保出来た。
午後遅く日差しが出てきたが、出かける用もないので昨日の写真を整理してデジブックに。
なんとなく、一日が過ぎた。明日は家の近くで最後の紅葉散歩に行こう。

昨日載せた写真も入っていますが、全部で39枚、でもあまり時間のかからない構成にしていますので、お暇の折にご覧ください。

デジブック 『晩秋 2014 』


紅葉かつ散るわが胸の燃ゆるまで  KUMI
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カメラで生田緑地

2014年11月28日 | お散歩写真
天気 曇一時小雨

いつも吟行に行く生田緑地、初めてカメラでの訪問をしてみた。みごとな紅葉が散りつくしてしまわないうちに・・と。
夫が同行したので、車で40分弱で到着。駅の往復の徒歩がない分、電車よりずっと早かった。

天気予報では午前中は日差しがある、と言っていたけれど、着いたら雨が降りそう・・歩いているとパラパラとまさに時雨れえきた。暫く民家園の古民家の縁側で雨宿り。
吊るし柿のある縁側の前からの写真。
この荷車、実は、小学生の体験学習で曳かせるためのものだ。祖父母の時代、本当に使っていたなんて子供たちには信じられないだろう。


今日も小学生が何組も。川崎市内の小学校では、ここが学習の場になっているのだ。
そんな子供たちの間を縫って写真を撮りながら進み(いつもは俳句を作りながら)、裏口から出て、岡本太郎美術館で食事。一昨日は、ここで食事しながら四苦八苦の推敲をしていた。今日は気楽なもの。

駐車場まで、生田緑地の公園をぶらぶらと。いつも気になっていた展示のSLの写真も撮れた。近くからまじまじと見て(今までは、句にはならないからと近づいたこともない)その迫力にびっくり。昔、線路のそばに住んでいた。ジーゼル主流になっても一日一往復のこのSLが庭の前を通っていて、オンボロの家が震度4くらいに揺れたことを思い出す。


晴天ではないので紅葉はあまり良く撮れなかったけれど、久しぶりにたくさん写真が残せそう。
他の写真は後日載せることにします。

萱を葺く男が二人時雨雲  KUMI

(屋根葺き、は春の季語だが、今は一般には見られないこと。なので敢て季重なり)
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あをあをと・・

2014年11月27日 | 俳句
天気 晴

さすがに、今日は晴れて暖かい日になった。二日間の雨で空が洗われて富士山が美しく・・無論、まだネット越しでしかないけれど。

昨日の続き。
昨日、お祝いをした句会のお仲間の第三句集。第二句集では俳人協会新人賞に輝いた。
(ブログに名を書くと、検索にひっかかってややこしいことがあったりするので、写真だけにします)
昨日本人から頂だくその前に「俳句あるふぁ」も特集が載っていて、自選200句という豪華な内容だったので、本屋で思わず買ってしまった。

あをあをと山きらきらと鮎の川  正子



毎月、一回か二回は吟行にご一緒するようになってからもう15年近くになると思う。
私はまだ俳句を始めて3年目くらいで、彼女は小学生の娘たちを育児の真っ最中、でも俳歴は大学時代からだから、大先輩でもある。俳句の世界では年齢は関係ない。
句集の内容とか、俳人としての彼女の評価とかを出来るような実力は私にはないので、パス。
句は、どれも難しいことばを使っていないのに、どれも奥深い拡がりを感じさせてくれる。

私の好きな句の一部を。

かなたより空かげりくる山法師  正子 

海に向かひて長崎の坂灼くる   正子

流れたき形に水の凍りけり    正子

(この3句は第二句集「花実より」)

同じものを見ていても、その対象にどう自己投影が出来るか・・で句の良し悪しが決まる。
吟行が好き、といっても、私は昨日のような嫌いな天気では何も見ないで歩いていたようなもの。彼女は、短時間ですばらしい句をさっと作る。句会に出た句を見て、私は唸ってしまう。
そんなことが毎回あって、結局は俳句は自分の心と人格と表現力の問題、と悟った(悟っただけで、良い句が出来るようになる訳でもないけれど)
彼女は私にとって、主宰に続く師、でもある。
といっても、結社には同人制などなく、上下関係はまったくない。「句会の仲間の一人」なのだ。
他にもたくさんの素晴らしい句仲間を持って、私は恵まれていると思う。

まぶしみぬ友の句集と雪の富士  KUMI
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吟行句会・生田緑地

2014年11月26日 | 俳句
天気 雨

よく雨の降る吟行句会。先月は天候に恵まれたのに今月は・・昨日一日降り続いたからもう止むかと思ったら、昨日のしとしと雨とは違い土砂降りに近い雨になってしまった。
という生田緑地、建物のある川崎市民家園に入って何とかしのいだものの、やはり濡れるし寒いし足元は落葉で滑りやすいし、水溜まりでびしょびしょになりそうだし・・

ボランティアが炉火を焚いている家もあって、見学の小学生が、火の周りに上がり込んでいる。気持は解る。でも、小学生と一緒に上がって火に当たっていては俳句は出来ない。


軒端にころ柿を作っている建物があって、その縁側が何とか寒さを防げた。


紅葉もすばらかった。傘の中からスマホで写真を撮りながら、これは日を改めてカメラ持参しなくちゃ、と。
この園で本気で写真を撮ったことが一度もないのだ。
天気のせいにしては卑怯、でも句の成果はあまりなかった。

今日は句会のあとで、仲間の句集上梓など祝い事があったので居酒屋でお祝いの宴を。
久しぶりに和気あいあいの楽しい時間になった。

眉根寄せ焔育てる火吹竹  KUMI
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