三月尽

天気　晴

何だか桜に急かされて3月は終わってしまった。
風は少し冷たいけれど天気に誘われ、公園の大島桜を見に。
写真はいつも行く都立公園のメインの桜。もう老木で幹の周りには柵が作られて根元を保護している。そんな老木が他にもあり、そろそろ寿命かも。でも、この公園の中央部にはソメイヨシノの新しい木は植えていない。枝垂桜とか、陽光などが端の方に。
元々は国鉄の施設のある広大な土地だった。木も古くなって当たり前。
この木が一番古いように見えた。


公園の南側の広場には、新しいソメイヨシノが何本か植えられている。公園の方針で、メイン広場からこちらを桜の名所にしたいのかしらん？　


大島桜も大分老木になってはいるけれど、こちらは元気。散っていくソメイヨシノのそばで純白に輝いている。




新しい木の枝垂桜も大分大きくなってきた。


林には諸喝采（ムラサキハナナ）が目立ってきた。


という今日のいつものお散歩。
どこかへ遠出するのも面倒な時間のない日は、近所に限る。着替えの必要もないし・・

四方より花の舞ひくる交差点　　KUMI

椿

天気　晴

桜が咲いてしまうと、同じ時期に咲くのになぜか椿が忘れられているように思う。咲いている時期が長いから見てもよく見ていない？　私は結構椿のことが気になっていて、家の周りに何本もある木がどんどん花をふやすのが楽しみだ。
ようやく、目線の高さも咲いてくれるようになった。窓からもよく見える。でも、木全体を撮るのは建物の間にあるのでちょっと難しい。眺めるだけ。

散歩がてら近所の椿も・・と思ったら昨夜から北風が吹いて寒くなった。というか、気温が元の桜どきに戻った。あまりお散歩気分になれないので、買い物と用足しにお隣の駅のデパートまで。
途中で昼どきになったので3階のカフェに入ったら・・座ったカウンター席の目の前の欅が、なんとかなり芽吹いて新緑になっていた。窓の手前の鉢は人工の葉っぱ。


何だか焦る。桜も見に行きたいし、まだ「お仕事」関連のボチボチすることが残っているし。何よりも冬の衣類の始末が・・
でもよく考えるとまだ4月は来ていないのだ。自然現象に騙されているのかも。

春の夢過去へずんずん遡り　　KUMI

落花の始まり

天気　晴

初夏のような陽気で、私の体にはちょうど良い。とはいえ、今はまだ三月。こんな気温は異常すぎる。
家から見ているとまだ満開状態の桜、買い物に出たらもう落花が始まっていた。
足元にはハナニラがたくさん咲いていて。


去年よりも１週間も早い季節の進みよう、でも明日からは正常に戻るのだそうだ。気温がエレベーターのように上下して、また体調がおかしくなりそう。

ひとひらの散りてのち花吹雪きけり　　KUMI

花見吟行・唐木田

天気　晴

一昨年から同じ場所での花見の吟行。今日は暑いくらいの晴天で花見日和。
3月第4週の水曜、と決まっているので、早咲きの枝垂桜とはいえそうそう咲いてくれない。去年はまだ三分咲きだった。
上の写真は去年4月4日の満開の日に行ったときのもの。吟行の1週間後にリベンジで写真を撮りに行った。今年は、桜の開花がどこも1週間遅くて、この枝垂桜も満開だった。去年、悔しい思いをした仲間も今日は大満足だった。

いつものメンバーに加えてゲスト参加も居て、14人も集まった。にぎやかになった。
枝垂桜のあとは坂道を上り、多摩丘陵の広大な公園の桜を見に行った。こちらはスマホ撮影。


まさに満開、その桜の下で花見の宴。吟行にはあるまじき？花見酒など世話人の地元のメンバーが用意してくれていて、私も赤ワインを少々いただき、俳句はどこへやら・・の宴となった。


とはいえ、午後は句会をきちんと開き、一人平均10句以上は出句していて、どの句も酔って作ったものとは思えず・・もっとも、酔う前の枝垂桜の句が多かったけれど。

朝起きたときから体調が最悪、耳鳴り眩暈が・・　でも行きの多摩モノレールからの桜満開の風景を眺めていたらだんだん元気回復してきた。
歩いた、歩いた。帰宅してスマホの万歩計の数字は12000歩を越えていた。

ひとひらをこぼして静か糸桜　　KUMI

大学通り散歩

天気　晴のち曇

国立大学通りの、定番の写真。国立高校前の歩道橋からのもの。

家の前の桜が満開になれば、地続きの国立市大学通りの桜並木も満開になる。
歩いても行ける隣町、毎年のように行っていた。去年は行けなかった。一昨年は・・亡姉の入院で地獄の日々の始まりの頃なのにちょっとだけ、と散歩がてら見に行っている。
明日は花見吟行、かなり歩きそうなので今日の疲れが残ったらどうしよう・・と思いつつ、夫も一緒だったのでカメラに集中も出来ないまま、久しぶりに上の風景を見た。
満開になっている割には人が少なかった。いつもの年よりも一週間は早く咲いてしまったし、まだ大学も春休みの最中だし。

という一橋大学構内で、枝垂桜を堪能。






散りそうで全く散らない桜の下をひたすら歩いて・・






古木になった桜は、そろそろ寿命が・・と思う木もある。


この老桜、真っ白いのでソメイヨシノではないかと思ったら幹に「保存木ソメイヨシノ」と書いてあった。人間と同じで、老いると白髪のような現象になる？


老木を守るために咲かせている菜の花が日差しに輝いていた。


桜を見ながら歩くと疲れないのか、昨日、デパートを歩いたときのような疲労感がなかった。
随分わがままな体のようだ。

幼な子の花びら拾ふ母のため　KUMI