KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

春よ来い

2018年01月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

いつも、窓から見下ろしている通りの向こうの建物の前、濃い色のミケ猫が居る。
午後、郵便局へ行ったときにそこを通ったら猫ちゃんが坐っていたのでスマホを出して・・
防寒ブーツなので抜き足差し足近づいたのに、猫ちゃんは歩き始めてしまった。1週間経ったのに雪はまだ消えない。雪の翌日も、この猫、除雪された道を歩いていた。餌はどうしているのだろう?居住者が餌やりをすることはないので、以前も見かけた女性が、こっそりとどこかでやっているのだろうか。
猫ちゃん頑張れ、と言いたくなる半面、ノラをふやすのは困るから餌やりはやめて欲しい。

朝の気温はマイナスながらも少し上がったらしいが、雪を渡る風は冷たい。


春と来い、と桜の木を見上げながら叫びたくなった。
風邪の症状は一向に回復しない。インフルエンザが大流行しているというから、それに比べたら大したことはないと思いつつ・・またクシャミが出るようになって、腰へ響く。
春になるまでこの風邪、治らないような気がしてきた。

野良猫も春を待つらし尾を振つて  KUMI  
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滝凍る

2018年01月29日 | お散歩写真
天気 晴

朝刊のローカル版に、檜原村の払沢(ほっさわ)の滝が完全結氷した、と写真入りで載っていた。
上の写真は、私が最後に行った6年前の1月のもの。85%くらい結氷していた。人間が入らないと大きさが解らないので、同行した句友を入れて撮った。
もう少し近づいて撮ったものは・・


その時の句、結社誌に載ったもの。

   凍滝(いてだき)の水ひとすぢを許したる  KUMI

この時はかなり凍ったものの、以後はあまり凍ることがなかったようだ。100%凍ったのは12年ぶりとのこと。我が家のあたりでも-5℃以下の日が続いたりしたのだから、今年はきっと100%凍るかも、と思っていたらその通りになった。

10年以上前に行ったときもかなり凍っていた。が、目の前で凍った大きな塊りが音立てて滝つぼへ落ちて、びっくりした。その時の写真はどこかにあるけれど・・多分、フロッピーで保存した時代なので探さないと。
ただ、句はこれも結社誌に残っている。

   凍滝のどおんと裾を落としけり  kUMI

我が家から1時間半ほどの場所。今年は雪が多いので、臨時駐車場から滝までの渓谷の遊歩道は、雪国仕様の靴でないとかなり凍結していると思う。駐車場までの山道も、普通タイヤでは危ないかもしれない。
また行きたいけれど・・風邪で籠っている身では無論無理。というか、あの坂道の帰路を登る元気が、めえちゃんの世話になる身ではもう無理かもしれない。写真の思い出だけで十分に味わえるから諦めよう。
他の季節なら滝に近づくと滝の落ちる音がだんだん大きくなっていく。でも凍った滝は、近づくと渓谷流れのかすかな音しかせず、だんだんしいんとしていく。あの神秘のひとときは忘れられない。

静謐のかたまりとして滝凍る  KUMI
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冬木の芽

2018年01月27日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

今日もまた、北海道並の最低気温ー7℃。なんだか体がだんだん慣れてきて、昼間ちょっと用足しに出たら日差しを暖かく感じた。
舗道の雪かきをした雪に埋もれていた紫陽花、少し雪が融けてきたら赤い芽の吹き始めているのが見えた。こんな春の兆しを見るとほっとする。
でも、その先の、JRを渡る跨線橋横は・・一日中日が当たらないので、雪の融ける気配がない。昼も凍ったままだった。幸い、ガードレールのこちら側には雪はない。


ひたすらこの異常寒波の過ぎるのを待ち、風邪の回復を待ち、今日もほとんど籠りっきり。
本を読めば眠くなり、何かするのも面倒になり・・だんだん怠け癖がつきそう。でも、いつまでも籠りっきりとはいかないので、ともかく来週は動き始めたい。



氷点下七度の朝の静けさよ   KUMI
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寒波の夕焼け

2018年01月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

今日も最低気温-6℃、最高気温は日差しがあるのに4℃くらいだったようだ。明日も同じとか。なんだか、笑ってしまうほかないような寒さ続き。もしかしてこのまま氷河期へ突入・・は困ります。夕暮れになってようやく富士山が見えてほっとした。

寒さを避けて一日家に居れば風邪も少しは良い方向へいくかしらん?と思って家に籠りっきりだった。同じような風邪の症状が夫にも出てきて、やっぱりこんな単純な風邪もうつるもの?と思った。そうなると、あまり外出するのもウィルス配給になってしまうかも。
今、寒さも異常なら、インフルエンザの流行も異常なのだそうだ。なぜかというA型とB型が一緒に流行ってしまい、罹病が倍になったとか。

籠っていれば、春が懐かしい。
大雪の翌日には臨時閉園したという昭和記念公園、そろそろ節分草の咲き始めるころだ。でも、ここは公園のいちばん北にある丘のふもと、雪は多分園内で最も深いかもしれない。




雪の中から咲く節分草を見てみたい・・などと勝手な想像をしながら、3年前の写真を眺めた。

失せ物を探してもみん冬籠り  KUMI
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大寒波・48年ぶり

2018年01月25日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴 

最低気温、府中市でー8℃になったという。我が家の南は道を挟んでもう府中市だから、このあたりも-8℃にまではならなかったかもしれないけれどそれに近かった? ベランダのジョウロに残っていた水がカチカチに凍っていた。
都心がー4℃で48年ぶりとか。48年前には世田谷の公団住宅に居たはず、そんなに寒かったかしらん?と覚えがない。とにかく昔は寒かった・・家の中も。
明日まで続くらしいこの低温、でも日本海側の大雪のニュース映像を見ると、こちらは寒い寒いと言うだけで済むことなので贅沢な愚痴だ。

雪も寒くてなかなか融けない。それでも雪に埋もれていた万両が、ようやく見え始めた。折れそうで折れない枝、可哀そうなので撮影のあとは起こしてやった。


梅の開花も遅れるかもしれない。
朝、メジロの群れが家の前を飛び回っていた。雪で山茶花も散ってしまったし、椿は咲かないし、鳥も困っているのかもしれない。


万両の一枝雪より起こしけり  KUMI
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