KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

真夏日

2014年05月31日 | お散歩写真
天気 晴

5月も今日で終わる、という日。真夏の気温になってしまい、冷房が欲しいほどだった。
午後は暑くなると思い午前中に近くの市の公園へ行ってみた。家に居るのが一番楽ではあるけれど、俳句が全然作れない。何か見ればちょっとは心動くかも・・と。
近くの家の玄関先に柏葉紫陽花が咲いていた。この花、紫陽花、と言われればそうかもしれないけれど、私には何だか別の花に見える。

公園への道、鎌倉街道の名残の谷戸道が好きだ。今は緑陰になっていてひんやりする。


で、公園の池でオタマジャクシを掬っている4歳くらいの男の子と仲良くなった。パパと来ていて、パパは小さな女の子の世話で手が離せない。オタマジャクシが蛙になることも知っていて「もう足が出てる」と、手のひらに載せて見せてくれた。
そのオタマジャクシのそばに、白い、メダカくらいの魚が何匹か泳いでいる。「この魚、何になるのかな」と男の子。「きっと、鯉の赤ちゃんよ」と私。


でも・・帰宅の道で思った。確かに池に鯉は居るけれど、ほんとに鯉の稚魚?違ったら子供に嘘を言ったことになる。鯉の稚魚なんて見たことないし・・

今年初真夏日水を飲むばかり KUMI

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しもつけの花

2014年05月30日 | お散歩写真
天気 晴

一気に夏の気温になった。寒がりの私もさすがに暑い、と思った。

午後は「ところにより雷雨」というので、昼前に朴の花が咲いているかも・・と公園へ行ってみた。ここの朴は大木、見上げたら下の方の花がもう朽ちていた。上の方に咲いていたとしても見えない。ちょっとがっかり。
額紫陽花が咲き始めているが、「ところにより」の雨がちっとも来ないせいか何だか生気がない。その隣りに、しもつけ(繍線菊)の花が咲き始めていた。この花、紫陽花と同じ時期なので目立たなくて可哀そうな気がする。この公園にはピンクしかないけれど、私は白の方が楚々としていて好きだ。

池畔で、カルガモと鯉にパンを撒いている幼児連れの三人が居た。ここはエサやり禁止となっている。そのおばあちゃんらしき女性に「エサは禁止になっているの、ご存知ですか」と注意書きの看板の方を指差して声を掛けてみた。「いいえ、あら、そうなんですか」と、すぐにやめた。
看板が洒落ていて小さいので、気づかない人も居るのだ(知っていて撒く人も居る)
保育園児が毎日来るところなので、禁止事項を破るのは困ること。池も汚れるし・・。今日は解ってくれて良かった。黙って通り過ぎるのは簡単だけれど、私だって、鴨にエサを撒いてみたいのを我慢しているのだから。


幼児にも言い訳のあり夏木立  KUMI
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デジブック 『歳時記 春』

2014年05月29日 | 俳句
天気 晴一時曇

少しお疲れモード。午前中、掃除・洗濯をしておろおろしているうちにもう昼。
午後には曇ってきておまけに雷鳴が・・パソコンを開けないのでちょっと俳句の整理などしていたら眠くなった。少しだけ、とソファに座ったまま眠って、目を覚ましたらもう雷鳴もなく。で、自分では10分ほどしか眠っていないつもりが1時間以上は眠っていたのだと、夫の話。昼寝どころか「熟睡」だったようで。結局、雷雨は来なかったということだ。

目を覚まして、念願の「デジブック」を完成した。
春のうちにアップしようと思っていたのに、いつの間にか夏になってしまった。
ともあれ、自分のための「句集」、ようやく春夏秋冬が揃った。あとは加除訂正が自由なのでまた中味を増やしていけばいい。

遠雷の遠雷のまま終りけり KUMI


デジブック 『歳時記 春』
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武蔵野探勝句会・小石川後楽園

2014年05月28日 | 俳句
天気 晴

この吟行句会、本当に雨が降らない。今日は暑過ぎない日差しで、絶好の吟行日和になった。昭和13年5月に虚子一行が訪れたのが当時開園されたばかりの小石川後楽園。水戸徳川家の庭だったから、東京に数多い大名庭園の中でも格式が違う。
とはいえ、戦中には空襲で壊滅状態になって、建物などはすべて戦後に整備された。

とにかく写真だけでも撮ってから・・と思ってコンパクトデジを出したら、あら、カードを入れ忘れていた。仕方なく携帯で撮ってみたものの・・今ひとつ。やっぱりスマホは欲しい。
水戸家の二代目当主が農民の苦労を知ろう、ということで田んぼを作っていたそうだ。その狭い田んぼ、文京区の小学生が毎年田植えをして収穫する。ちょうど今日が田植えの日で、小学生が代わる代わる田んぼに入って、大人たちの指導のもと、悪戦苦闘していた。


裸足で入るのかと思ったら、皆、ハイソックスを履いていたのでびっくり。素足ではダメなのだろうか?
子供の頃、母の実家の田植えを手伝ったことを思い出した。当時はヒルが田んぼに居て、それが一番気持悪くて・・結局、苗運びくらいしかしなかったが。
でも、昔ながらの田植え、久しぶりに見た。田植えを初めて見た、という人も居て良い句がたくさん作られていた。私は面白く眺めていたものの1句でおしまい。

カルガモのヒナも二組孵っていて、池の周りは賑やか。奥の内庭の睡蓮も咲き始めていて、季語にも句材にも困らなかったのだが・・なぜか今日は一週間前のようにスイスイと句が出来る、という状態になれなかった。無論、句会の評価も、?のまま。
とはいえ、初夏の風の中、気分の良い一日だった。

子供らの来て水戸様の田を植うる  KUMI
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梅雨近し

2014年05月27日 | 病気のこと
天気 薄曇

気温は高くないのに湿気が多くて、そろそろ梅雨が近いのかな、と思わせる日だった。
家のまわりには紫陽花がたくさん咲く。その中の一ヶ所だけ、もう咲き始めていた。十薬(ドクダミ)の花も咲き揃ってきた。もう5月も終わり近いのだから当然とはいえ、初夏の花の移り変わりは早くて焦る。

毎週行くはずの整形外科のリハビリ、先週は行けなくなり、今日の午後久しぶりに。
本当は耳鼻科も今週中に行かねばならない。でも、薬はやめてしまったのでどうしよう、と考えている。薬をやめたら、口角のただれが治り、口の中の粘膜の炎症も大分改善された。慢性化した軽症の副鼻腔炎、このままなら我慢できるし・・迷うところ。

降りさうな降らぬ一日夏落葉  KUMI
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