八月尽

天気　晴のち曇

長かった8月がやっと終わった。
8月は一年の中でいちばん嫌いな月だ。若くして不慮の死を遂げた身内三人の忌がお盆に集中している。その最後の一人の三回忌が去年終わって、今年はやっと喪服を着ない8月になった。それに加えて去年の夏はその後遺症ともいうべきことで辛い思いをさせられ・・
今年は夫の検査結果によってはまた手術？という覚悟をしていた。今年も、辛い8月になるかと思ったが無事に通過。本当に何事もなく8月が終わった。ほっと一息つける気分だ。

・・と思った今朝、朝食を終えたらお腹が痛くなった。今年は何とか残暑も体調良く過ごせru
とおもったのに、また痩せることになってしまった。500ｇ痩せてもなかなか元へは戻れない腸の障害、ちょっと悔しい。
昼食はおかゆを少しだけ梅干しで食べたのみ。でも、夕方には元に戻ったのでほっとした。去年のように2日も続いたら大変。明日は何とか無事で居られますように。

暑さにめげないバジルに花が咲いた。やっぱり秋。

穏やかな日々の八月尽きにけり　KUMI

蝉と虫

天気　晴

台風が近いというが、今日はまだ穏やかな晴天で、家に居る限りは涼しかった。もう何日もエアコンなしで過ごしている。
毎月のことながら、月末に一ヶ月の句の整理をする。明日は予定もあるので、何もない今日のうちに。句帳・・というかメモ帳からノートへ残したい句を推敲しながら書き写す。半分も残らない。ため息。

蝉がまだまだ鳴いてはいるものの、夕方になると蝉の声の中に虫の声が混じるようになった。アオマツムシだ。これもたくさん鳴くようになると結構うるさい。今のところは1、2匹で虫時雨とはいかない。
朝には、かなかなも鳴いていた。秋がどんどん近づいてくる。

朝顔の終ひの花の濃紫　KUMI

震災対策グッズ

天気　晴

昨日、7月11日のブログに書いたに市役所へ申請した家具転倒防止装置の色々が宅配された。
良く出回っている突っ張り式の棒、食器戸棚などの観音開きの扉を開かないようにする金具、家具を固定するもの、それと電話やTVが落下しないようにする粘着式の固定装置・・など。
危ないと言われる活断層の上の土地なのだから、市役所も奮発したのだろう。

選べる数に制限があるとはいえ、これだけ自分で買ったら万を越えそうな値段になるだろう。貧乏な市役所、大丈夫かしらん、とまた心配になった。でも、かなりの住民税は払っているから遠慮なくいただいて、今日は少し取り付けた。
天井と家具を固定する突っ張り棒は、本棚にすでに取り付けてあり、これは震災でも効果があったようだ。ただ、揺れた時間が長かったので中の本などは飛び出した。その程度は仕方がないだろう。食器戸棚は、防止の金具を付けていたのに、粘着式だったので長い揺れで剥がれてしまいいちばんの被害となった。今度はネジ式なのでかなり丈夫そうだ。
ともかく高階に住んでいると地震には気を使う。

秋茄子の錆びたる肌に日の匂ひ　KUMI

よさこい踊り

天気　晴

今日はお隣府中市で「よさこいin府中」というイベントのある日。東京近郊からよさこい踊りの連がたくさん集まる。メイン会場は府中駅前の欅通りと大國魂神社。でも、そこまで行くのも面倒なので、我が家から通りを隔てた会場の規模の小さなよさこい踊りをちょっと見に行ってみた。
この踊り、全国に広まってから歴史が浅いから、私の若い頃は知らなかった。阿波踊りは四国に居たころに教わったけれど。
踊りは好きなので、私も子供の頃にあったらしてみたかった。子供たちがみんな一生懸命で楽しそうだった。

狭い通りを通行止めにしての会場、メイン会場とは違って見物人も少ないのにみんな迫力満点に真剣に踊ってくれた。
若者がすてきな連。

全部は見なかったが、結構楽しめた。来年はメイン会場へ行ってみたくなった。今度は、コンパクトカメラではなく、大きな方を持って。

秋蝶の過（よぎ）るよさこい踊りかな　KUMI

秋めいて

天気　曇

台風が近いらしい。しかし今日だけは雨も来ず残暑にも遠い日になった。
久しぶりに公園へ出かけてみた。
今月1日に「発見」した芭蕉の花へまず行ってみた。大きな芭蕉の群れ、新しい花も咲いていた。やっぱり芭蕉は芭蕉、実は緑のままでバナナにはならない。手前のサンゴ樹もかなり大木で、このあたりは昔郵政省の木造の宿舎だった頃の木もそのまま残しているのだ。

秋の気配はまず公園でいちばんに色づく錦木から。

ガマズミも大分実が赤くなり、えごの木の実がびっしり。

　

水辺のはかやつり草。

秋の季語がもうたくさん見えるのに、カメラを持って出ると句は出来ない。でも、カメラをもたずに散歩に出るとカメラのないことにイライラする。カメラ依存症かも。

蜻蛉の飽かずにめぐる池の上　KUMI