夏空

天気　晴のち午後一時雨

都知事選挙の投票に行ったついでに、投票所から近いので公園へ寄ってみた。
久しぶりのカメラ。
公園のノウゼンカズラ、先週は気温が低くて勢いがなかったのに今日は元気元気。





もう、薄が穂を出し始めていた。そろそろ立秋でもあるし。


池には、ミソハギ、花壇には千日紅。





空蝉が目立つようになった。今年は暑さがきても油蝉があまり鳴かない。もしかしたら、みんみん蝉の大量発生の年なのだろうか。
公園には法師蝉も鳴いていた。


この夏空もあまり長続きはしないらしい。
梅雨明けが遅かった分、夏も短いかも・・と期待している。

千日紅簡単服の母の日々　　KUMI

土用丑の日

天気　晴

今日は隅田川花火大会。そしてこちら多摩では立川の花火大会と、どこか解らない遠花火も見えていた。
天候が悪いと明日に延期は出来ない・・都知事選挙のため・・ので、ともかく晴天で良かった。
我が家からも立川の花火は、写真のように遠花火ではあるけれどよく見える。以前は会場まで行ったけれど、あの人出の混雑を思うともう行く勇気はない。
残念ながらベランダの手すりが高くて、私の小さな三脚は使えない。手ブレ防止のついていないし、手摺りも丸くなっていてカメラを固定出来ず・・ということで、花火を家から撮るのは至難の業なので、諦めて眺めるだけにしている。

今日は土用丑の日、なのだそうだ。スーパーの食品売り場の前を通ったら鰻の蒲焼が山のように売っていた。そっぽを向いて足早にスルー。
私、食べ物の好き嫌いは殆どないのに、鰻だけはダメなのです。
ならば穴子も鱧も？と言われることが多いけれど、そちらは大好き。鰻の匂いと味ががしないから。嫌い、と言うと驚く人が多い。でも、私は他に嫌いなものはないから、日常的に困ることはない。

という日、暑いし、昨日の疲れもあって家で漫然と高校野球の地方予選を見て過ごした。
落ち着かない日々は、いつまで続くのだろう？

暑くなる暑くなるぞと朝鴉　　KUMI

青空

天気　晴

久しぶりにいちめんの青空と遠くに入道雲、という夏の風景になった。
今日は、姉関連のお出かけで、写真は小田急線の車内から、多摩川を渡るときの風景。
気温は31℃くらいあったらしい。でも、あまり湿度は高くなかったから、歩きまわってもさほど苦痛ではないはずが・・区役所の出張所へ行く途中で息切れがひどくなった。昼休みに入ってしまうので、その前に行かなくちゃ、と急いだせいもあったろうか。
窓口の人に「大丈夫ですか」といたわられた。器械で動かす心臓は、時々自分の思うようにいかないことがある。車で言えば、ギアチェンジがなかなか出来ない感じ。

日没のあと、ちょうど7時の空に富士山がうっすらと見えて、何よりの慰めになった。


梅雨明け10日、と言う。それを待って漬けた梅を干すのが毎年のことだったけれど、今年は漬ける余裕がなかった。もっとも、今年はからりとした晴天は続かないらしいので、諦めがつく。

魚屋のからのトロ箱片かげり　 KUMI

やっと梅雨明け

天気　曇のち晴

やっと、関東甲信の梅雨が明けた。昼のニュースで聞いてほんんとに？と思ったが、夕方には久しぶりに・・何日ぶり？・・雲のない空が目いっぱいに広がった。富士山が見えないので、梅雨明けの実感はないけれど。

午後はJ:COMのＴＶ受像機を新しくする工事、ついでにタブレットも借りることにして、WiFiも入れてくれた。我が家は、以前からTVもパソコンも電話も全部J:COM。集合住宅で一括して保守点検をするので、利用料金が今度から安くなるという。某大手会社よりも災害時には弱い、と言われるけれど、面倒がないしサービスが良いので気に入っている。
新しくして便利になるはずなのに、色々説明を受けても、何だか設定が難しくてタブレットはまだ？？状態だ。新しいことに慣れるにはとにかく時間がかかる。

で、スマホでは「対応しません」とダウンロードを拒否されたポケモンgoを、タブレットで試しにダウンロードしてみたら、簡単に入った。
スマホでは、歩きながら画面を見ても、老眼鏡がないと殆ど見えない。でも、タブレットならいつもの「外出用眼鏡」で見える。
タブレットでポケモンを追いかけていたオジサンを公園で見かけたけれど、私にはちょっと勇気がいりそうだ。

夕暮の空の広さや梅雨明くる　　KUMI

吟行句会・明治大学生田校舎

天気　曇一時晴

久しぶりに吟行句会へ参加出来た。束の間、久しぶりに青空も。

話は昨日に遡り・・神奈川の障害者施設での大量殺害事件。
朝から、あまりのショックで、昨日は一日気分が悪かった。午前中は眼科での検査。疲れる検査ではないのに疲労困憊。俳句なんてとうとう作れなかった。

で、今日はそれを振り切って吟行へ行き、助けられた気分。
いつもの生田緑地の続きにある明治大学の理工学部と農学部の敷地内での吟行、句会場の大学関連の施設を使わせてもらって、楽しい一日だった。
でも・・最初に行ったのは、敷地内にある戦中の陸軍の「研究所」


あまり楽しい施設ではない、日本陸軍の負の遺産を、大学が資料館として残している。
詳しくは書かないが、ともかく、戦争の罪を知ることが出来る。資料館の裏には、防空壕や弾薬庫も残されている。

弾薬庫跡へ夏草かき分けて　　KUMI

大学も夏休みかと思いきや、今は夏休み前の試験時期なのだという。でも・・そんな学生が呑気に見えて。昼休み、ポケモンgoに夢中になっている群れにも出逢った。広いキャンパスにはポケモンが居るらしく。試験中ではないの？　
それを眺めていたら、大学生に怒られそうな句が出来てしまった。

悩みなきやうな若者ばかり夏　　KUMI　



キャンパスの中央あたりに綺麗な芝生の広場があり、そこに冒険家・植村直己氏の功績をたたえるモニュメントが建てられている。峰をかたどったふたつの石組みが美しい。


植村氏はここの農学部の出身なのだ。そして、私と同年の生まれ。同い年、ということは以前から知ってはいたものの、あまりにも若くして山から帰らなくなった氏に較べ、なんと私は長く生きてきたことか・・と思ってしまった。しばらく、そばのベンチでみんみんの蝉時雨を浴びていた。
今日いちばんの句が作れて、植村氏に感謝。

彼は逝き吾は永らへ蝉時雨　　KUMI