KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

紅い花

2016年02月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち一時雨・晴

昨日二月のカレンダーを破いたら、あら、今年は二十九日まであった、と気づいた。
ということは四年後は東京オリンピック? そんなことを考える余裕もなくなった。

暖かくなる、というのに午前中は風が寒く、午後には雨も降り南風も吹いたらしいけれど、予報のように四月上旬並み、というにはほど遠かったような。
家の周りの椿が次々と咲いて、私の好きな絞りの紅い花も大分咲いてきた。ちょうど写真に良い位置に咲いたのでやっと一枚。

午後は荒れた天候になる、というので午前のうちに、金曜日に臨時休診だった内科へ行った。
その帰路に通る公営住宅の端の鉄柵から、何か大きな紅い花が見えた。何だろう?と近づいてみると・・


大きなポピーの花。
何で今頃?と不思議。わざわざ種を蒔いた訳ではなく、種が飛んできたのだろう。そういえば歩道のプランターに去年、ポピーを咲かせていた。「芥子粒」というくらい軽い種だから飛んでいってそこに芽を出したのだろう。日当たりの良い場所なので、早めに咲いてしまったのかも。ちょっと楽しいものを発見出来た。

二月二十九日思ふは四年のち  KUMI
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久しぶりのカメラ

2016年02月28日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

今日は珍しく何もない日。まだ寒いけれど、こういう時に気晴らしの花の写真でも撮らないと・・と、ようやくカメラを持参して散歩に出た。近写はスマホで充分でも、遠い枝に咲く花無理なのでやっぱり一眼はありがたい。

紅梅・白梅、公園にはすっかり咲き揃っていて。当たり前、もう2月も終わり。




我が家から、道の向こうの辛夷の咲いているのが見える。でも公園の辛夷の大木はまだまだ咲いていなかった。その替わり、木蓮がもう蕾を膨らませていた。


今日の収穫は、山茱萸の花。まだ咲いてはいなかったけれど、春の灯りのようだ。


公園の隅のまだ小さな河津桜、もう盛りを過ぎていた。




久しぶりのカメラ、古いから(友達から譲っていただいたもの、文句は言えない)手ブレ機能はついていない。シャッターを押すのには「レントゲン撮影」・・以前、友人に教わった技術。つまりは息を止めて。
これ、以前は何とも思わずにしていたことなのに、めえちゃん入れてからは結構きつい。息切れがしてしまう。器械に心臓を任せる、というのはこういうことなのか、と思った。
スーパーへ回り、5000歩の散歩。

武蔵野の風の息吹の花こぶし  KUMI
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え、休診・・

2016年02月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

朝、久しぶりに富士山が輝いていた。
今日が寒波の底なのだという。富士山の真冬の姿も、これが最後かも・・とカメラを出した。
これからは、雪が少しづつ少なくなり、霞にぼんやりすることが多くなる。

午後は内科の月1回の通院日。
と、当たり前にいつものように駅一つ乗って行ってみたら・・え!「午後は休診」ですって。
今月の休診日は先月の通院時に確認していたのに、なぜか今日の午後だけいつの間ににか臨時休診。明日は姉の病院へ行く約束をしてあるし、薬、残っているかな?と心配になった。
仕方なく、駅ビルでちょっと買い物でも、と思ったら、お目当ての店のある階は改修工事中。
風の寒い日で、駅前の都立庭園に寄る気分にもならず。

という日になって少し買い物をして帰宅すると、家の表通りで沈丁花の香りが。


いつも裏ばかり通るので、こんなに咲いていたとは知らなかった。

薬の数を数えたら、切れては困る降圧剤は明後日の分まであった。良かった、これで、内科は月曜に行けば良い。

人来ねば沈丁の香にかがみけり  KUMI

(ほんとは、スマホ写真のために屈んだのだけれど・・俳句は嘘も方便)
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良い結果?

2016年02月25日 | 病気のこと
天気 曇

今日も寒い。でも、先週の検査結果を聞きに、今日は病院の予約が早いので9時前に家を出た。今日明日と通院日なので三日間は、入院患者の件は忘れることにした。何かあれば病院から連絡があるだろうし、考え始めたら押しつぶされそうになる。

で、結果は・・心配された心房細動は出現していなかった。
その替わりに、期外収縮(不整脈)からくる頻脈があったと。結果が良かったのか悪かったのか解らない。
ホルター装着時にそれの現れたのが、朝食を終えて朝ドラを見よう、という時間で、まだ食卓でお茶を飲んでいる一番くつろいだ頃のこと。確かに最近、静かに家に居るとき、脈が急に早くなってしまい少し息苦しいような息切れのような、ということがある。私は、めえちゃんが旨く作動していない?などと思っていたけれど。やっぱり心房の方の問題だった。

ともあれ、今すぐにどうということはないようで。でも、三ケ月後にまた検査することになった。あ~あ。
「先生、ストレスは良くないでしょうか」と訊いてみた。
「よくないですね。出来れば避けた方が・・」
って、もう一生避けられないストレスを背負わされている。やっぱり、寿命を縮めるのは姉の存在になるかもしれない。でも逃げられぬ。

それでも、病院の往復に咲く椿に癒された。以前は椿をあまり好きではなかったけれど、この数年は咲くのが楽しみになってきた。トシとともに花の趣向も変るのかも。

そうそう、昨夜遅く雪がちょっと降り、朝、まだ残っていた。病院近くの生垣はまだ白かった。


楽しめるものは、少しでも楽しんでおかなくては。

遠くから見えて椿の真くれなゐ  KUMI
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吟行句会・生田緑地

2016年02月24日 | 俳句
天気 曇

気分転換も必要。看取りはちょっと脇に置いて、いつもの吟行句会には出かけることにした。
俳句ムードになれるかどうか、と心配もあったけれど、民家園のお雛様を見たら何とかなりそう・・と。

しかし、ともかく寒かった。現地に到着して歩き慣れた民家園に入ったものの、寒くて、いつものように縁側に坐って句作などとんでもない。この冬こんなに寒さを感じたのは初めてだった。緑地には梅林もある。多分見頃、と思っても、坂道を上がる元気もなければ寒さに耐える忍耐力も失せてしまった。こんな寒さで春の句なんて作れるの? それに、風邪をひいたら大変なので、無理はしないと決めた。
寒戻る、冴返る、余寒、などなどそんな季語しか浮かばない。

ということで、お雛様の句だけはまともに出来たので、あとは、句会場近くのカフェに飛びこんでの句作。ようやく10句だけ作れた。
でも、いつものように句会を楽しめて、少し元気が出たかな?と。

雛段を飾った古民家は2戸あって、どちらも昭和の初期のものと思われ、子供の頃に家に飾っていた雛に似ていた。昭和5年生まれの長姉の誕生のとき、父の実家から送られたという五段飾りは、田舎の商家出身の父でなくては持てないものだったろう。
そのお雛さまも、引っ越しが続いたりきちんと継ぐ人が居なかったりで、私が大人になったときは失せてしまった。それこそ、もったいない・・である。
暗くて寒い畳の部屋に上がり込んで、しばらくお雛様を楽しんだ。

古りてなほ眼きりりと内裏雛  KUMI
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