天気 曇がち
昨夜は仲秋の名月、だったけれど・・ここから見える時間帯は限られていて、夕方から雲が多いし見えそうもない、と思っていた。案の定、見える時間の9時には暗い空しか見えなくて。
以前のマンションでは部屋を出て裏の外廊下へ出れば目の前に・・という環境だったので、ま、仕方なし。私はあまり月には執着がない。
写真は、散歩道での10年以上前のもの。そういえば、今年は薄の成長も悪くて、薄の名所でもある箱根・仙石原では名物の「銀の波」がまだまだ見られないのだそうだ。最近の自然の営みはどんどんジョウシキから外れていく。夏の暑さの戻ったまま、明日からは10月。どう考えても10月は秋なのに、今朝も寝汗びっしょりで目が覚めた。
私は「最後まで自分の足で歩く」を目指していて、とにかく車椅子にお世話になる期間を出来る限り短く・・と思っている。で、そのために、寝る前に転倒防止のストレッチをしている。コロナ隔離でも体調悪い中で目眩を我慢しながら片足立ちのストレッチなどしていたが・・どうも無理をしたらしく右足の太ももが痛くなってしまった。あまり無理はしなかったつもりでも、外を歩けない焦りもあって、私にはちょっと難しい「技」をやっていたらしい。先生代りのYouTubeには、高齢者向きのストレッチ、とあるけれど。
周りでは、館内で転倒し、歩行器から車椅子使用になる人が後を絶たない。足が上がらず、足の運びが悪いのだ。いわゆる「足のもつれ」という現象が起きるらしい。館内には段差など殆どないので躓く場所はないにも関わらず・・転倒して圧迫骨折、ということになり、歩けなくなる。入所者は平均年齢90歳だから仕方ない、と言えばそうだけれど・・
歩行器も杖もまだ不要な自分は転倒しない、と信じることにして・・暫くは足のストレッチを休んで猫背を少しでも伸ばすか・・と鏡を見たら、結構な猫背になっている。肩甲骨を広げるストレッチはしていても効果なし?
私は右胸は乳がんの手術でちょっと凹んでいるし左胸はペースメーカーという器械が装着されているし、上半身のバランスは良くない。おまけに、左肩には負荷をあまりかけてはいけない、と言われている。それを差し引いても猫がいつの間にか私の背中を襲ってきていた。太極拳を始めた60歳の頃、先生に「姿勢がいいですね」と褒められたというのに・・乳がんの前だったし。
食堂で観察したが、私より姿勢の良い人はあまり居ないようだ。でも、殆どの人は私の「先輩」なので人を見て安心してはいけない。
一度だけYouTubeで見た「お腹引っ込ませ運動」を朧げに思い出した。一度だけ見たショート動画だった。呼吸は止めずにお腹を引っ込ませると背筋が伸びる、肩甲骨を開くばかりでは丸くなった肩は治らない・・というような話を動画の主の理学療法士?は言っていた。もう一度見ようと思ったけれど、ショート動画だったのでどこにあるやら?
呼吸しながらお腹を引っ込める・・腹筋の運動にも良いかも。お腹の肉なんて、私にはもう全くないけれど。
カーテンを揺する風あり九月尽 KUMI