天気 晴
写真は、前回の続きの、東京に「大雪」の積もった時のもの。この時は関東平野にかなり降った「南岸低気圧」なるカタチの天気図の雪だった。それでも、JRが止まってしまい、学校の教師が出勤出来なくなったようで、小学校は臨時休校したらしい。下の写真は小学校に近い都立公園のスロープだが、学校の校庭は雪合戦会場となってた。教師は不足していたが、登校の生徒は受け入れていたようだった。
雪には強い装備はいつもしいていたので、一回り、散歩に出た。しっかりした雪靴でないと歩けないくらいの雪だった。
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今回の大寒波は完全に日本海側へ居座るかたち。申し訳ないが関東平野は楽なもの。テレビ画面の降雪風景を見ているだけでも息苦しくなる。あの雪の中に暮す人たち、家も暮らしも押しつぶされてしまわないか、と心配だ。
で、私はというと、先週の寒波の気圧変化に体が着いていけず、生きているのが精一杯・・というような毎日だった。目眩動悸息切れ、何をやってもすっきりせず、それでも食欲だけはあるので何とか生きていたような・・パソコンなんてもってのほか。
で、今回のウルトラ級寒波になったらどうなるか、と思ったが、気圧はそれなりに安定しているのか、久しぶりにパソコンの作業をする気分になれた。
っ天気予報士の解説では、北極の氷が融けていて、それが蒸発して「大雪を作る雲になる」と、理屈を単純化するとそういうことらしい。もう半世紀近く前に、週刊誌で読んだ「氷河期が再来する」という記事を思い出す。地球温暖化で氷河が融け始めている事実が、問題視されるようになった時期だ。私は昔からお天気オタクっぽい所があったので、とても興味があった。
温暖化で地球の気温が上がる、ということはいずれは再び氷河期が地球に訪れる、ということ。
あの記事を読んだときは、そんなの遠い未来の話、面白い記事として読み飛ばしていた。でも、この大寒波はこれからも毎年来るだろう、という天気予報士の昨夜の話に、それこそゾッと寒くなってきた。
走り根を洗ふ勢ひの雪解け川 KUMI