湯治の話。増冨温泉は、秋田の玉川温泉・鳥取の三朝温泉と並ぶラドンのの噴出する温泉で、がん患者などに効果のあることで知られている。玉川温泉ほどの規模ではないけれど、湯治の人がとても多かった。旅館の名前はあまり出したりしない私も、今回は、かなり好印象だったので(幾つか苦情も言いたいけれど)敢えて書くことにした。
真面目に湯治、とはいえ、何といっても食事の支度から解放されるのがこんなに嬉しかったとは・・食べるためならさほど面倒、と思わなかった私も、さすがにこの数年はだんだん苦痛になってきた。朝食が終わると昼食を考え、昼食が終わると夕食を考え・・
やはり、トシをとるということは、台所仕事から面倒になるのかもしれない、と今回はつくづく。
さて、湯治の宿は、食事もとても配慮されていて、板前の工夫が感じられた。味付けを濃くして食べてもらおう、という旅館の量の多い食事が苦手な私も食べ終わっても喉が渇かなかった。量も、ほどほどの感じで普通の人なら完食できる。私は、残していいものは残すことにした・・何しろ少食です。
写真は、二日目の夕食と朝食。食事の写真はとっても苦手で、スマホの場合は立ち上がって上から撮らなければならない、と痛感した。手前の前菜ばかりが大きく写ってしまう。
朝食を食べ終わて少し休んだら入浴。浴槽は二つあって、一つは真湯(真水のお湯)で、そこに漬かって数分体を温め、次にラジウム湯に入る。湯温は30℃以下なので、入るときは水風呂のように感じるけれど数分経つとじわ~と暖まってくる。そこに10分。また、真湯に数分、ラジウム湯に10分・・と、三回繰り返す。
それを、午後と夕食後と。三回。
到着した日に女将の上のような指導のとおりに入ったら、ひどく疲れてしまった。
温泉の成分が強すぎて、慣れなかったせいだろう。なので、翌日からは、少し手抜き。一日置きに男女で浴室を替えるので、サウナのようにラジウムの蒸気の出る浴室もあった。ここは熱いので5分が限度だったが、効果抜群のように思えた。
ここのお湯ラジウムはラドンが含まれていて、他の成分はナトリウム塩化物。ナトリウム塩化物泉は、東京の黒っぽい温泉にも含まれていて、肌にとてもよく、入り過ぎても荒れることがないので安心できる。私は、硫黄成分の多い温泉は、肌に合わない。それを知ってからは、温泉へ行くときは必ず泉質を見ることにしている。
疲れたら昼寝をするのが最適、と言われていて、二日目にうっかり昼寝をしてしまったら・・昼寝嫌いの私は、そのあとの気分が良くないので、やめた。
外へ散歩に出ても、山奥の湯治場、何もない。窓から見えるのは緑の木々ばかり。窓の下を沢が流れていて、時々キセキレイの声がした。河鹿が鳴いている。
ということで、ちょっと外へ散歩に出たものの、何もない。カメラの対象になるものは・・
キセキレイを撮ろうとしたら、逃げられた。
でも、逃げないものが居た。
土産物屋の猫? 妙に馴れ馴れしかった。
そして、今年初めて見たのが・・
親子の居るところを狙って撮ったけれど、暗くて旨く写らなかった。
温泉の効果は、来月の夫の検査結果を待つしかない。効果があれば、また行きたい。
今のところ、私に良かったのは、冬以来悩まされていた、肌の「老人性アトピー」が治ったこと。
耳鳴り眩暈の気象病は、相変わらずだ。昨日は台風が近づいていて気圧が下がり、帰宅してから今日まであまり気分は良くならない。これは、梅雨が終わらないと無理?
二日目の湯治の宿の夕河鹿 KUMI
真面目に湯治、とはいえ、何といっても食事の支度から解放されるのがこんなに嬉しかったとは・・食べるためならさほど面倒、と思わなかった私も、さすがにこの数年はだんだん苦痛になってきた。朝食が終わると昼食を考え、昼食が終わると夕食を考え・・
やはり、トシをとるということは、台所仕事から面倒になるのかもしれない、と今回はつくづく。
さて、湯治の宿は、食事もとても配慮されていて、板前の工夫が感じられた。味付けを濃くして食べてもらおう、という旅館の量の多い食事が苦手な私も食べ終わっても喉が渇かなかった。量も、ほどほどの感じで普通の人なら完食できる。私は、残していいものは残すことにした・・何しろ少食です。
写真は、二日目の夕食と朝食。食事の写真はとっても苦手で、スマホの場合は立ち上がって上から撮らなければならない、と痛感した。手前の前菜ばかりが大きく写ってしまう。
朝食を食べ終わて少し休んだら入浴。浴槽は二つあって、一つは真湯(真水のお湯)で、そこに漬かって数分体を温め、次にラジウム湯に入る。湯温は30℃以下なので、入るときは水風呂のように感じるけれど数分経つとじわ~と暖まってくる。そこに10分。また、真湯に数分、ラジウム湯に10分・・と、三回繰り返す。
それを、午後と夕食後と。三回。
到着した日に女将の上のような指導のとおりに入ったら、ひどく疲れてしまった。
温泉の成分が強すぎて、慣れなかったせいだろう。なので、翌日からは、少し手抜き。一日置きに男女で浴室を替えるので、サウナのようにラジウムの蒸気の出る浴室もあった。ここは熱いので5分が限度だったが、効果抜群のように思えた。
ここのお湯ラジウムはラドンが含まれていて、他の成分はナトリウム塩化物。ナトリウム塩化物泉は、東京の黒っぽい温泉にも含まれていて、肌にとてもよく、入り過ぎても荒れることがないので安心できる。私は、硫黄成分の多い温泉は、肌に合わない。それを知ってからは、温泉へ行くときは必ず泉質を見ることにしている。
疲れたら昼寝をするのが最適、と言われていて、二日目にうっかり昼寝をしてしまったら・・昼寝嫌いの私は、そのあとの気分が良くないので、やめた。
外へ散歩に出ても、山奥の湯治場、何もない。窓から見えるのは緑の木々ばかり。窓の下を沢が流れていて、時々キセキレイの声がした。河鹿が鳴いている。
ということで、ちょっと外へ散歩に出たものの、何もない。カメラの対象になるものは・・
キセキレイを撮ろうとしたら、逃げられた。
でも、逃げないものが居た。
土産物屋の猫? 妙に馴れ馴れしかった。
そして、今年初めて見たのが・・
親子の居るところを狙って撮ったけれど、暗くて旨く写らなかった。
温泉の効果は、来月の夫の検査結果を待つしかない。効果があれば、また行きたい。
今のところ、私に良かったのは、冬以来悩まされていた、肌の「老人性アトピー」が治ったこと。
耳鳴り眩暈の気象病は、相変わらずだ。昨日は台風が近づいていて気圧が下がり、帰宅してから今日まであまり気分は良くならない。これは、梅雨が終わらないと無理?
二日目の湯治の宿の夕河鹿 KUMI