KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

春の嵐

2012年03月31日 | 暮らしのつぶやき
天気 強風・雨、夕方から曇

昨日の風はまあまあの春の風だった。が、今日は春の嵐。台風並の荒れようで、危ないのでベランダの干し竿を下した。午前、雨の来ないうちに用足しにスーパーまで行ったら、駅前のビル風で身動き出来なくなった。下手に歩いたら軽量なので飛ばされる。
午後は無論家に籠って外を眺めていた。窓から見える辛夷の木、昨日はまだ咲いていなかったのに徐々に咲いていくのが解った。手前のピンクの梅も、満開になった。

3月はもう終わる。ようやく桜が都心では開花宣言。こちらは、入学式の頃には見られるようになるだろうか。

雨風の荒れて三月終りけり KUMI
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春の風

2012年03月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がち

ようやく春の気分になれる気温になったものの、春先につきものは風。それでも、夜に暖房不要の陽気はありがたい。

夫のことが一段落、さて私の方の通院の一日になった。
午前、月1回の眼科通院。朝から花粉症の眼の痒みが最高潮に達し・・点眼薬もあまり効かない。よく効くアレルギーの点眼薬は、あまり使い過ぎると緑内障の症状を悪くするとかで、一日一回に抑えている。それでもふつうの年よりは今年はマシな方だ。
「痒くても手でこすったりしませんように」と、ドクターには子供に言うような忠告が。ハイ、気を付けます。

帰宅して、今月の句の整理を・・とノートと歳時記を開いたら睡魔が襲ってきた。暖かくなった一昨日から、昼間はこの睡魔に悩まされる。一昨日は句会の最中にあくびの連続。昨日は夫に同行した病院の待合室で居眠りが出て。
結局、句の整理なぞ手につかずに午後は内科へ先週の血液・尿検査の結果を聞きに出かけた。春の風が強くなるばかりで、歩いて行きたかったのを諦めた。
検査の結果は悪いということもなく・・いつものように尿潜血が+1。これは10年も続いている。他の数値に問題はないから、と、またもや「経過観察」で終わった。
それにしても体脂肪が低すぎる。

春眠や瞼に海の色あふれ KUMI
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ひとまず安心

2012年03月29日 | 病気のこと
天気 晴

夫の術後の生体検査の結果を聞きに行く日。
万一に備えて・・結果が悪かったら二人で聞いた方が聞きもらしもないし・・同行した。
結果、がんとも言えない段階だったので、リンパ・その他への転移ナシ、となった。良かった~~
あと1ヶ月くらい傷の治るのを待つだけ、それまで多少の食事制限などあるが暮らしには支障がない。ほっとした。手術が無事に終わり退院すると「良かったですね、おめでとう」などと言うけれど、がんの場合は、この術後生検の結果が解らないと「良かった」「悪かった」の判断が出来ない。多くのがんの場合、ここから治療が始まる。
ともかく、夫の場合は0期にもならないがんだったということで。見つけて早めに手術してくれたドクターに感謝。言うことはちょっと厳しいドクターではあるけれど。

病院への往復の道、辛夷がようやく咲き始めた。いつもの年より半月以上も遅い。
一気に春、とはいかないようだ。(写真は去年のもの)


咲き初めて辛夷は遠き雲の色 KUMI
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勉強句会・最終日

2012年03月28日 | 俳句
天気 晴のち一時雨

ようやく日差しが春になった。
新百合ヶ丘でずっと続けていた、青邨・杏子という師系の句集の勉強と席題の句会も今日が最後。といってもこの後は別のかたちでネットでの勉強を続けることになっている。
今日も午後は席題の句会。桜も咲かない今、吟行しないでの春の季語に想像力が湧かずどうにも苦戦した。

1回目の席題 初桜・春宵・風光る・亀鳴く・浅蜊・春の星・わかさぎ・腰・蚕
2回目の席題 春休み・逃水・山葵・春の馬・山笑ふ 
1回目は時間約1時間半で句数は自由。平均10句くらい出ていた。2回目は30分で5句。

句会の最後のころになってど~んと雷が。あっという間に空気がまた冬に戻ってしまい、薄いコートで出かけたので帰りはちょっと寒かった。

このところ、思ったように句が作れなくて・・夫の入院などあって仕方ないとも言えるが・・先日の月例会でもゼロの成績だったし、と落ち込んで帰宅。
結社誌の4月号が届いていた。昨日届いたのかもしれないが、郵便受けは1階にあるので、時々見に行くのを忘れる。開いてみたら、珍しく4句欄のトップに私の句があった。最近は4句、と思うと巻頭になっていたりするのが、3句欄が殆ど。主宰の選は厳しくて、会員の多い東京でも4句をとってもらえるのは10人とは居ない。
少しほっとした。あまり自信のない句でもとってもらえた安心感。
このあとも句会・吟行句会が続く。頑張ろう、という気持になれた。

逃水や橋のむかうは上州路  KUMI
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小さなコンサート

2012年03月27日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

声楽家の句友のコンサートが自由学園明日館講堂で行われた。
池袋には始終行くのに、明日館へは行ったことがなかった。俳句の縁でもないと見過ごしたまま一生を終えてしまったろう。明日館は国の重要文化財、大正時代の古き良き西洋の美しさがある。母が、なぜか羽仁もと子に心酔していて我が家にはいつも「婦人の友」があったことも懐かしい。それにしても、仏教徒の母がなぜ自由学園のありように憧れたのだろう?
写真は、明日館。コンサート会場の行動は道を隔てたところにあった。




およそ芸術とは無縁に生きてきた私が、音楽や絵画などに関係した人と知り合いとなれるのも俳句のおかげ。彼女はドイツ在住で、世界で活躍してきた方。最近は寒い半年をドイツ人のご主人と東京へ帰ってきて、春にはあちらへ帰る、という暮らしをされている。
日本の知人へのコンサートは、ドイツの歌曲と日本の歌、そして主宰の俳句に曲をつけたものとを歌い上げた。私と同年代、とは思えない澄み切った彼女の歌声に魅せられた時間を過ごした。

清らなる歌声さくら咲けとこそ KUMI
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