KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

二月尽

2023年02月28日 | 俳句
天気 晴

2月は翼が生えている・・とどこかで聞いたけれど、本当にあっという間に3月になる。ともあれ、寒さから早く解放されたい・昔は冬も嫌いではなかったのに。
上は辛夷の蕾、そして沈丁花の蕾。

これは今日も見てきたが、もう香りがしていた。春ですねえ。

今日こそは暖かくなっているというので必要な買い物があって、出かけてみた。南風が「そよ風」とはいかず少し強めで、ベンチに坐りゆっくりしたくなる春らしさではなかった。それでも、指が冷えて真っ白になる(レイノー現象)こともなくて助かった。
指の治療、1本が2本になり包帯が今までの倍は必要。先日買った分では足りなくなりそうで、それを買うのが目的。あとは、今まで寒さに負けて行かなかったコンビニまで足を延した。今日の夜食用に何か美味しいコンビニスィーツ・・「焼きりんご」というのがあったので買ってみる。中身がよくわからない。ま、りんごなら妙なお菓子ではないから大丈夫だろう。コンビニのお菓子は楽しい。ケーキ屋で1個だけ買うのは勇気がいるし、日持ちのしないものが殆ど。和菓子なら冷凍出来るが、洋菓子はそうもいかないものが多い。さて今夜の楽しみ。

梅干しがなくなったので帰路にはそれを買いながら、地元産を売る八百屋で、地元産の苺を買った。


高級苺はスーパーへ行かないと・・でも、今日は用がない。駅の北側の〇〇農園の苺、朝採りなので間違いない新鮮さ、スカイベリーも売っていたけれど、食べてみないと味が解らないので、その半値の「普通に小さなとちおとめ」を買ってきた。
今の苺は甘さと大きさを競うようになってしまった。酸っぱい味の苦手な私も、ついつい甘い果物を「美味しい」と言ってしまったり。でも、このとちおとめ、ちょっと酸っぱくても甘さをはっきり主張しています。以前は、これが本物の苺だったと知らされた。とはいえ、最近は甘い苺ばかり食べている私にはちょっとキビシイかも。明日は蜂蜜入りヨーグルトで食べよう。

昨日は3人でのLine句会だった。スマホを薬指1本で入力するのはやはり時間がかかるし、疲れる。句会は何とかこなしたものの、薬指が攣ってしまい、選んだ句の評を書く気力がなくなった。さて、これから書かなくては。
昨日の私の1句。(席題・天)

あたたかし口紅ほのと伎芸天  KUMI
 
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「クロスドミナンス」かも?

2023年02月26日 | 俳句
天気 晴

雪の風景はなかなか見つからなかった塗り絵。

朝、富士山の左に丹沢山塊に新しい雪が塗されたように積もっていた。日差しが暖かそうでも、昨日のように騙されないぞ、と籠ることを決意。朝食のあと、朝一番でシャワーを浴び、目眩が昨日よりもひどいのでシャワーだけにした。浴室の暖房を強くして20分くらいするとどんなに寒い日でも、脱衣室まで暖まる。ヒートショックにはまず関係なし。
部屋のすぐそばの上、私以外の人は利用しない浴室なので自分のペースで使えるのが有難い。

「両利き」のことを知らなかったので先日、少し調べてここに書いてみた。私は「両利き」などという天才気質ではない、と解り、じゃあ私は何なの?と思って調べたら、「クロスドミナンス」という言葉が出てきた。
個別のことだけ、利き手を替える・・つまり、野球選手が右投げ左打ちになるようなもので、意図的に、左で文字を書けるようにして右で電卓を打つような・・。あ、私はこれだったかも。
訓練して利き手の反対側の手を使えるようにするのだそうだ。子供の時からさせると、脳の活性化になる。
でも私は自分で訓練したことはない。思い当たるのは、「食べ物を扱う器具は、箸のように右手で使うこと」という固定観念があって私は育った。左手で食べるなんて、考えたこともなかったに違いない。フォークもスプーンも箸と同じ器具。でも、高校生の時に「洋食のマナー」を家庭科だったかで実習があった。その時、フォークなるものは左手で使うべし、と教わり、ご飯をフォークの背に乗せて食べる、なんていう今思うと馬鹿げたことを正式の作法として教わった。それでもあまり苦にならず、フォークは左手で使うことで定着してしまったようだ。ついでのスプーンも左手の方が面倒がない、と思うようになったのかもしれない。
高校卒業以後は、スパゲティもカレーライスも左手で食べていた気がする。洋食なので同行の人に咎められたことはない。
歯磨きに関しては、右手を使った記憶がない。成人するまで、他の人が右手を使うことすら知らなかった・・呑気。
親から教わっていないことなので(姉たちの見様見真似?)最初から左だったのかも。急須はいつから左になったのだろう?若いころに「お茶汲み」させられていた時期には急須を右手で使っていたように思う。でも今は、お茶も珈琲も左でお湯を注ぐ。右ではこぼしそうで怖い。なので柄付きの急須は使い難くて自分では買ったことがない。そういえばドアの開閉も、左手。冷蔵庫なんぞ、いつも右開きを買っていて、左手で開けて右手で必要な食品を出せるので便利だった。今は使う頻度が少ないけれど左開き冷蔵庫なので不便な思いをしている。

あれこれ考えると、右手でなければ、という方が多いものの、右手と左手と、分別出来る。カップを持つように両方ですること、もあるけれど。
やっぱり、クロスドミナンス、が私に一番近いようだ。意識して訓練した訳ではないけれど。
右手にペン、左手に電卓、という仕事を出来て、人生で少しは人よりも得をした・・と思いたい。

暮れてなほ光を残す斑雪山   KUMI
     (斑雪=はだれ) 
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春よ来い

2023年02月25日 | 俳句
天気 晴のち曇
昔の写真です。こんな梅の写真ばかりたくさんある。梅の時期は廻りが寂しいので、いかに梅の花だけで見せる写真にするか・・しか考えなかった頃のもの。


今朝の富士山。何となく春めいた空気の向こう側に見えていた。

この富士山に騙され、今日は気温も高めというから暖かいだろう、と思って10時頃にスーパーへ出かけてみた。暖かければ少し足も延ばせるかな、と思いつつ。
予想を裏切られた。風が思いのほか冷たくて、手袋をしていてもあっと言う間にレイノー現象の発作、指先は真っ白になり。すぐに痺れを通り越して痛くなった。今日に限ってポケットにホ〇ロンを忘れていた。
慌てて必要な買い物を済ませ、でも帰り際に陳列したばかりの苺は買えた。今日は「あまおう」がいちばん美味しそうだった。眼鏡と並べたら、レンズより大きいくらい。今日の贅沢。


苺にはすでに春でも、やはり、私にとっての春はまだまだ。

カフェの香もパン焼くる香も冴え返る  KUMI
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愚痴を言いたくなる日

2023年02月24日 | 俳句
天気 曇

何だか苦労して何日もかかった塗り絵。何日も没頭した訳ではない、楽しくなかったので、気の向いたときにちょっと開く程度だった。出来上がったらクリスマスの風景と解り、がっかり。

月2回の訪問医の来る日。朝、倒れそうな目眩に襲われた。一度だけグラっとしたが床に座って薬の整理をしていたので、倒れることはなかった。でも、ここへ入所してからは初めてかも。すぐに血圧を測ったが112-80,不整脈なし。ペースメーカーを入れる前はほんとに失神したこともあったので、もしかして器械が故障してる? そんなことないか、先月点検したばかりだ。
とにかく、午後にはドクターの往診日でもあるし。
と、午前中はフラフラ状態で過ごし、それでも昼食摂ったら少し元気が出て。で、今月から替わった女医さん、初めての先月は湿疹の出来たところなど診てくれた。それは薬を塗ったら数日で解決したし、皮膚科も兼ねているとかで信頼できそう、と思ったのに・・
「どこが辛いですか?」と訊くので、今一番困っているのは右手の指。人差し指が腫れてきたし。と、包帯とってチラと見せたのに良く見ないで「塗り薬、ありましたよね」「はい」

あとは、胸に聴診器を当ててお終い。今朝のことを知っている看護師も今年来たばかりの人で、私のフォローをしてくれなかった。
そりゃ、大病院の患者だからなんだかんだと細かい指導は出来なくても、日常生活上の注意とか患者の現状とか、知って欲しいことはいっぱいある。
そのために、病院の検査データとか貰っているのだし。昨日からイレウスの後遺症だかなんだか、お腹が変にチクチク痛むのが気になって仕方ない。消化器外科はもう定期的な通院はないので、次に行くのは再発という最悪の時だ。何か知恵があったら安心材料が欲しかったのに。

と、ブツブツ愚痴言ったって始まりません。
こんなにいっぱい病気持っていたら、ドクターも困るのかも。次に病院へ行くまでの間のことは自分で考えなくちゃ。でもねえ、病院は「地域で暮らしている時はかかりつけ医に相談を」という方針なのだ。訪問診療医の活躍は、患者が動けなくなった時から? 私はまだ歩けるからねえ。

老いたるよ膝へころがる雛あられ   KUMI



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富士山の日2.23天皇誕生日

2023年02月23日 | 俳句
天気 晴

昨日は2.22でにゃんにゃんにゃんの日、なんてちょっと面白くないダジャレ。
でも、今日の「富士山の日」は解り易い。それに、今頃がいちばん積雪量も多くて美しい。写真は7年前の2月、富士山に近い忍野村のそばやの庭で撮ったもの。目いっぱいのズームアップ。雪の降った翌日で、頂上あたりの雪煙が寒そうだった。
今日はこちらから、すっきりとは見えなかった。

先日、後輩の持参した紅梅、室温が高いので散り始めたら早いこと。今朝は置いてあるだけで床に散り始めた。慌ててベランダへ散らせようと手にしたら間に合わなくて部屋中に花吹雪。残りは写真の通り。

掃除器はスティック型のものを持ってきてあるので、室内は何とか花びらを掃除したが、それだけで疲れた。体力の低下の早いこと。

さて、年寄にはあるあるの話。
ドラッグストアへよく行くが、買いたいものを全部買えたことがあまりない。一番大事なものを忘れたりする。で数ヶ月前からは思いついた時にスマホのメモ帳へ記入しておく。紙のメモ帳よりも便利だ。どうせ支払いはスマホのアプリを使うので、折角書いた紙のメモを忘れた、というようなことは起きない。スマホを外出時に忘れることはまずない。
明日は天気が下り坂、と予報されたので、午後、ドラッグストアへ。昨夜も一つ追加したモノがあって、メモは完璧・・の筈のスマホの「メモ帳」を店へ入ってすぐに開いたら・・ない。「買い物」の項目がない。昨夜追加したときは存在していたのに・・頭の中が真っ白で、メモの内容がすぐには浮かばない。
7.8個くらいあったような気がするが、とりあえず覚えている包帯や透明絆創膏など、指治療関連のものの売り場へ。さすがに今使っているものは思い出す。でも、あとは何だっけ?それにしても、なぜ消えたの? って、私の操作ミスしか原因はないでしょ。不要になった項目を消去した時に一緒にゴミ箱へ入れたとしか考えられない。ダメねえ。

売場を一回りして思い出したものを買って帰った。以前はスーパーの買い物リストをよく持っていった。でも書いたメモを台所に忘れ、家に居る夫に電話して「メモを読み上げて」と助けを求めたこともある。
考えると、数年前、いや10年以上も前から、同じようなことを繰り返している。私の認知能力はこんなもので、良くも悪くもなっていないのかもしれない。
それよりも、さほど悪いつもりはなかったのに、体調はドラッグストアへ往復のたかが1500歩くらいで、いつもより動悸・息切れがひどくなった。天気の、ちょうど気圧の変わり目のせいもありそうだが、帰りついて施設の玄関を入ったらもう動くのもいやになった。外へ出なければまずまずなのに・・
頑張ろう。

滑らかなクリームパン天皇誕生日  KUMI
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