KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

三月尽

2021年03月31日 | 俳句
天気 曇
 
散歩に行ける、と解ったので、先日と同じ所へ行ってみた。
桜は、散り始めていた。今日あたり、お隣国立の大学通りの花吹雪が綺麗だろう。花吹雪の時期に、3回行っている。咲き始めよりも、散っていく頃の方が好き。(多分、寒がりなので暖かさの増した落花の時期の方が好きになったのかも)3月は、初夏の陽気で終わるようだ。
桜の隣に椿があり、その落ち椿も目立ってきた。

椿のそばにぺんぺん草。やっぱり風に吹かれてボケ写真に。

 
別の発見もあった。真っ白な桜、先日はあまり咲いていないと思っていたら、今日は満開だった。白いけれど大島桜とは違う木。

 
暫くベンチで休み、帰りは道を違えてみると、また発見があった。木香バラを咲かせている家があったのだ。少しだけ咲き始めている。楽しみだ。

 
今日は出かけるとき窓口には所長が居て玄関の鍵を開けてもらった(出入り自由ではない。認知症の人が居るし外部の人を自由に入れる訳にはいかない)。やっぱり・・という感じで「どのくらいで帰ります?」と訊かれた。思わず30分もかかりません、と言ってしまい、失敗、と。
でも、帰路、歩き始めたらやっぱり息切れが・・
長く歩く気分にはなれなくなった。おまけに暑くなり、Tシャツの上に羽織った綿ネルのブラウスを脱ぎたいくらいに。
来週は平年並みの4月に戻る、というが、一度初夏を体験してしまうと、当たり前の春の陽気なることが怖い。

だれも来ぬ道よぺんぺん草鳴らす  KUMI
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歓迎・誤配

2021年03月30日 | 俳句
天気 曇
 
桜がかなり咲いてから、部屋からも何本か見えることが解った。そういえば、電車が駅を越えると桜の大木があったっけ、と思い出した。写真の右端の木。咲かない時期はあまり存在の記憶がない・・という、町なかの桜は気の毒な木だ。
 
昨日の続きで体調が今一つ、おまけにまた、微熱とは言えないが体温が0.3~0.5℃ほど高めになっている。花粉症のせいでは、と思う。外ではマスクをしていても、換気するので施設内も結構花粉が飛び交っているようで。目の痒さがピークになっているし。おまけに、毎年この時期に飲んでいたアレルギーの薬を別のものに変えたら、先日の恐怖の蕁麻疹が出たので、薬はやめた。薬のせい、とは断定出来なかったが。
そんな訳で、曇天ながら歩きたい陽気を閉じこもりの一日。
 
でも、良いこともたまにはあります。
外出禁止令をきっかけに、週一回くらいネットスーパーを利用していて、今日の午後に配達を頼んでいた。禁止令が解け今は近所へ買い物には行けるけれど、ペーパー類とかペットボトルの飲み物など、嵩張るものはとても助かる。今の感染状況からして、又監禁状態になるかもしれないので、当分は続けるかも。配送料がもったいない・・とも言えるけれど、金を使うことの出来ない毎日だから〇〇円をケチる必要はない。 
 
という日、食材は買わないので生鮮品は果物・・今は苺くらいしか注文しない。それが、届いた品物の中に、注文していない林檎の2個入りパックが入っていた。

 
注文内容は確認のメールが来る。配達の時の納品書兼領収書には林檎の記載はどこにもない。間違えて入っているのだからこのまま食べていいのだろう、とは思ったものの・・
そこは正直?で真面目?な性格なので、フリーダイアルに電話した。結果、やはり間違えて入れた品物なので処分していただいていいです・・となった。
ありがとう、西〇ネットスーパーさん。王林は酸っぱくないので好きな種類のリンゴ。包丁もまな板もない暮らし、リンゴはあまり買わないことにしていたが、頂き物なら不要とは言わない(食いしん坊!)
まあねえ、たまには良いこともなくては。
 
朝桜黙々とゆく人の列  KUMI 
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去年の桜②

2021年03月29日 | 俳句
天気 晴

今日の朝の空。こんな雲を眺めると、春らしさを感じるが・・
実は、去年の今日、満開の桜に大雪の降ったことを思い出した。みごとに「花隠し」の雪になった。7階住まいだった以前のわが家から見下ろした光景。



それにひきかえ、今日は気の早い人は半袖のTシャツになるような初夏の陽気だった。
午後は週一回の整体治療に行き、帰路はまたバスで道草帰宅を・・と、桜を見て帰るつもりだったが、買い物があれこれとある。急に春がすすんでしまい、何を着て良いか解らず、考えると冬と夏の中間の普段着があまりなかった。とにかく収納場所がないので、少し古いものはもういいか、と放棄してきたのだ。なぜか、寒がりなので冬物ばかり持ってきたような・・

ということで無印〇品へ寄ってすぐに着そうな長袖のTシャツなど買い、帽子を買い・・などしていたら時間の過ぎるのが早いこと。やっぱり、買ったモノをたくさん持ち、遅れて帰るのはまた何か言われそう。
今日はバーゲンをしていて、レジでかなり待たされた。だんだん、マスクをしていることがひどく苦しくなってきた。もしかして、自室以外でのマスク着用を所長から「義務付けられた」ので着用時間が長くなった。そのせいかも・・とにかく、長く着けていると過呼吸になる。かといって、最近は毎日測ってくれる酸素量が正常なので何が悪いやら。

ということで、こっそり花見、は実現しなかった。もういいか、去年が最後のつもりだったのだから。
                                                                                     
楽しみは、他に見つけなくては・・昨夜は、久しぶりに歌舞伎座の録画中継をたっぷり見ることが出来た。この数年、余裕がなくてTV鑑賞すら忘れていたが、とっても楽しかった。先々代勘三郎の追悼公演で、勘三郎・七之助兄弟
と、勘三郎の息子二人の出演する舞台。親子の連獅子。(テレビ画面撮影)


亡姉に誘われてよく国立劇場へ行った時期があった。先々代の勘三郎の舞台も見たことがある。なんとまあ、そのひ孫が今や子役ながら舞台に立つとは・・何だか、随分長生きをした気がする。

耳遠き人と見てゐる春の雲  KUMI
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去年の桜

2021年03月28日 | 俳句
天気 曇のち雨

昼間は、降りそうで降らない暗い曇天、前線の通過待ちのような天候に体調最悪・・という気象病だ。静かにしているしかない。

そういえば、去年の今頃、国立市大学通りへ満開に近い桜を見に行ったっけ・・と、パソコンの写真で花見。3月26日のことだった。もうコロナ自粛が始まっていた時期で昭和記念公園は閉鎖(今年も同じ)、お彼岸の連休の上野公園の混雑に何だか厭~な予感のした時期だった。
毎年のように行った国立の桜も、生涯の見納めかも、と思った日だった。病院でCT検査があったその帰路に、病院前から国立行きのバスに乗ってお花見に、という状況で、病院の検査にカメラ持参、という何とも不謹慎な・・
でも、駅が新しくなって、その間別の場所で保管していた懐かしい旧駅舎が復元されたので、どうしても写真にしたかったのだ。去年のブログには、なぜかその時の写真があまり載せていない。
駅前と、旧駅舎。



新しい駅はホームが高架になったので、一駅乗ってホームからでも「桜の街」は見渡せる。駅前から拡がる街が桜に埋もれる。


そして、駅から少し歩いた一橋大学の構内の枝垂れ桜を楽しめる。以前は、新学期が始まってから咲いた桜も最近は春休み中に咲いてくれるので、学生の殆ど居ないキャンパスは静か。


今年は、国営昭和記念公園も去年に続き2年連続の春の休園。都立公園も有料のところは休園が多いらしい(行けないので調べていない)
昭和記念公園なんて広いのだから、通り抜けだけでも実現すればいいのに・・と思う。ロープを張って宴会は出来ないように、桜とチューリップと菜の花だけ、見られるようにして。それでも殺到するから無理なのかなあ・・と。休日はやめて週日だけでも良い。先の短い年配者だけでも、あの風景を見られるようにして欲しい。私は、今まで毎年のように行っているからもういい。
でも・・
今の感染拡大からすると、4月中には東京都では3000人の感染確認者になるかも・・という予測もある。安易に公営の施設を開放は出来ない方針なのかも。

囀りのいつしか止んで雨もよひ  KUMI
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桜、一幹

2021年03月27日 | 俳句
天気 晴 

写真は、今日の散歩道の桜。八分咲きくらいだった。
 
散歩に行ってきます、と事務所に断ったら玄関を出してくれるかしらん?と考えた。15分以内なら、と以前に言われていたが、とにかく禁止令は解けたのに外出目的が「散歩」を許してくれないのはおかしい、と思い始めた。
第一、買い物の方が感染の危険がある。公園までは駅前の人混み(とまではいかないが)を横切ることになるけれど、反対の方角ならいいでしょ、昼間は人なんて滅多に居ないから。
 
所長が不在だったせいか、すんなりと出してくれた。色々と反論は用意していたが今日は不要だった。今朝、今まで何とか歩いて食堂へ来ていた別の階の男性が、とうとう杖をつき始めた。大柄な人で、膝を痛めていたようだ。ちょっと太りすぎだから歩いた方が・・と思っていたら案の定・・。認知症は全くない方なのに。杖→歩行器→車椅子、と、人間は楽な方へとすぐに流されるのよ・・と、食事で隣に座る車椅子のお姉さまの話。「今になって反省しても遅いわねえ」90歳の後悔。
私はまだ、杖も歩行器も使いたくない。部屋は北向きなので一年中、日は当たらない。おまけに、自分専用のように使っているラウンジも、最近は日があたらなくなった。散歩を許して貰えなかったら太陽不足は骨粗鬆症の始まり、と訴えるつもりだった。所長だって、この人員不足の中、要介護の入所者をふやしたくはない筈。
 
散歩道に選んだのは新しい都道の広い歩道。そこへ出るまでにちょっと歩く。


近くの幹線道路のバイパス、長い年月をかけて作った広い道路の両側に歩道と自転車専用道があり、かなりの幅をとっている。散歩やジョギングの人がたまに見えるだけの道。誰も居ない道が歩道で植え込みの向こうが自転車道、車道、となっている。なので、マスクは無論不要だ。
車でしか通ったことがなくて、歩道の方はチラと眺めていただけだった。途中に休む場所が作ってあり、桜も色々咲いていた。
何故か、ゴリラと熊とパンダの像が・・パンダは2頭も。

 
都道なので、上野と多摩の都立動物園に居る動物をモデルにしたのだろうか。
ゴリラと熊はあまり気に入らなかったので写真はパス。
 
週末の今日は都立公園は多分、子供連れでいっぱいだろう。ここから徒歩20分ほどの国立市大学通りは、満開に近い桜に浮かれた人で歩道は溢れているかも。明日は雨の予報でもあるし。
そう思いつつ、桜の下の石のベンチで一休み。

 
帰路、大島桜を見つけた。道路に面していたが、個人の家の真ん前なので背景は写せない。

 
大島桜の葉っぱが出るとソメイヨシノが満開になる。手前にあった山桜はもう半分散っていた。
 
往復4000歩弱でしかないのにひどく疲れた。でも、お花見散歩をした気分になれた。
 
一人占めして一幹の花の下(もと)  KUMI
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