KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ご近所紅葉

2018年11月30日 | お散歩写真
天気 晴

師走が来るというのに、暖かい日が続いている。午後になってから、ご近所の紅葉を見に出かけた。
いつもの年よりはちょっと勢いのないのは仕方なし。
休日でもないのに、日差しに誘われたように結構散歩に出ている人が多かった。


銀杏は、半分くらいが散り残っていた。木枯しが来ないので散りそこなっているような。




池の周辺の紅葉、それなりに色づいていて遠目には結構綺麗。






手前は藤の黄葉。


錦木の紅葉。


芒原があって、そろそろ芒は枯れ放題になってきた。


本当に冬はくるのかしらん?と思ってしまう日が続いている。
明日からは秩父夜祭。この祭の頃は冷え込むはずなのに・・

自転車の籠に落葉と山茶花と  KUMI
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吉夢?

2018年11月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

昨日の小春日和よりは冷たい空気になったものの、師走が目の前、という陽気にはほど遠い。寒がりには助かる日々だ。家の回りは山茶花と、桜の落葉が増えていき十一月の終わりの雰囲気。


朝起きる前に奇妙な夢を見た。時間が時間なのでよく覚えている。
家の掃除をしていたら、ヘビの死骸があった。動かないから怖い訳ではないけれど気持ち悪いので、夫を呼んで片付けてもらおうとしたら・・死んでいるはずのヘビが動いた。ギャアだかワァ~~だか凄い悲鳴を上げたらしい。夫に起こされて目が覚めた。

ヘビの夢は吉、しかも金運上昇する、と聞いたことがある。
もしかして、と買い物のついでに年末ジャンボを買ってきた。ジャンボの方は何億円か当たるらしいので、そんな額はもう使いきれないから、ミニの方にした。そちらなら最高5千万円だから当たっても使い道がある。
などとちょっと良い気分で、帰宅してからネットの「夢占い」のサイトを開いてみた。家の中にヘビが入ってくる夢は、やはり吉、なのだという。でも但し書きが・・吉の夢は人に話してはいけないのだそうだ。がっかり。悲鳴を上げて迷惑をかけたので、夫には話してしまった。
やっぱり、くじ運は一生巡ってこないかもしれない。

日向ぼこ皮算用に指を折り  KUMI
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吟行句会・生田緑地

2018年11月28日 | 俳句
天気 晴

吟行句会で生田緑地の紅葉を見に。今年はあまり綺麗にならないかと思っていたのに何とかみられる風景になっていた。スマホで逆光で撮ったのであまり良い写真にはならなかったけれど、実際は日差しを浴びて眩しい紅葉だった。写真はどれも川崎市民家園内から。




本当は、殆どの人は里山を吟行。でも、山道の登り下りの辛い障害を持つ3人がこちらへ行った。本当なら同じ地を全員で吟行できれば理想なのだけれど・・仕方なし。
そのため、句会場の新百合ヶ丘までは電車にまた乗らねばならず、ゆっくり時間をとれないのが難点だ。それでも何とか11句をまとめて出すことが出来た。
と思ったら、あれ?1句を出し忘れた。その句がとっても良い句に思えてきた。真冬でも使える句なので、他の句会に出しましょう。

何句を出しても良い句会。でもいつもより多い13人の参加なので、今日は一人13句以内と決めた。平均すると11句くらいになったが、11×13・・選句に疲れる。でも、色々な句があって面白かった。
結果は何とか出せたものの、やはり出し忘れた句が今日の一番の句、のように思ってしまったり。

小春日や杼(ひ)の音を高く機を織る  KUMI
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ああ、昭和

2018年11月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち曇りがち

写真は、枯れ残っていたコムラサキの実。この実、なぜか鳥は食べないようだ。南天はきれいに食べてしまうのに。

午前中、洗濯していたら散歩に出そびれ、午後に、と思ったら雲が広がった。明日は出かける予定があるし明後日は吟行句会だし、ま、いいか、と、夫の見始めた映画を一緒に見てしまった。
山田洋次監督の「家族」。ちょうど大阪万博の頃の話で、その映画のことは知っていても見る機会のないままに終わっていた。他の山田作品は「寅さん」も含め、よく見ていたのに。
殆どがロケなので、懐かしいこと懐かしいこと。九州の炭鉱に住む一家が、炭鉱を閉鎖になって北海道で牧場を始めるために日本縦断の旅へ。当時の街や電車の中、洋服など、たっぷりの昭和が味わえた。
映画と同じような体験をした炭鉱夫一家は、きっと存在したことだろう。色々あった当時の我が家が、二重写しになった。みんな苦労して、でも、懸命になれば暮らしは少しづつ良くなる、と思えた時代だった。

という日、カレンダーを見ると、もう今週末は師走へ突入する。何だかあわただしいこと。

キイボード打つ指先の湯冷めして  KUMI
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半世紀

2018年11月25日 | 料理
天気 曇がちのち晴

快晴、とはいかなかったものの、午後には晴れて、日暮れになって富士山がしっかりと見えてきた。
日没後に薄っすらとたなびく雲が染まった。富士山の周辺に沈むこれからの時期にはよく見られる夕焼け。

さて、昨日、大阪での万博開催が決まった、とニュースになった。
開催の年は、前回の大阪万博から55年経つことになるのだという。ところが・・大変な騒ぎとなっていたらしい大阪万博、私にはとんと記憶がない。何だかTVで「月の石」のことだとか会場の凄い人出のことだとか報道されたのを見たような気がする、というくらいで。
なぜ記憶がないのか、とたどってみると、その年に夫の両親を亡くしている。それも、義母の葬儀のあと一ヶ月余りで義父が・・というありさまで。夫29歳。両親はまだ50代だった。近くの葬儀屋が、二度も続いたということで気の毒だから、と費用を割引してくれたくらいだ。
そんなこんなで、万博のことなんて記憶から吹き飛んでいたのだ。
もう、半世紀近くも前のこと。何だか、ずいぶんと長生きをした気分になった。

半世紀前を思へば銀杏散る  KUMI
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