KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

検査結果・・とりあえず無事

2012年05月31日 | 病気のこと
天気 曇がち

先週の病院での検査結果が出たというので、今日の昼近くに病院へ。
組織針の検査結果は、悪性にはなっていない、ということだった。手術痕の石灰化は乳腺炎の一種だろう、と。
何しろ手術したのだから、同じところにまたがんが発生するはずがない・・と思っていたのでドクターに「全部取ってもらった方が良かったのでしょうか」と聞いてしまった。手術のときのドクターは転勤してしまい、今のドクターには途中から替わった。
「いや、この程度では全摘の必要はありません」と。
ただ、経過は見たいので、半年後にはまたエコー検査をすることになった。

ほっとして帰宅。突然、街中にさつきの花が満開なのに気付いた。さつきは市の花で、あちこちにうるさいほど植えられているのだ。
万一のことががあっても仕方ないか、と思っていたのに、やはりどこか平常心ではなかったようだ。

藍染めのエプロンたたみ五月尽  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吟行句会・「武蔵野探勝」狭山

2012年05月30日 | 俳句
天気 晴

虚子一門の「武蔵野探勝」を辿る吟行、今日は西武池袋線の武蔵藤沢駅に近い狭山のお茶農園へ行った。11人も参加者があってびっくり。
昭和6年の5月31日に行った記録によると、とてつもなく田舎の駅だったらしいが、今の武蔵藤沢駅は近代的な設備の、なかなかの駅。駅の周囲は住宅が密集している。そこから歩いて10分ほどで、茶畑が見えてくる。


幹事さんが製茶工場に交渉してくれて、工場見学と所有の茶畑をとても親切に案内してくれた。一番茶(いわゆる新茶)の工程はもう終わっていて二番茶まで端境期なのだそうだ。もっとも、一番茶の製茶時期は深夜まで作業があるというから、対応してもらえなかったろう。
新茶の最初はやはり手摘みで、高級茶になるのだという。
茶摘み~蒸す~揉む~乾燥、と今は機械化していても、その工程は手仕事だった頃とまったく同じ方法と時間がかかるそうだ。機械化は、人手の簡素化でしかなく、機械の動きが人間と同じことをしている、というのにちょっと感動した。新茶も淹れていただけた。

さて、この「宮岡園」の若い社長さん、とっても親切で気持良く対応していただいた。
こちらは、店と工場のある母屋の入り口。


本当は企業の宣伝をブログでしたくはないけれど、去年の放射能騒ぎで出荷停止になってしまった狭山茶を今年こそは安心して買っていただきたい。今年の出来はとても良いのだそうだ。ただし、今日の見学では「放射能」という話題は一切ださなかったし、出なかった。
狭山茶は我が家に近いこともあって、良く買う。味も香りもとっても良い。今日も、お礼の意味もあって茎茶と上煎茶を買った。今飲んでいる鹿児島の新茶は今ひとつ美味しくないので、明日からは美味しい狭山茶が飲める。
一年の丹精と生産者の苦労を思って味わいたい。

両の手につつむ茶碗の新茶の香 KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も産まれた・・

2012年05月29日 | お散歩写真
天気 晴夜雷雨

今年も、いつも散歩に行く都立公園の池にカルガモのヒナが産まれた。今日は散歩に行く予定はなかったが、出かけた夫に「産まれたばかりのが居た」と言われ、ともかく見るだけ、と思いカメラを用意。
産まれて3日目くらいだろう、10羽揃っている今が、いちばん可愛い。
いつもなら6月くらいから始まるカルガモの出産、今年は少し早いようだ。毎年、三組くらい産まれる。去年は7月になってから産まれたものの、育ったのは確か2羽。鴉に襲われたり、鴨どうしのイジメに遭ったりで、残るヒナは数えるほどだ。

上の写真は10羽全部揃って写ったものの、下の写真は・・数えたら二羽足りない。何しろじっとしていないから親も大変だ。





今日は、未明に地震があり、夜は雷雨。地震・雷・・最近は天も地も騒々しい。

軽鴨(かる)の子の一羽はいつも遅れがち  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年05月28日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち一時雷雨

午後、大雨・雷・竜巻注意報などという物騒なものが出て、でもこちらまで雲が来る気配はないと判断して車でスポーツジムへ。今日は私はお風呂だけ入った。そのお風呂の半露天風呂になっている所で、大雨と雷鳴が。まさか竜巻は来ないだろうと思いつつ帰る頃にはもう雨が上がっていた。行きも帰りも大雨に遭わず運が良かった。
帰宅した3時半過ぎ、また雨になったのに西日が射してきた。これは虹の出る空模様、とマンションの廊下へ出たら、大きな虹の下にもうひとつ虹が。随分久しぶりに二重の虹を見た。
お隣の子供に見せたい、と呼びに行ったりして、カメラを構えたときは上の虹は消えてしまった。でも、大きな虹だった。子供たちも喜んでくれて、良かった。
今月初めには朝虹も出たし・・その3日後にあの竜巻が起こった。何だか空までが不穏な気配。

武蔵野の空ひろびろと虹二重 KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栴檀(せんだん)の花

2012年05月27日 | お散歩写真
天気 晴

昨日、竹芝桟橋の展望デッキの端から広場へ下りようとしたら、目の前に栴檀の花がいっぱいに咲いていてびっくりした。
良く見るとかなりの大木、桟橋を整備したときに残してあったのだ。満開で、良い香りが漂っていた。


栴檀の花を「花楝=花おうち」とも言うことは、俳句を始めてから知った。滅多にない木なのでなかなか花は見られない。ところが、いつも行く公園が出来た時に栴檀の木が植えられて、今はかなりの大きな木になっている。花の時期に散歩に行けば見られるので楽しみだ。
初夏は白い花の木が多い中で、栴檀の薄紫色はなんだか心のなごむ花だ。
今日の午後は、その公園の栴檀を見に行った。なんと、揚羽蝶が数匹も飛び交っている。蜂もたくさん来ていた。蝶を撮ろうと、木の前のベンチに暫く座って花の香りを楽しんだ。
が・・蝶は、なかなか目の高さには来てくれなくて。首が痛くなったのに成果はなかった。


この木、公園の端にあるせいかあまり人は振り向かない。おかげで私ひとりの木のような気分になれた。

手を握り眠るみどり子花楝  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする