KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「百歳になっても大丈夫」

2024年05月30日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

空に高々と枇杷の実が・・近所の家の庭の枇杷。先端が、こんなことになっていた。昨日の午後、眼科への途中で。上の写真の木の本体です。

昨日の午後、2ヶ月ぶりに眼科へ。足指はまだ痛むけれど駅前までは何とか歩けるので、片道1500歩くらいの通院は大丈夫だろう、と思ったのだが・・半分ほど歩いたら結構痛くなった。昼に飲む鎮痛剤は飲んだかしらん?と考えるが思い出せない。部屋なら、錠剤の殻があるかどうかが証拠になるのだけれど。周りの認知症がうつってきてしまったみたいな。

最近は、緑内障の視野検査も以前の「手動式検査」はしなくなった。私の体力を考慮してのことなのかはよくわからない。ともあれ、新しい検査機器が増えていて、その画面を覗いて写真を撮るだけだった。私の右眼の緑内障は、最近はかなり進んでいるみたいで、左眼を閉じ真っすぐ液晶画面を見ていると、例えば、今開いているパソコンの、キイボード部分はほぼ視野から消える。
20年以上前に診断されたときは、右眼の失明は覚悟したのだから、未だに見えているのは幸運かも。
「何だか以前よりかなり視野が狭くなった気がします」と言ってみたら
「検査では、狭窄は殆ど進んでいませんね」とドクター。
スマホの見過ぎかも・・とは言えない。
「前にも言いましたが、このまま(狭窄が)進んでも生涯失明することはないですよ」
「この年齢まで見えていればもう、寿命まであと何年でもありませんし。病気だらけで長生きは出来ないので安心です」
「今は、百歳まで生きることを基準に考えていますから、長生きしても大丈夫ですよ」とドクターは笑いながら。
そうかあ、今まで、ドクターが言っていた「一生、失明することはない」というせりふ、一生、というのは百歳まで生きても、ということだったのか。視野狭窄の始まる箇所が眼球の真ん中だと失明することが多いらしい。父は40代で片目が見えなくなっている。でも隻眼で長命を保ったので、私も同じ運命かと思っていたけれど、両眼の見えることはありがたい。父の場合は眼底出血からの失明だったようだが、急性緑内障であることは間違いない。緑内障は遺伝性がある。
私は今は、足元がよく見えないのでそれを注意すれば、真っすぐを見るのは困らないから、パソコンは一番使いやすい機器になっている・・スマホはちょっとねえ・・

眼科の帰路、途中のカフェに寄ってゆっくり休む。自分では淹れられないこのカフェラテはなかなか美味しい。


せめて、靴を履いて出られるようになりたいけれど・・治癒まであと1ヶ月くらいかかりそうだ。

カフェラテの泡うつくしき聖五月  KUMI
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ああ、気象病

2024年05月28日 | 俳句
天気 降ったり止んだり

最近、猫を見ていない。犬は窓の外を見ていれば厭でも散歩の犬連れは見える。ノラの意外と居ない地域のようで。
写真の可愛い猫は、確か日光中禅寺の近くに居た。寒冷地なので普通のノラは居ないはず。寺住まいの猫だったかもしれない。

朝、テレビで「天気痛・気象病」の話を放送していた。この数年、やっと認知されてきたけれど、私は何十年も前から罹っている。若い頃から梅雨の時期には体調を壊した。幸い頭痛持ちではなかったけれど、前線が活発になったり台風が来たり、という日には目眩耳鳴り・・あまりにもひどいので5年前、病院で目眩専門医に検査して貰ったが、いわゆる耳からのものではない、と言われた。今は、直接の原因は頚椎椎間板症(昔の交通事故の後遺症)だという。でも、雨の前になると酷くなるのは相変わらず。

気象病の専門医の居る大学病院には(NHKだったので病院の名は出なかった)全国から、患者が押し寄せているという。昔は「自律神経失調」と片付けられたもの。病気として、認められたことは有難い。もっとも、今の私は、気圧の変化で持病がひどくなるだけなので、気象病専門の治療をしている訳ではないけれど。頭痛持ちの人は本当に辛いようだ。
天気痛、と言うらしいが、以前は膝を痛めていて、雨の降る前には必ず膝が痛くなるのでサポーターを巻いて出かけた。「私は膝で天気予報が出来る」なんて自慢げに言っていたものだ。膝痛は、太極拳を始めたらほぼ治ってしまった。でも、腰痛は今も湿気の多い時期に出る。

話変って・・昨夜の仰天ニュースは、夏の都知事選、現知事が三選出馬することになったら、野党は大物女性議員をぶつける賭けに出た。面白いことになりそう。って、私は現知事を支持している訳ではない。地方自治体の選挙は政党より人間、そして女性・・と思ってきた私が、彼女を支持しない理由が、すっごく不純。彼女が関西出身で阪神タイガースフアンだったこと。ファンクラブに入っていた?とか知ったときは、もう絶対に投票しない、と決めていた。
はい、多くは言いませんがそういう理由です。だから、彼女は多摩地域のことなんか何処まで知ってる?東京はどんどん湾岸へ拡大するばっかりで、昔からの自然を守る西の方は湾岸住まいの人に「へえ~東京にもこんな田舎があったんだ」と言わせて・・これを三多摩格差、と言う。

もう、二期も知事をやったのだからお終いにしましょ。

(昨日の句会の題「夜」から)

梅干してその香の淀む夜の底   KUMI
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走り梅雨?

2024年05月27日 | 俳句
天気 曇りがち

写真は、広島へ行ったときの宮島での新緑。何だか走り梅雨めいてきて新緑のきらきらした光景をあまり見ていないので、ちょっと写真を開いてみた。

何だか解らず忙しい。体調も良くないけれどテレビやYou Tubuやらは良く見るので何も出来ない寝たきり老人にはなっていない。でも、そんなことばかりしているから、すぐに一日が終ってしまう。家事なんて、買い物と洗濯くらいしかしてないのに。バアサントークも、最近は食事の時間の前に隣の人と交わすくらい。耳の遠い人と認知症の人は遠ざかっているので、入所者とはあまり話さない。私と話したくて来る人も最近は居ないし・・でも別に困らない。
同じテーブルで食事する最近入所の方、認知症のごく初期ではあるけれどとても性格は良いし耳さえ遠くなければ・・と思っていたら、あらま。
今日の夕食に来ない。介護士が呼びに行き、やっと来たと思ったら・・
「まさか、4食目が出るなんて思わなかったの。まだ明るいけれど、これは夜食になるの?」とニコニコと話す。ダメだわ、時計の感覚がない方とは思っていなかった・・そう思って付き合えばそれなりに・・でも疲れます。

今日はLineでの月一回の3人句会。午後13時に始まり、さっき15句を出句したので、あとは選を夜に。頭を使いきってブログへ書くことがあったのに忘れてしまった。
そうそう、思い出した。風邪症状の発熱者が二人出て、二人とも立派な認知症で、一応隔離状態にしていた。最近、外ではコロナが流行ってきているし・・
で、午後になって検査結果が出たのか、隔離は終わったようだった。
以前ほどにはキビシイ隔離はしないにしても、本物にならなくて良かった~何しろ最近は転倒骨折で車椅子・・という人が増え続けている。隔離で動かなくなると、また増える。私は、必死で足腰だけは守っているが、転倒は絶対にしない・・という保障はない。
ともかくもう、コロナはゴメンです。

これも宮島の若楓と青空と。こんなに綺麗な空は、暫く見ていない気がする。。やはり瀬戸内海の空はこちらより澄んでいるのだろう。



犬と人と次々消ゆる木下闇  KUMI
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三つ巴の症状

2024年05月24日 | 俳句
天気 晴

ペチュニアは、施設の前のプランターに咲いた。どこへも行かないのでこのくらいの花にも少しは感動する。
昨日は膠原病の診察、今日は皮膚科・・二日続きの通院になってしまった。血行の悪さからレイノー現象が酷くなり足指の腫瘍やら指先の痺れやリウマチの症状やら・・でも、暖かくなったので膠原病の症状も少しは軽くなってきた。が、最近は何だか解らない湿疹など出てきて、膠原病のせいにしていた。事実、膠原病の症状には数えきれないほどのものがあって、そのせいにしておけば何となく諦められる。
ところが昨日、湿疹その他、「膠原病からくるものとは言い切れないので、皮膚科で診てもらいましょう」ということになり、皮膚科へ紹介してくれて「明日の10時に、行ってください」って・・忙しい話。

で、今日の受診になった。皮膚科は初めてのこと。初診なので、予診表を書かされた上に予診があった。若い女性のドクターが。何ともまだ頼りないけれど、感じの良い人で頑張っている。もう一人、若い男性医師が立ったまま眺めていて、途中でことばを挟んだり。あんまり感じ良くない・・って、付き添ってくれた友人は「態度が悪い」と。まだ若いから、威厳を保ちたいのかも。

そんなことはどうでも良くて。本番の診察をしてくれたのは中年の女性ドクター、話がとても解りやすかった。
数日前から出てきた湿疹などの皮膚症状は、免疫療法の点滴薬の副作用だという。え?もう足掛け3年目になる薬ですけど、今までは色々副作用はあっても、こんな症状は初めて・・と訴えたら、長く使ってから出る症状もある、という。いつまでも治癒しない口唇のヘルペスみたいな症状は膠原病にもあるし、免疫力の落ちる点滴の薬のせいでもあるし・・
病気と副作用の三つ巴。よくまあ、生きております。

結論。免疫療法を継続するか中断するかやめるかを次回の点滴の日に決めることに。皮膚科の薬が効いたら、中断だけで済むかもしれないけれど、ともかく一旦はやめないと・・というのが皮膚科のドクターの判断のようだった。
点滴を止めるも継続するも私次第。ま、ここまで生かしてもらったのだから、免疫療法の主治医と一緒にゆっくりと考えましょう。少し中断したからといってすぐに命が終る訳でもないだろうし。

昨日は夕焼けが綺麗だった。

こんな夕焼けを見ると梅雨がそこまで来ている・・と思ってしまう。
夕焼けは歓迎するけれど、梅雨は大嫌い。

夕焼けのソーラーパネル耀かす  KUMI
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サツキ(杜鵑花)咲く街

2024年05月22日 | 俳句
天気 晴れたり曇ったり

こんな日に外へ出ないのはもったいない・・というような、五月らしいちょっと暑くて風の気持良い日。でも、最近は常時目眩と息切れ、おまけに足指もまだ痛むし・・と、出かけられない理由はたくさんある。
とはいえ、部屋に居たら眠くなってうたた寝してしまいそう・・
と思い、意を決して駅前のスーパーまで。何とも寂しい行動半径200m、だ。それでも、市の花・サツキの大分咲き揃った駅の周辺は気分が良い。駅前の市民ホールの周りは、午前中に清掃の人が掃除していることもあって綺麗な街になっている。ここは、ホールの横道になる。車は一方通行だが、駅に近いから朝晩は人通りも多い。

最近、訪日観光の外国人の話などをYou Tubeでよく見る。日本の街でびっくりすることは・・
裏通りでもゴミが落ちていない。タバコを吸う人が居ないし吸い殻を捨ててない。路上駐車の車が少ない。子供が保護者なしで通学や外出をしている。夜遅い時刻でも女性が一人で歩いている・・などなど、日本人なら当たり前と思っている光景に、仰天するのだそうだ。とにかく、欧米の大都会の通りはゴミが散乱しているらしい。駅構内も電車の中までも。
パリの街はお世辞にも清潔で綺麗とは言えなかったが、地下鉄に乗ったとき、そこまで汚いと思わなかった。ニューヨークは悲惨らしい。女性が一人で乗るなど、危険で汚くてとてもその気にもならないとか。
ともかく、見えるところは綺麗にしているのが日本だろう。サツキの植え込みの中へ、飲み終わったビールの缶やら吸い殻やらを捨ててあるのだ。ゴミ一つない、というのは見える場所だけ・・写真の通りだから事実であり、歩道や広場にポイ捨てをしない、というのも事実である。が、禁煙区域を出ると・・ちょうど前のマンションのあたりが、駅前の禁煙区域の終わるあたりだった。マンションのベンチに置いてあった灰皿は撤去した。それでも、駅を下りてちょうど吸い始める場所、ベンチの周りには吸い殻がよく落ちていて、空き缶が置いてあったり。毎朝、清掃のおじさんが片付けていた。
日本人だってマナーを守らない連中は多い。それでも外国人には綺麗な街に見えるのが不思議。多分、日本人はゴミの散らかった光景が嫌いなのだ。外国では(国によるだろうけれど)自分の家の中以外は、ゴミだらけでも気にならないし、こんなものか、と思うだけなのだろう。でも、綺麗な街の方がいいに決まっている。だから、日本へ来るとその「綺麗に片付いている」街の光景に感動する。

ほんとは見かけだけの綺麗さでも、日本の方が好き。写真のような裏通りに、日本人は昼間からゴミのポイ捨てはしないし、犬のフンも片付ける。ま、夜になると多少は散らかす連中が居るみたいだけれど。

若楓木洩れ日さへも眩しくて  KUMI
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