天気 晴のち曇
空に高々と枇杷の実が・・近所の家の庭の枇杷。先端が、こんなことになっていた。昨日の午後、眼科への途中で。上の写真の木の本体です。
昨日の午後、2ヶ月ぶりに眼科へ。足指はまだ痛むけれど駅前までは何とか歩けるので、片道1500歩くらいの通院は大丈夫だろう、と思ったのだが・・半分ほど歩いたら結構痛くなった。昼に飲む鎮痛剤は飲んだかしらん?と考えるが思い出せない。部屋なら、錠剤の殻があるかどうかが証拠になるのだけれど。周りの認知症がうつってきてしまったみたいな。
最近は、緑内障の視野検査も以前の「手動式検査」はしなくなった。私の体力を考慮してのことなのかはよくわからない。ともあれ、新しい検査機器が増えていて、その画面を覗いて写真を撮るだけだった。私の右眼の緑内障は、最近はかなり進んでいるみたいで、左眼を閉じ真っすぐ液晶画面を見ていると、例えば、今開いているパソコンの、キイボード部分はほぼ視野から消える。
20年以上前に診断されたときは、右眼の失明は覚悟したのだから、未だに見えているのは幸運かも。
「何だか以前よりかなり視野が狭くなった気がします」と言ってみたら
「検査では、狭窄は殆ど進んでいませんね」とドクター。
スマホの見過ぎかも・・とは言えない。
「前にも言いましたが、このまま(狭窄が)進んでも生涯失明することはないですよ」
「この年齢まで見えていればもう、寿命まであと何年でもありませんし。病気だらけで長生きは出来ないので安心です」
「今は、百歳まで生きることを基準に考えていますから、長生きしても大丈夫ですよ」とドクターは笑いながら。
そうかあ、今まで、ドクターが言っていた「一生、失明することはない」というせりふ、一生、というのは百歳まで生きても、ということだったのか。視野狭窄の始まる箇所が眼球の真ん中だと失明することが多いらしい。父は40代で片目が見えなくなっている。でも隻眼で長命を保ったので、私も同じ運命かと思っていたけれど、両眼の見えることはありがたい。父の場合は眼底出血からの失明だったようだが、急性緑内障であることは間違いない。緑内障は遺伝性がある。
私は今は、足元がよく見えないのでそれを注意すれば、真っすぐを見るのは困らないから、パソコンは一番使いやすい機器になっている・・スマホはちょっとねえ・・
眼科の帰路、途中のカフェに寄ってゆっくり休む。自分では淹れられないこのカフェラテはなかなか美味しい。
せめて、靴を履いて出られるようになりたいけれど・・治癒まであと1ヶ月くらいかかりそうだ。
カフェラテの泡うつくしき聖五月 KUMI