KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

最終コーナーを廻っています

2020年09月30日 | 俳句
天気 晴

写真は、昨日の夕焼け。ようやく秋の空気が定着した。

見出しの通り、只今終活の最後の仕上げ中で、手伝ってもらいながらの作業中。少し何かをすると辛くなるので、とにかく毎日頑張らなくては、と自分を励ましている。病院の検査ばかりしてもとくに今すぐ重病になる要因は見つからない、というのに。秋晴れになっても体調の復活はほど遠い。
それでも昨日は、もう来年は行けないかも、と思って友人と昭和記念公園を少し歩いた。帰宅したら9000歩。足だけは無事なのにねえ・・でも、同行の友人に申し訳のないくらい、歩くのが遅くなった。写真は、久々にカメラで撮った昨日のもの。








あと半月で、本当の「最後の住処」へ移ることになった。
いえいえ、まだお墓に入るつもりはありません。
春に申し込んでいた近所の有料老人ホームに、突然「空き」が出来た。今月中に契約して欲しい、と言われ、慌てたものの、もう一人暮らしで冬を乗り越える自信もないし、断る理由もない。
夫が元気だった時から、どちらが一人になっても、近くに出来たその施設へ入ろう・・と口約束をしていた。当時は私よりも遙かに元気だった夫の方が先にサヨナラしてしまい、私にその役が回ってきたのだ。無論、元気ならしばらくは気ままな寡婦暮らしをしていたい。でも、食事の支度も辛い目まいと息切れとの付き合いにはもう疲れた。

ということで、気持だけ忙しい日々を送っておりますので、ブログも書いたり書かなかったりになると思います。
パソコン環境も変わるので、半月以後はどうなるやら・・今のところ、ブログと俳句をやめるつもりはありません。

コスモスの道もう会えぬ人の数  KUMI
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初冠雪

2020年09月28日 | 俳句
天気 晴

昨日は、ブログをアップしたあとで大雨が降った。それが最後の雨雲で、今日は晴れる予報。楽しみにカーテンを開くと、青空と少し白い富士山と。今年は、富士山の南側(静岡側)の方に雪が多い。いつもの年なら北側に多く積もる。多分、平地の雨も山梨側にはあまり降らなかったのかもしれない。
それでも、甲府からの富士山が白くなっていたのでこの秋初めての冠雪、と認められた。
関東では甲府気象台の発表で初冠雪になるけれど、静岡側では?甲府から見える雪と静岡側からとでは違うのだから、どうなるのだろう?
富士山の雪を見ると本物の秋が来るのでほっとするニュース。
写真は、電線に焦点が合ってしまったようで(汗)右の、ゴミみたいな黒点は鴉です。

家の前の彼岸花、一斉に咲いた。いつもより1週間遅い。朝、起き抜けでゴミ出しに行った時にスマホで撮ったもの。昨夜の雨をまだ纏っていた。


ゴミ出しになぜスマホ持参するかというと・・エレベーターに乗ってゴミ置き場の小屋まで行く。万一鍵を落としたら、とかエレベーターに閉じ込められたら、と考えるようになったのだ。一人暮らしは、用心をして用心のし過ぎ、ということはない。

溜まっていた洗濯物を片付け、掃除をしてから、少し歩きに出てみた。晴れたら体調も少しは良いかも・・と思って。でも、朝にはかなり軽かった体も、昼近くなると何だか元に戻ってしまったような。
それでも、久しぶりにカメラを持って近くの公園まで。湿度はないものの、気温が思いのほか上がっていて暑かった。
通りすがりに咲いていた彼岸花。


市の公園は雑草伸び放題だ。シルバーセンターの作業員の人が箒で散った葉っぱやゴミは掃いている。でも草を抜くのはいつも福祉作業所の人たちの仕事だったので、まだ手がまわらないようで。
そのせいで、いつもなら目立たないトコロの蔓がたくさん伸び放題、実が綺麗だった。


花水木の実もたくさん紅くなっていた。


やはり青空があると写真になる。

寝(い)ねたりし窓に初冠雪の富士 KUMI
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青空と露と

2020年09月27日 | 料理
天気 曇のち一時晴

久々に見る午後の青空の写真を撮ってみた。

今月の東京は、今日まで27日間のうち雨の降った日が26日もあったという。そういえば、出かけるときはいつも(近所しか行かないけれど)、晴雨兼用の日傘ばかり持って出て、雨に遭うことの方が多かった気がする。
今日も朝は雨が残っていたらしい。10時過ぎに買い物に出たら、はびこってしまった夏萩に、まだ露が残っていた。


色々多忙なのに(その訳はいずれ、お話します)雨の日は体調最悪で、明日からの秋晴れを期待している。晴れたからといって快調になるとは思わないけれど、昨夜のように動けなくなることはないと思う。明日は先ず、一週間ぶりの洗濯をしなくては・・

最近、東京で流行っているもの。コロナと強盗。
ガス会社を装って「ガスの点検に参りました」と言われ、それらしき服装に安心してドアを開けてしまう。すると、二人連れが強盗に早変わり。口をガムテープでふさぎ、手足を縛って命の危険を感じる頃合いに、銀行のカード番号を聞き出す。現金があれば無論漁っていく。そんな事件が多発中。カード詐取よりも怖い。事前に、家に居る高齢者かどうかを調べてくるらしい。
犯人の一部は捕まったものの、大グループらしくて全体はまだ掴みきれないようだ。
この二人連れ強盗にはもう一人、ニセ警官も居ることがあるのだと昨夜、テレビで見た。強盗が去ってしばらくすると、警官が家に入ってくる。「もしや何かあったようだと近所から通報が・・」というような風に来るのだろうか。縛られた被害者を助けてくれて、被害届まで書かせるのだそうだ。
なんという用意周到。
人も警官も、家に来たら強盗かニセ警官か、と思わねば暮らせない時代になった。「身内以外は家の中には入れないように」とテレビでは言っていたけれど、その身内との往来もほぼ断っている暮らし。寂しい年寄は、ガス会社の人、と信じたらドアを開けてしまいますよ。厭な時代になってしまった。これもコロナ禍のせいかも。

今日のみゃあ。


すっかり老化して、以前のように近づいてくることもなく静かにベンチに坐っている。猫の世界の方が生きやすいかも。

立ち止まることも大切露葎   KUMI
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青空が見たい

2020年09月25日 | 俳句
天気 雨

台風が反れてくれたと思ったら、秋雨前線が台風で元気になったのか昨日も今日も雨。しかも肌寒いくらいだ。この時期に雨の多いのは毎年のこととはいえ、青空をしばらく見ていないのは心身に良くない。
写真は、無論、以前のもの。

昨日は雨の中を整体治療に行き、治療のあとは体調も軽くなって久々に買い物など出来た。
ところが、夕方、パソコンを開いたら何だか画面がぼやける。眼鏡が汚れた?と拭いてみたものの良くならない。白内障の再発?良く解らないまま、アレルギーの点眼薬を使い・・でも、今もって治らない。確か、何ヶ月か前も同じようなことがあり、何か傷がついている、と言われて点眼薬を出されて良くなったことがあった。来週には検査の予約をしているので、それまで待つことにした。今月は通院ばかりでもう、どこの医者にも行きたくない。緑内障の右眼は正常に見えるので失明はしないだろう。
何とかパソコンもスマホも見ることは出来る。ブログも、字を拡大して書いている。

一日家に居れば、体調悪くてもせねばならないことが目の前に色々あって。まずは国勢調査。何日か前、郵便受けに入っていた。


今まではこういう調査ものは、来るとすぐに夫が済ませてくれていた。一人になったので書く内容も超簡単。しかも、今年からはネットで出来るというので、スマホはぼやけた目には辛そうなのでパソコンを繋いでみた。字が大きくて簡単簡単。調査票は字が小さいし、パソコンやスマホの出来ない高齢者はちょっとお気の毒、と思った。調査員を待つこともないし、今はネットの時代ですねえ。

もう一つ、年金の現況調査。生存していることを報告しなければならない。これも、夫が居るときは「早く書け」と促されたものだ。私は、まだいいか、とほっておいて出し忘れたりする性格。そういえば、私が勤めを辞めた直後、自動車税の支払いを頼まれていたのに忘れ、気づいたら納付期限をとっくに過ぎていたことがあった。夫が見たら大変、と慌てて銀行へ行ったことがあったっけ・・無論期限を多少過ぎても問題はないのだが、実直真面目な夫には言わなかった。
一人暮らしは大変。認知症になぞなれない。

秋霖や声をマスクにくぐもらせ  KUMI
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連休明けの病院にて

2020年09月23日 | 俳句
天気 降ったり止んだり

彼岸の後半になってから、家の周りにも彼岸花が咲き始めた。といっても今日は写真を撮る余裕がなくて、去年の写真。ようやく秋本番の気温になったので、咲かずに居た彼岸花は慌てていることだろう。

連休明けに病院の通院予約をされてしまい、何と患者の多いこと、とびっくりした。10時半の予約で、混んでいても30分以上待つことの滅多にない病院なのに、今日は12時を過ぎてしまった。初めて受診する呼吸器内科。先日の膠原病のCT検査で少し気がかりが・・ということで回された。呼吸器内科は夫が最期を世話になったところで、通院にも何度か同行しているので、待たされている間も気が重くなった。
病院の中は写真に出来ないので、待合室のカーテンの隙間から外の風景。


あれ?ここの駐車場は何で空いているのだろう、表の駐車場は満杯だったのに。建物の裏が穴場、かもしれない。車を使わなくなった今となっては遅い。

初診を診るドクターは、とっても時間をかけて話を聴いてくれるし、説明も丁寧だ。夫の時もそうだったので、だんだんと思い出してきた。
通院したからといって、今の症状の良くなるという話は何もない。
台風が近づいているし、今日の体調は最悪だ。何だか検査はもういいよ、という思いになったが、またCT検査を予約。

着いてすぐの待合室で珍しい人を見た。今日は長袖でないと涼し過ぎる日なのに、アロハと膝までのパンツ、サンダルの、ハワイ観光にでも行きそうなスタイルの体格の良いおっさん。珍しいのはそのスタイルではない。手足の甲までびっしりと極彩色の素晴らしい彫り物。座ったところが遠いので良く見ることは出来なかったものの、ともかく凄いことになっていた。背中も多分、クリカラモンモンなのだろうか?ソファは今は三人掛けに一人、付添が居れば二人、という間隔になっているから誰も近づく訳はないが・・場違いもここまでくると見事、としか言いようがない。近づいてひと言でも「素晴らしいですね」と言ったら、多分、大喜びするのだろう。(私は、決してこのおっさんを称賛している訳ではありません)
もっとびっくりしたのは、おっさんが文庫本を読んでいたこと。今はおっさんと言えども手にするのはスマホなのに。
通院ばかりの暮らしにこんな珍しい光景もなくては、人生に楽しみがない。

午後にはマンションの排水管の戸別清掃があり、慌てて帰宅して水周りを片付けて・・疲れた。

病院の廊下は長しそぞろ寒  KUMI
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