天気 晴
ようやく「真冬」が戻ってきて空っ風、天気図も西高東低冬型の典型となった。今日は殆ど家に籠っていて、でも郵便局へ行く用を思い出し外へ出たら、体でそれを感じた。空もまた、昨日の暖かさが嘘のような雲の流れよう。
家に居れば体調もいつになく良いのに、あれこれの面倒な用や片付けは放り出してて、俳句の整理に没頭した。やっと、「日常の自分」になれた気分。
今月の句を推敲し、半年以上ほったらかしだった結社誌へ載った句をパソコンへ打ち込む作業も終えた。去年は夫のことで俳句から遠ざかる日々だったが、何とか結社誌へだけは投稿を続けた。四苦八苦で無理やり5句を作りあげての投句だったのに、何と、この1年、半分の月は4句欄に載っていた。その前の1年は殆ど3句欄だったから、驚きでもある。(4句を主宰に選んでもらえるのは、ごく少数なのだ)
多作多捨、を目標にしていたのに、少作の日々の方が「成績」が良かった、とは・・自分でもよく解らない。
昨日届いた2月号も、4句を選んでもらえた。葬儀の済んだ直後が締め切りで、それでも句帳に5句はあったので欠詠はしなかった。
降り出しぬ木犀の香を鎮めつつ KUMI
不吉かもしれず大きな秋の虹 〃
秋澄むや棺の夫へ免許証 〃 (夫=つまと読む)
遺されし者ら酸つぱき早生みかん 〃
夫の葬儀の句は、結局、1句しか作れなかった。でも、その1句を主宰に見逃されなかったのが有難い。
16歳でバイクの免許を取り、23歳で車の免許を取り、結婚するとすぐの25歳で中古の軽自動車を買い・・とにかく車と運転が何よりも好きだった。まだ運転に何も不安はなかったものの、80歳で返納すると言っていたのが叶わなかったので、免許証は彼の世へ持たせた。あちらに車があるかどうかは解らないけれど。
さて、頑張って俳句は作り続けよう。
寒雀一団一樹占拠せり KUMI
ようやく「真冬」が戻ってきて空っ風、天気図も西高東低冬型の典型となった。今日は殆ど家に籠っていて、でも郵便局へ行く用を思い出し外へ出たら、体でそれを感じた。空もまた、昨日の暖かさが嘘のような雲の流れよう。
家に居れば体調もいつになく良いのに、あれこれの面倒な用や片付けは放り出してて、俳句の整理に没頭した。やっと、「日常の自分」になれた気分。
今月の句を推敲し、半年以上ほったらかしだった結社誌へ載った句をパソコンへ打ち込む作業も終えた。去年は夫のことで俳句から遠ざかる日々だったが、何とか結社誌へだけは投稿を続けた。四苦八苦で無理やり5句を作りあげての投句だったのに、何と、この1年、半分の月は4句欄に載っていた。その前の1年は殆ど3句欄だったから、驚きでもある。(4句を主宰に選んでもらえるのは、ごく少数なのだ)
多作多捨、を目標にしていたのに、少作の日々の方が「成績」が良かった、とは・・自分でもよく解らない。
昨日届いた2月号も、4句を選んでもらえた。葬儀の済んだ直後が締め切りで、それでも句帳に5句はあったので欠詠はしなかった。
降り出しぬ木犀の香を鎮めつつ KUMI
不吉かもしれず大きな秋の虹 〃
秋澄むや棺の夫へ免許証 〃 (夫=つまと読む)
遺されし者ら酸つぱき早生みかん 〃
夫の葬儀の句は、結局、1句しか作れなかった。でも、その1句を主宰に見逃されなかったのが有難い。
16歳でバイクの免許を取り、23歳で車の免許を取り、結婚するとすぐの25歳で中古の軽自動車を買い・・とにかく車と運転が何よりも好きだった。まだ運転に何も不安はなかったものの、80歳で返納すると言っていたのが叶わなかったので、免許証は彼の世へ持たせた。あちらに車があるかどうかは解らないけれど。
さて、頑張って俳句は作り続けよう。
寒雀一団一樹占拠せり KUMI