KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

あっという間に四月尽

2021年04月30日 | 俳句
天気 晴

上の写真はシャリンバイ(車輪梅)。あまり好きではない、と思っていたが、よく眺めると可愛い花だ。

当たり前なのだが、昨日の祝日のあとは4月の最終日になる。月の最終日には一ヶ月の句をメモ帳からノートへ書き写しながら推敲する・・という作業をする。筈なのに、今日は時間がなくなった。え?暇でしょ、家事も買い物もないのに忙しいの?と誰かに言われそう。
今日は朝9時から入浴。落ち着いたら10時半くらいになり、句のメモ帳を眺めて情けなく少ない句の推敲を始めたら・・もう11時過ぎた。入浴の疲れ?眠くなってきた。ま、いっか。明日も時間はあるし。

昼食後には、何とか今日は日光浴をしなくちゃ、と出かけて・・1時間ほど。これ以上時間をかけたら二度と許してもらえなくなるかも、と思いどこにも寄り道しないで急いで帰る。
今日は、いつもの道ではなく、以前の居住地の方へ。真昼間には人の殆ど通らない道を知っている。その道を先月末に大島桜の花吹雪を浴びた公園まで。でもベンチで歩数計(スマホの)を見たら1400歩だったので、もっと先の、隣の市の公園まで行ってみる。ようやく2000歩を越えた。これが限度・・人が居ないのでマスクは殆どせずに歩いたのに、息が詰まりそう。何が原因なのか、さっぱり解らない。解るのは、足腰だけは大丈夫らしいこと。
公園の周りのコデマリと紫カタバミ。


以前のわが家の前の道は、駅へ向かう人がちらほら・・でも、GW前の週日はさすがに人があまり通らない。今年も、新緑がみごとだ。


帰り着いたら、本当に疲れていた。たった4000歩強のだらだら休んでばかりの散歩なのに・・もう、情けないこと。それでも、足腰だけは無事なことに安堵すべきなのだろう。
先日まで一緒に食事のテーブルに着いていた人が、一昨日、動けなくなって救急搬送された。何とか杖も歩行器もなしで歩行していた人なのに、廊下で転倒して腰を打ったのが原因の圧迫骨折だという。
言うならば、骨粗鬆症なのだ。リハビリを含め入院1ヶ月、とのことだが、80代後半?果たして元に戻るやら・・少し認知症気味だったので余計に心配だ。
人の心配どころではない、やはり散歩と日光浴は高齢者には不要不急ではない。車椅子生活にならないよう頑張らなくては。

四月尽あれこれの過去振り返り  KUMI
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急降下と急上昇

2021年04月29日 | 俳句
天気 雨のち曇のち雨

夜遅く、台風時のような大雨になるのだという。そのせいで朝はさほど感じなかった目まいと耳鳴りが昼前から。私の体調は最悪・・頭痛アプリを開いたら、なんと、夜中の気圧は台風並みの1000hPa以下になるのだという。そこまで、グラフは急降下。それに体がついていかないのだ。
日に一度、検温と体調を診にくる看護師さんの話では、今日は体調悪い人とか酸素量の低い人が多いとか。私だけではないようだ。

それでも、今日は「昭和の日」で、我々には馴染みの昭和の天皇誕生日。そのお祝いではないが、昼食は春らしい松花堂弁当だった。


GWの幕開けの羽田空港の映像を見てゾッとした。何という混雑ぶり。日本中どこへ行っても感染拡大している。そこへ感染拡大中の東京から人が運ばれていったら、どうなるやら。
東京も、感染状況は大阪に追いついてきそうだ。半月後には、東京の感染者数が少なくとも今の倍にはなるそうだ。東京が2000人になれば全国的に見ると、今の倍の一日1万人? そのくらい悲惨な状況が何日も続かないと、オリンピックは中止にはしないのだろう。

なかなか接種の進まないワクチンなんて、微々たる抵抗に思えてくる。

朝刊をまた開きたる日永かな  KUMI
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永らえて・・

2021年04月28日 | 俳句
天気 晴のち薄曇

午後には天候下り坂、というので朝のうちに・・と、日光浴に出た。朝のTVで「完全に外出控えるのではなく感染リスクの低い外出は心と体のために必要」と、大学の先生の話。写真に撮ったが、TV画面は難しい。でも、玄関出るときに何かうるさいことを言われたらこの文章の画面を見せよう、と保存しておいた。
上の写真の、いつもの場所まで。
花を見るなら都立公園まで行けば良いが、あちらは公園内マスク着用、と大きく書かれていて、マスク苦手の私には長時間マスクして歩くのは辛いばかり。こちらなら、殆ど人に会わない。
アメリカでは、ワクチンを接種した人は外出時のマスク着用義務は不要、ということになったようだ。日本では無論法律で義務づけられている訳ではないが、真面目な人は、人の居ない道でもマスクしている。なので、すれ違う人が遠くに見えたら、マスクを取り出す。上の写真の道へ出る前は何人かに出逢ったものの、ここの広い歩道では殆どマスク不要だった。

途中のお宅の花。




バラもはもう少ししたら綺麗に開きそうな花がたくさんあった。
道端のたんぽぽ。

うっかりスマホが絮に触れ散らせてしまい、風がないので旅立てなかった。
ごめんね。


それでも4000歩を目指したのに3600歩で終ってしまった。
交差点を渡った先まで行こうと思ったが、その先は下り坂。帰路のことを考えてやめた。この息切れは何でしょ? これでは、やはり都立公園には行けない。マスクなしで歩ける日は来るのだろうか。

昼食は筍ご飯が出た。毎年、一度は食べていたので嬉しいこと。筍の煮物はよく出るが、やはり炊き込みの筍ご飯は別物。でも山椒の芽が・・ま、贅沢は言いません。

術後一年筍を煮てをりぬ  KUMI

こんな句が結社誌の巻頭に載って主宰褒められた。
もう15年も前、がんの手術をして1年後の句。まだ、二度目の抗がん剤の点滴投与中だった。が、とにかく生き延びていた。
昨日だったか、がんの10年生存率の研究発表があった。私のがんのステージでは、10年後は60%くらいに下がるらしい。それを越えて15年も永らえたから、これ以上の贅沢は言えない。手術したのが今頃、GWは入院していた。というか、術後4日目に退院してもよい、と言われたが、右腕が動かないし連休の間に術後のトラブルがあると面倒なので、入院を2泊延してもらった。これは夫にはナイショだった。病院も、どうせ連休中は新らしい入院患者は入れないのでベッドは空いているし、と文句なしに許して貰えた。コロナ患者のある今では信じられないこと。もしかしたら、ステージ2の手術そのものが延期されてしまうかもしれない。

永らへて筍ご飯今年また  KUMI
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春満月の日に

2021年04月27日 | 俳句
天気 晴

隣の雑木林は、いつの間にか新緑が濃くなってしまった。先週水曜以来、外へ出ていなかった。今日も体調いま一つ、でも、整体治療の予約の日。

整体院へ行く隣駅のコンコースで、仙台銘菓「萩の月」を売っていた。JRの駅のコンビニ前では、いつもどこかの名産を売っている。でも、お隣山梨の名物・信玄餅は常時売っているのであまり買おうとは思わない。先週は京都の老舗のきんつばを売っていたので、無論買ってきた。
このお菓子、初めて食べたのは、もう半世紀以上も前、まだ義父母の元気だった夫の実家へ行ったときだった。夫の祖母と叔母が福島に住んでいて(疎開して住みついてしまったのだそうだ)、その息子(夫の従兄弟)が福島に近い宮城県へ婿養子に行った。その従弟の土産だったのかもしれない。
当時は土産といえば和菓子は饅頭・・と決まっていたが、和洋折衷のちょっと洒落た味が忘れられなくて、都内で手に入るときはよく買った。今も同じ。



本物の月は・・
実は、ここからは月が見えない。ちょうど月の軌道が建物の上を通るのだ。以前のマンションから近いので、ここから月や太陽がどう見えるかはよく解る。ラウンジの南側のベランダへ出れば見えるけれど、災害時以外は、ベランダには出られないようになっている。
でも悔しいので、昨夜、見えるかどうかカーテンの隙間から見上げていたら、当直の職員も一緒になって探してくれた。で、ラウンジの端っこにしゃがむと辛うじて屋根の庇のそばに見えた。・・写真なぞ無理。でも見えたことで満足。探してくれたAさん、ありがとう。
今日は雲が多いので見つかるかどうか・・

疫病の地球浄めよ春満月 KUMI 
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残雪

2021年04月26日 | 俳句
天気 晴

気温が一時的に下がった北風の朝、残雪の富士山がすっきり見えた。
そういえば、6年前福島へ行ったときは帰路に通った磐梯吾妻スカイラインはまだまだ残雪の多い風景だった。今年はもう、さほど残ってはいないかもしれない。


三春の滝桜はもう終わっていたのに、猪苗代湖畔のソメイヨシノはまだ咲き始めだった。
磐梯山と辛夷の花。


夫の愛車での、最後のドライブ旅行、最後に近い写真が磐梯山だった。

昨日一昨日と気象病の症状で悩まされ、でも今日はその低気圧も去りすっきり晴れたのに・・今日も、昨日の続きの体調にがっかりした。どこが悪いの?それとも、もしかしたら、これが標準の体調になっていく?風が冷たくて、外へ出る理由を探して玄関突破を図る気力も失せてしまった。

テレビの画面では、昨日の日曜の夜の街を歩く人の波が写る。
この、人の溢れる街の映像、流すのは止めてもらえません?家で自粛している人たちの中には「なあんだ、真面目に家に居るなんて馬鹿みたい、行こう、行こう」と、友人にLINEする人が増えるだろう。店がやってなくても、コンビニで缶入りのアルコールと肴を買えばいいじゃん、代々木公園なら広いし・・
となるのだろう。今流行っているウィルスは、感染力が高いから、外だから安心、ではないそうだ。場合によっては感染予防した室内で距離をとる方が、屋外で密着して大声出すよりも安全だという。
旅番組や美味しいもの紹介の番組も、止めてほしい。もし放映したいなら過去の、マスク不要だった時期の再放送にして。
報道の自由、とは言うけれど、見ている人たちを感染拡大へ誘導しているようなものだ。
無論、オリンピックは止めましょう。こんなに反対の意見がネットで溢れているのに、なぜ、TVなどのマスコミには拡大しないのだろう?

朧夜を眠りて過去のまた増ゆる   KUMI
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