五月尽

天気　晴

風の強い一日。真夏が来てしまったような。でも、そろそろ梅雨前線が近づいているらしいので、梅雨空になったらこの暑さも引っ込むかもしれない。

今日は掃除も洗濯もしないので暑くなる前に散歩に出ようと思ったら・・
もぐら叩きのように、あちらが良くなればこちらに故障、の体。実は、半月ほど前に右足の先の方が妙に痛くなり、かなり歩きそうな吟行句会を一つ休んだ。それは何とか良くなったものの、朝起きたら、同じように左足が痛む。原因不明だ。散歩は中止。
でも歩けない訳ではないので、駅前のスーパーまでは行ってみた。スニーカーなら楽に歩ける。
知人に、宅配の食料の話をしたら「買い物にでも行かないと運動不足になるから」と断られたことがあった。その気持が解る気がした。食料の8割は自然食の宅配に頼っていて、足りないものだけ買う暮らしで、うっかりすると週1回くらいしか買い物に出ないこともあるのだ。

雨不足で、元気のない紫陽花が多い。高幡不動尊へ紫陽花を見に行こう、と思ってるけれど、どうなのだろう？見に来る人の多い名所なら、水遣りをしていると思うけれど。
足は、何とかこれ以上は悪くならないらしい。明日は普通に歩ける・・と思う。

そんなことで5月も今日でお終いだ。
月末には一ヶ月分の句を、句帳から推敲しながらノートに書き写す。半分以上は捨てる句ばかり。今月はとくにひどいものだ。少し頑張らなくては・・と、毎月末と同じ反省をしたものの・・

五月尽本に栞をふやしつつ　　KUMI

また地震

天気　晴

昨夜、かなりの雨が降ったので空気がきれいになり、朝には久しぶりの富士山が。
旧暦の皐月はまだ半月後のことではあるけれど、最近は五月の富士も「さつき富士」と言っても良いらしい。

午前1時半ごろ、地震で目が覚めた。たいした地震ではなかったけれどしばらく眠れなくなった。先週の震度4の地震の余震？震源地は群馬県南部だという。
地震の殆どは太平洋側なのに、内陸部が震源、というのはちょっと怖い。わが家もも活断層の上だ。

昼前に散歩に出たら、暑いこと暑いこと・・空はとっても綺麗だったけれど、長くは歩かない方がいいかも、という真夏の気温だった。


ということで日が暮れて・・
夕食のあとのコーヒーの片付けをしていたら、緩い地震があった。またどこかで地震？と止むのを待っていると、だんだんとかなりの揺れになった。地震警報が、小笠原が震源地、と言う。1000キロも離れた震源なのにこの揺れでは、津波も心配、と思ったら津波はない、と。
震源地にいちばん近い母島は、昔、夫が単身赴任していた場所。東京の、というよりも日本の辺境の離島だ。私も、四回訪れている。船で（船しかない！）片道二日もかかる島だ。
気にかかるが、結局、最果ての地の被害状況はわからないまま。

こんなに遠い震源地なのに、東京や神奈川・埼玉でもかなり揺れて被害があり、交通機関が大混乱のようだ。震源が590キロ、と深いので揺れが遠くまできたのだという。
それにしても・・噴火といい、地震といい、何だか落ち着かない。

水浴びの雀また来る暑さかな　　KUMI

額紫陽花

天気　曇のち雨

口永良部島で火山噴火があって、映像で見るだけの自分の呑気さ。噴煙に包まれる島をあとにする人たちの思いはどんなだろう。
全島民避難、は東京でも三宅・大島、と二回あった。知る人も居たし、島に縁ある人もまわりには居たので、その大変さが解る。
大震災後、あちこちで噴火する火山が多い。全く関係ないとは言えないらしい。日本列島なんて小さな島なのだ。東京の南端でも現在進行中で噴火により新しい島が出来ている。いまや、東京ドームの50倍以上になり、まだまだ噴煙を上げている。新しい領土が出来た、などと喜べることではないような・・その続きに三宅島・大島・箱根・富士山がある訳で。

といっても、こちらは家の（マンションの敷地）周りに紫陽花が咲いたので、雨の降る前にひと廻り。額紫陽花は、先週から咲いていた。雨がしばらく降っていないのでちょっと元気がないけれど。






毬咲きは咲き始めたばかりだ。




良い香りが・・と思ったら、知らないうちに梔子の花も咲いていた。


紫つゆ草も・・


紫陽花が咲き始めるとそろそろ梅雨になる。ということは、一年の半分を過ぎたことになる。
こんな風に毎年同じ花を眺められるのも、いつまで？　などと、考えてしまうような、今日の噴火のニュースだった。

昼の雨紫陽花の毬太らする　　KUMI

さつき咲き続く

天気　晴

昨日の句会で、なぜか疲れたようで、今日は朝から「活力」が湧かない。別にどこか体調が悪い訳ではないのに。
家事をのろのろと済ませパソコンをちょっと覗いていたら、もう昼食の時間だ。
「活力」の湧くサプリ、というコマーシャルをしているけれど、それを飲んだだけで元気モリモリになるのだろうか？

午後、ちょっとした買い物に家を出たら、町には相変わらずさつきの花が目立つ。あちらもこちらもさつきが咲いている。なぜか今年はいつもより目だっているような。

家の前には、十薬（ドクダミ）が目いっぱいに咲き揃った。これを雑草と言うか花、というかは人によって分かれるところらしい。私は好きな花だ。白い十字の花が目を休ませてくれる。


子供の頃は、これを煎じて薬用にした。薬のない時代、体の弱い私には、薬はドクダミやゲンノショウコ、栄養補給は近所に貰いに行った山羊の乳。薬がなくても子供は育つものだ。

額紫陽花が大分咲き揃ってきた。
明日は活力を振り絞って、スマホでななくカメラを持って散歩に行こう。

杜鵑花（さつき）咲きあふるる町に住み古りぬ　　KUMI

吟行句会・府中郷土の森博物館

天気　晴

真夏のような日差しになった。
でも、吟行地はすぐ近くのお隣・府中市なので今日はゆっくり出かけられた。というか、私が設定した吟行なので近くにした訳で。
ともかく、今の時期、ここは欅の青葉が美しい。もう新緑とは言えないけれど。
武蔵野には欅が多い。並木道が有名なところもある。でも、大木になって邪魔になることも多いので剪定されて（わが家の前も）素直に大木にはなれない。
でも、ここは、欅が育つままにしているので、こんなに活き活きとした風景になっている。


梅林が有名なところ。でも、この時期は梅の木を見ても・・ということでパス。
多摩川が隣りを流れているので、そこから水を引いている滝がある。ちょっと深山幽谷の感あり。


紫陽花も咲き始めていた。来月に入れば「あじさい祭」が始まる。


スマホの撮影のコツが解ったので、もっと撮っていたいところだが、句を作らねばならない。
今日は小学生の団体も居なくて、実に静か。緑陰に居れば熱さもしのげて、快適な吟行だった。弁当は持参し、休憩所の前のテーブル一つを借り切って、そこで電子辞書（歳時記兼用）と句帳を広げて・・


目の前には、移築した長屋門と大欅。


と、恵まれていた日なのに、残念なことにメンバーの不参加が多くて、いつもなら10人以上は集まるのに今日は7人だった。もっとも、先月は私は参加出来なかったから仕方ないこと。
午後の句会には何句出しても良いことになっているが、私はやっと10句だけ。平均すると今日は一人13句くらい？　最近は数をたくさん、が出来なくなった。


武蔵野の青葉を誇る大欅　　KUMI