KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

二月尽

2017年02月28日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がち

銀行へ寄ったら凄い行列、何で?と考えて今日が二月の最後の日、と知った。もうお終い・・
「大仕事」を終えて帰宅してカレンダーをめくったら、富士山に桜、の写真がぱっと視界を明るくしてくれた。東京の桜の開花まであと一ヶ月とないのだ。

二月は頑張った。本当に、心身ともに疲労困憊するくらい、私としては頑張った。無論、まわりの人の助けがあっての上ではあるけれど。
こんなに毎日を犠牲にしても、亡姉の「後始末」は終わりがないくらいにこれからも続いていく。単身者が「終活」をしないとどうなるか、の最悪の例になりそうだ。
ともかく頑張ろう。終らないない冬はない。

一歩だけ前へすすみて二月尽 KUMI
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駅の春

2017年02月26日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

昨日は楽しいお出かけで、今日は途中まで同じ路線を使っての「厄介な」用足しに。
風は相変わらず寒いのに、駅のホームには春のポスターがいっぱいで、もう春爛漫だ。
角館・弘前の桜の風景が眩しい。数年前、連休直前に桜を見に行ったところだ。いつもなら桜が見ごろの時期というのに、まだ桜は一分咲きまでもいっていなくて気が抜けた。その年だけ、一週間以上も見頃が遅くなってしまい。
ツァーを予約して桜を見に行くのは「賭け」のようなもの。見頃に出逢って良い思いをしたころもあったから外れだったのも仕方がないことだ。
旅も、だんだん遠い存在になった。
飯山線の菜の花畑。


せめて、今年は昭和記念公園の桜と菜の花くらいは見に行けるように頑張らなくては・・と思いつつ、今日の「お仕事」を頑張った。

梅東風や旅のポスター春の色  KUMI
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初節句

2017年02月25日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ちょっと早いけれど、多忙なパパも今日は休める、ということで初節句に招かれた。
今風の部屋でもちょうど良くおさまる内裏様で、送った私もまずはほっとした。
初節句の主人公の写真は、やっぱりやめておきます。

昼食に、ちらし寿司を用意してくれていた。パパの作、というのでびっくり。卵焼きもとても美味しく出来ていた。


ところが・・私は昨夜寝てからお腹の具合が悪くなり、睡眠不足気味。楽しみにしていた日の前に・・というのが悔しいこと。
去年の夏ごろから、持病の腸癒着のせいかそういうことが多くて、気をつけていても時々起きてしまう。疲れがたまっているのかも。でも、お寿司も竜田揚げも美味しくいただいて、何とか大丈夫そうでほっとしている。
持っていった絵本も、ワンワンニャンニャン、モウモウ、と擬音だけの読み聞かせながら、結構興味を持ってくれたようだ。
子供に本を読み聞かせるのは楽しい。今度は何を買っていこうかな、考えるのも楽しい。

雛もまた無垢の零歳初節句  KUMI
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凍戻る

2017年02月24日 | 暮らしのつぶやき
天気  晴

風が、まさに凍戻る、寒戻る、冴返る・・の季語通りで寒い寒い。
それでもちょっと買い物に出たら、沈丁花がほころび始めていてほっとした。スマホを向けてかがんだら、蕗の薹があちこちに見えてきた。誰もまわりに居ないので一ついただく。って、自分の住むマンションの敷地だからドロボーにはならないけれど、やはり気兼ねしてしまう。かといって、蕗の花があちこちに咲いていてもそう綺麗な光景ではない。

明日、ちょっと早い初節句に呼ばれたので、買い物のついでに乳児の絵本を買ってきた。
母親に確認したら、友人から不要な絵本は貰ってある、でも乳児用はない、とのこと。


4ヶ月の赤ちゃんにもう絵本?と思うけれど、今はそんな乳児から本を見せるのも良いらしい。なかなか面白く出来ている。ベビーカーの赤ちゃんをスマホでご機嫌とっている母親を見かけたけれど、どうもねえ・・この本、手のひらに乗るサイズなので、赤ちゃんが気に入ってくれたら持ち歩きも出来て良いかもしれない。

にゃんにゃんの絵本ひらけばあたたかし  KUMI 
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吟行句会・生田緑地

2017年02月23日 | 俳句
天気 晴たり曇ったり

昨日の話です。

風がないので日差しがきっと暖かい、と思い出かけた、今月唯一の吟行句会。
でも曇天になってしまい寒い日だった。真冬の吟行スタイルとはいえ、手が悴んで字を書くのも苦労。それでも、いつものようにお雛様の展示を眺めて心だけは春を楽しめた。昭和初めのお雛様、我が家にあるものと年代は同じながら、大商家のお雛様の立派な七段飾りはみごと、としか言いようがない。
スマホは手前が大きく写ってしまう広角レンズなので、その雰囲気が伝わらないのが残念。
デジ一を持って撮影に来ている人が何人かあり、羨ましかった。

同じ建物で、機織りの実演をしていた。これは本格的で、かなりの長さが織られていて、でも写真以上近づくことは出来ないので、その音を楽しむだけに。


ともかく句を作らねば・・と思っても、なかなか作れず。今日は数は諦めて少数精鋭の句だけで勝負するか、と途中で頭を切り替えた。下手な鉄砲数打ちゃ当たる・・という方法もあるけれど、頭の中まで「寒戻る」の状態で。

この冬初めて、藪椿を見た。まだ咲いていないかな、と思ったらちらほらと咲き始めていた。
この椿、昔はどこにでもあったのに、我が家のまわりにも少なくなった。目立たない花なので造園にはあまり使われなくなった、と、詳しい人の話。派手な椿よりも私はこの方が好き。


落ちているものもあった。


   元禄の庚申塔へ落椿  KUMI
と、思わず作れてしまったけれど、午後の句会へ出すのはやめた。 庚申塚とか庚申塔とか野仏に花の季語、の句が通用する句会ではない。
日当たりの良い土手に、タンポポが咲いていた。今年初めて見るタンポポの色に励まされる思いで。


何句出しても良い句会、でも9句だけにした(というか、出せる句がそれしかなかった)。10人の参加で平均すると一人12.3句になっていた。たくさん出せる人が羨ましくもあり。
でも、少数精鋭で良かったのかも・・9句のうち没は2句のみ。まあまあ、の成果。

小綬鶏のこゑをとほくに機を織る  KUMI
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