KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

武蔵野探勝・大宮八幡吟行

2012年10月31日 | 俳句
天気 晴のち曇

虚子一行の武蔵野探勝を辿る吟行句会、今日は大宮八幡、ということで今まででいちばん近い場所だ。9時過ぎに家を出れば井の頭線の西永福には集合時間の10時に十分間に合う。
と思ったら・・駅で待てども待てども電車が来ない。中央線が何かの理由で遅れて、やっと乗ったのは9時半だった。電車を待ちながら幹事さんに携帯メール。間に合う訳がない、と思ったら井の頭線の接続が旨くいって少し遅れただけだった。他にも送れる、と連絡を入れた仲間が居たので待ってくれていた。
とはいえ、携帯電話はこんな時に本当に便利だ。

今日は14人も集まった。大宮八幡には、近くを通ったことがあっても行ったことがなかった。立派な神社でちょっとびっくり。
境内に入ると、十月桜がまず目に入った。この時間はまだ青空があって、みごとな咲きぶりだった。


八幡宮から、裏の和田堀公園へ。ここも行ったことのなかった場所。近くても知らない場所がたくさんあるものだ。善福寺川に沿って深山幽谷のたたずまい、大樹が多くて、オオワシが居る、といいカメラマンがたくさん集まっていた。私は、このオオワシが樹に止まっているところしか見なかったが、飛ぶ姿を見た人も居た。無念。
なかなか句がまとまらなくて、もっと写真を撮っておこうと思いつつ、その余裕がなかった。
句会の結果は、まあまあ。句材がたくさんあり過ぎて散漫になってしまった、と反省。

青空にふはふは十月桜かな  KUMI
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柿のジャム

2012年10月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち晴

十五夜のときは台風が来て、夜半にようやく晴れて月が覗いた。
今日の満月(後の月)は、少し雲は残っていたもののすっきりと美しい月で、外へ出てしばらく眺めた。空気もすっかり晩秋。

友達からたくさん送っていただいた国東の柿、熟れたものから毎日食べていたが、残りが一気に熟してきた。明日から3日間留守にするので食べる暇がない。なので、まだ熟しきっていない4個を残し、8個をジャムにした。
実は、柿のジャムなん作ったことも食べたこともない。でも、ジャムにならない果物はない、と言うから大丈夫、と思って、林檎と同じ方法で作ってみた。ちょうど空いたブルーベリージャムの壜(280g入り)に目いっぱい作れた。かなりの量だ。

出来上がった色が、何だかカレーみたいで。私は普段から白砂糖を使わないので、サトウキビの砂糖を使った。そのせいかもしれない。味はなかなか良い。貰い過ぎた時にはこれに限る。

濁りゆくわが目を照らせ後の月  KUMI
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富士山が・・

2012年10月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

昨日の雨で空気がきれいになって、今朝は青空がすっきりと広がった。
朝、雪の増えた富士山を眺めて、何だか変・・我が家から見ると今頃の富士山の雪は北側(写真の右)が多く、南側(写真の左)が少ないのが普通だ。つまり、山梨側に多くて静岡側に少ない。冬になってもそのままの比率のことが多い。
が、今朝の富士山は、静岡側の方に雪が多かった。珍しいこと。

久しぶりに公園へ行ってみた。秋の色がだんだん増えてきた。


銀杏並木も少しだけ緑色が薄れてきた。風が強くて、ぎんなんがパラパラと落ちてくる。あ、しまった、ポリ袋を用意してくれば良かった。
でも、今年はやはり楓系の紅葉は期待できないようだ。いろは紅葉は赤くなる前に茶色くなっている。台風の塩害だろう。外の道路の花みずきの紅葉も、何だか茶色い。


これでは、紅葉の名所の庭園なども今年は見栄えがしないだろう。ちょっと残念。

ぎんなんのこつんと肩へ落ちてきし  KUMI
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秋の雨

2012年10月28日 | 俳句
天気 雨

季節の変っていく冷たい雨。結局一歩も家を出ないまま日が暮れた。
ゆっくり句を作れば良いものを、今週末の旅行の下調べをしたり、句友の上梓した句集を読んだり、と「読む」ことで終わった。句会の仲間と「子規を勉強」していて、古い文学全集の子規の書いたものを読み返してみたり。短い子規の一生のなんと濃い時間であったことか。私はその倍も生きているというのに・・

窓の外の雨を見ていても句が出来ない。明日は晴れてくれるだろうか。

秋ともし子規に哀しき母在りし  KUMI  
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2012年10月27日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がち

果物のなかで何が一番好きか、と問われれば、多分「柿」と答えるだろう。
子供の頃から林檎が好きだったのに、この数年は、林檎を食べると障害のある腸にあまり良くないので食べなくなった。そして・・長く生きてきて結局辿りついたのが柿。なんのことはない、子供の頃に戻ったのだ。林檎が贅沢品だった房総半島育ちには、果物といえば柿と夏蜜柑と枇杷。その中で一番はやっぱり柿だった。

で、その柿を、先週、国東半島に住む古くからのネットのお友達が段ボール一杯送ってくださった。ご自宅の柿の木がたくさん生って、落ちればイノシシとタヌキが食べてしまうのだそうだ。愛犬も食べているようだ。
今は、Face Bookでお付き合いしているKさん、柿の写真を載せて「とりに来られる方、差し上げます」と書いていた。「行きたい・・行けるのでしたら」と私が書き込んだら、この写真の柿が我が家へ届いたのだ。


段ボール箱の中には、熟れたものを上に、まだ熟れきっていないものを下に詰めてあり、上から順番に食べていけば良い。小さいけれど、とても美味しい。
我が家の周りも柿の産地で、富有柿がそろそろ出回る頃。でも、この国東の柿ほどには甘くない。何だか子供の頃の柿とかたちも味も似ていて、飽きずに毎日食べている。これを食べるイノシシもタヌキも愛犬も幸せだ。
改めてKさん、御馳走さまでした。

柿を剥く幼なき日々を手繰り寄せ  KUMI
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