KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ミニ句会、出来ました

2022年06月30日 | 俳句
天気 晴 37℃

写真は、1週間前に買った紫陽花。2本はまだ元気に咲いている。

さて、午後に句友二人が面会に来てくれる、と予定した日、今までにない猛暑になる、と予報されていた。一人は前にも来てくれた沿線住まいだが、もう一人は初めてで、しかも遠くからくる。でもここは駅前なので何とかなるだろう・・と。二人とも私よりはずっと若いし。
東京は、感染者が増えているので、又施設の面会禁止になるかもしれない。と、句友も考えていたようだ。そんな日の来ないことを祈るが、保障はない。

悪いことばかり考えても仕方ない、今日は「何も見舞いの品は不要なので袋廻しくらいしてください」とlineで頼んでいた。紙と歳時記さえあれば、3人なら句会は出来る。それだけは、私も持っている。もっとも、さすがにベテランの二人、歳時記は持参していた。私も歳時記兼辞書は、句会では長いこと電子辞書で済ませている。これが三台目のEX-word になる。

話だけでも尽きることはないが、夕食時間までが面会時間、話は途中で切り上げて袋廻し一人3席題を封筒に書いて。短冊の下手な文字は私のものだが、右手中指が使えれば、もっとマシな字が書ける(言い訳?)

3×3=9句を1時間足らずで作り、(私は、うっかりして8句で終わったが)清記しての忙しい句会。でも、私にとっては2年半以上経験しなかった「顔の見える句会」は、緊張感があって楽しかった。体調は良くないものの、短時間に8句を作れたことにびっくり。毎日、1句を作るのにさえ苦労しているというのに・・句会があれば数は作れる、という修行は役に立っていた。
句友、かけがえなし。感謝感謝である。お見舞いは不要、と言っておいたのに、二人が帰ったあとにお菓子が色々と置いてあった。これも感謝感謝。

今日の、自分で出した題「朝」への自作。

朝食は庭の青紫蘇摘んでより   KUMI
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マスクを外せない?

2022年06月29日 | 俳句
天気 晴36℃

梅雨のない筈の北海道で、梅雨前線が最後の大暴れで豪雨になっていて大変なようだ。写真は、2008年6月末、梅雨真っただ中の関東から、道南へ行ったときの大沼からの駒ヶ岳。函館では雨には降られなかったがすっきりの青空にはならなかった。
写真がすっきりしないのは、一度フロッピーに保存して再度パソコンへ戻したので劣化したせいかと。フロッピーなんて時代遅れの最後の頃の話。

こちらは、今朝の青空。まだ猛暑前の綺麗な色だった。


7時半からの朝食前、窓から見下ろす線路沿いの駅への道を、通勤の人たちの
行く姿が見える。朝から30℃近いというのに、まあ皆さん、真面目にマスクをしていること・・何と、こんなに密集とは縁のない道なのに、10人通れば10人がマスクしている。自転車の人に時々、顎マスクの人が。
8時過ぎて通勤の人たちが少なくなると、散歩らしき老人が時々ノーマスクで通る。
マスクの着脱が面倒くさくて、若い人はノーマスクにならないのだろう。一秒でもマスクを外していたい私のような、息苦しさは全く感じないのだろうか。暑さは感じていると思うけれど、羨ましいといえば羨ましい・・私の心臓の動きが、先日の話ではどうも普通の半分以下になっているらしいから。

で、学校では校庭での体育の時間、生徒にマスクを外しなさい、と言っても生徒が外さないのだそうだ。そんなバカな・・と思うのはマスク嫌いのバアサン。思春期の少女の思いはバアサンには考えられないくらい繊細なものらしい。昨夜のテレビ映像での話。
都内の私立中学校3年生の体育の授業。先生が熱中症防止に「マスクは外して」と言っても誰も外さないで走り出す。誰一人、外さない。「どうして?」とリポーターが訊くと
マスクとって顔を出すのが恥ずかしい、中学入学以来、ずっと顔は見せていないから自分の顔を見せたくない。仲の良い友達が外したら自分も外す・・などなど。
外国人が聞いたら、呆れてびっくりするだろう。でも、日本の元少女だったバアサンにはその気持、解る気がしてきた。入学以来、弁当も前向いて黙食。話すときはマスク。私立なので中学で初めて会う同級生ばかりで、マスクしていない顔を互いに知らない。外したら、「え、そんな顔だったの?」「変な顔」と思われるかもしれない・・顔に自信のない私だったら、きっとそう思うようになっていたかも。卒業までマスクで通せたらそれが一番いい。
何だか、笑うに笑えない、罪作りな哀しいマスクの話。小学低学年でも、そういう子が居るのだという。
熱中症になるより、自分の顔を晒してしまった方がいいでしょ。といっても熱中症がどんなものか知らない子供には、顔を晒す恥ずかしさの方が上なのかもしれない。

しんがりは男の日傘横断す  KUMI



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高齢者の熱中症

2022年06月28日 | 俳句
天気 晴35℃

やっぱり涼しい水辺の写真がいい・・と思い、府中郷土の森の蓮池。7月2日に撮影しているから、句会の吟行のときではないようだ。紫陽花は、見ごろに猛暑が来てしまい、水不足でどうなっているだろう?水分がないとすぐにぐったりする花なのだ。


昨日は外へ出たが、今日はもう余程の用がないと出る気分になれなかった。暑さを考えて・・もあるが、どうも化学療法の副作用と心臓の薬の副作用が重なっているようで。
目眩がして動きたくない。

私の部屋は日差しが全く入らないのでエアコンをドライにして時々入れる程度。あまり強くしなくても、廊下とラウンジはがんがんに冷房しているから、冷気はドアの下の隙間から入ってくる。ドアの下に隙間のあるのは、スライドドアであることと、室内の灯りの確認のためでもあるようだ。真夜中に灯りが付けっ放しだったら何かあった?と確認出来るし、食事の時間になっても灯りが点かなかったら眠っているかも・・と起こすことも出来る。
それはさておき、ここでは水分さえ摂っていれば熱中症になることはまずないが、足元が冷えっぱなしになる。血液循環の悪い私には、冷気は大敵。外は猛暑にも関わらず、膝から下は真冬の備え。時々窓を細く開けて熱風で足元(冬も着ているジーンズに長めのソックス履き)を温める。あまり長く開けていると部屋が暑くなるので、それは困る。

熱中症で救急搬送される人の半数は、年齢を問わず室内での罹患だという。
エアコンを付けない高齢者の多くは、暑さを感じないという理由ばかりではなく、足元の冷えが嫌なのだ。リウマチとか神経痛の人とか、私のように血行に関係する病気持ちの人は、とにかく冷えが大敵。室内でも、立った顔のあたりと足元では、3℃~5℃くらいの温度差があるようだ。それだけ冷気は床ばかりに集まる。顔あたりがちょうど良い涼しさのとき、足元は真冬になっている。
だから、高齢者の熱中症防止に「エアコン付けなさい」の指導だけでは片手落ち。エアコンを入れ冬のソックスを履き、冬のひざ掛けで足元を温めること、夜寝るときは、エアコン入れて冬の掛け布団を掛けること。夏は夏掛け・タオルケット、などと今までの常識で思うから冷房なぞ使えない。最近は、テレビでも「夜はエアコン付けて羽毛布団で寝る」を推奨している。私も、薄手の羽毛布団を使っている。足元が廊下の方を向いているので、足が冷えるから膝から下には毛布を掛けている。

年取ると、自分の今までの習慣から抜けられなくなってしまい「エアコン付けて羽毛布団なんて、そんなバカな」と思うのが普通だろう。私も最初は、え、と思ってしまった。でも命あっての老後です。猛暑の日に電気代をケチってエアコン付けずに死んだら、もの笑いになりますよ。
今朝のテレビ、猛暑の街で高齢老人にインタビューしていたら「冷房?まだ6月だから使っていません」と答えていた。〇月だから衣替え、〇月だから暖房入れる・・そんな常識は半世紀昔の話だ。

梅雨明けやソーラーパネル輝いて  KUMI  
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やっぱり梅雨は明けていた

2022年06月27日 | 俳句
天気 晴のち曇 35℃

もう梅雨前線は戻らない、と私の方が気象庁よりも早い判断をしていた。私だけではなかったと思うけれど。
昼前の空はまさに梅雨明けだった。整体治療に行った隣駅の広場から。
今朝の富士山は雪渓まで見え、今年は随分と雪が少ない、と思ったばかりだ。真夏だってもう少し残っている年もあったのに、今年は細い筋になっている。写真にする気にもならない貧弱さ。下の写真は、2014年の7月初旬の富士山。

夏の朝は滅多にすっきり見えないし、家からあまり撮らなかったので写真がない。貴重な写真かも。この雪渓は真夏でも消えることはないけれど・・今朝ぼんやり見えた雪渓は、もう消えそうな細さだった。

猛暑であっても、天気が安定すれば気象病も落ち着く。でも、今回の目眩は・・やっぱり新しく飲み始めた薬の副作用のせい、としか言いようがない。ともかく整体治療には予約通りに行ってみた。首の動きはとても良くなったし、治療のあとは、少しすっきりして、先週のようにPCR検査まで受ける元気が出ていた。
でも、今日はあまり・・暑さのせいもあるけれど、治療が終わって昼食時間なので何処かへ・・という元気が出なかった。お腹の調子も悪いし、レストラン街へ行くのはやめておいた。来週も来るので1週間すれば副作用も落ち着くかも・・と信じることにして。
で、久しぶりにてっとり早く、改札口に近いパン屋のカフェのランチプレートにした。今年初めて。あれ?好きだったソーセージがなくてオムレツになっている。値段も上がっている?

 仕方ないか、この時期だから。でもソーセージを食べられなくて少しがっかりした。なぜかというと、ソーセージは施設で、小さくても薄い輪切りになっているのです、丸ごと齧れないのです・・トホホ。

雪渓の細りて今朝の富士蒼し   KUMI
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涼しい花

2022年06月26日 | 俳句
天気 晴のち曇がち 36℃

猛暑は続く。都心で36℃だという。こちらは? 建物から一歩も出ないので全く解らぬ。部屋は室温28℃になったらエアコンのドライを最小の風量でしばらく稼働、室温25℃台になったらスィッチオフ。廊下のエアコンが効いているので、あまり暑さを感じない。
夜も、館内冷房は止めないので、部屋はダイソンの冷風器だけで済む。冷風器のタイマーを2時間にして寝る。
夜中も2時間おきに夜勤の職員が部屋を見回りしているから、熱中症で倒れる人は出ないだろう。有難いこと。

さて、写真は「ヒマラヤの青いケシ」日本でも限られた植物園などにしか咲かないようだ。ちょうど今頃、毎年のように新潟・南魚沼の山へ、山菜採りに行っていた。1000m近い豪雪地だったので、ワラビなど、ちょうど採れ頃だったのだ。その帰路に時々寄った湯沢高原の「アルプの里」という、冬はスキー場になる場所に咲いている。8年も前の写真。

作られたガレ場に高原植物を植えていて、その中に「ヒマラヤの青いケシ」があった。


花期は6月末では少し遅かったようだ。でも、儚い色と薄い花びらが風に揺れて何とも言えず人を魅了する。残念ながら、遊歩道の、立ち入り禁止の場所の奥に咲くので、古いカメラのズームではこれ以上の写真は無理だった。

ともかくこれほど見て涼しい花は、ないかもしれない。もう一度見たいもの。

一日、部屋に籠った。新しい目眩が加わってしまい、明日は出かける予定があるので、大丈夫かな・・と。一昨日から飲み始めた心臓の薬の副作用に「目まい・頭痛」とある。降圧剤にも目眩の副作用はあるが、いつもの目眩の元は頚椎症が大半だと思っている。とっても天気に左右されやすいのも、神経痛と重なる。
とにかく、医師の指示には従おう。副作用で倒れることはないようだし。

笠雲の消えゆく富士や梅雨夕焼   KUMI
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