KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

五月尽

2016年05月31日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

今日は内科の通院日。
昨日が雨だったので今日は待たされるかしらん?と思ったら以外と患者が少なかった。
内科を終わって、同じビルにある整形外科へ貼り薬だけ貰いに寄った。
こちらは結構混雑していて。足腰が悪くて通院している人が多いのだから、雨の日は患者が少ないのだ。私は今は・・頸椎と、三年前の肉離れの後遺症が問題で。でも、電磁波飛び交うリハビリ室には入れないので貼り薬だけ貰うことにしている。

で、その待合室で薬局へ持参する書類を待っている間に耳に入ってきた、患者同士の話。
オバサン(同年代だった)二人がちょっと深刻な話をしていた。
「検査結果、どうでした」と一人が訊くと
「それが、あんまり良くないの。エコー検査したら腎臓に問題があって」
石が溜まっていて、でも手術は出来ないとか何とか。ご主人のことだろうと思った。
「大変ねえ。入院させるの?」
「そこまでは・・食べるものに気をつけなくてはいけないし、散歩に行く元気もなくて可哀想で・・」
腎臓では減塩食?そりゃ大変でしょう。などと思って聴くともなく聴いていたら、突然、
「消化の良いもの、ってどんな餌がいいのかしらねえ」
え?餌?御主人に餌って・・とびっくり。なんと、病気になっているのは、愛犬だったのだ。
私も先週エコー検査をしたけれど、犬も同じ検査をするのだと知った。

人間も犬も、今は長寿になった。医療の進化はどちらも同じなのだろう。
と、妙に納得した。

十薬の咲き放題の明るさよ  KUMI
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金魚草色々

2016年05月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨 降ったり止んだり

先日も載せた、昭和記念公園で貰った種から咲かせた金魚草、間引いて小さな鉢で5本だけ育てたら、それが全部違う色だった。狭いベランダなので、スマホの接写で撮るしかない。


写真の手前のまだ蕾の花は、よく見かける赤紫色のようだ。あとはピンクから橙色までの色々。こんなに綺麗に咲くのなら大きなプランターにもっとたくさん植え替えれば良かった、と反省しても間に合わない。

昨日は夏日ではないかというくらい蒸し暑かったのに、今日は冷たい雨の日で、咲き始めた紫陽花には嬉しい天気となった。最近流行している「墨田の花火」も咲き始めた。白い色がだんだん青くなっていく。


陽気の変化の激しい日は体調今ひとつ。列島の南の方はそろそろ梅雨に入るのかもしれない。

駅前の妙な静けさ走り梅雨  KUMI
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産まれた2羽

2016年05月29日 | お散歩写真
天気 晴

公園の池に今年もカルガモのヒナが2羽産まれた、と散歩から帰った夫の話。
昨日の午前中は居なかったから、昨日の午後か今朝産まれたことになる。
昼近い時間になっていたけれど、池へ行く時間くらいはあったので、カメラを持って慌てて家を出た。




なかなか岸へ近づいてくれなくて、あまり良い位置からは撮れなかった。

毎年この池で何組かの親子が誕生はするものの、育つヒナはだんだん少なくなった。去年は3回生まれて、とうとう一羽も育たず。
犯人は、鴉?野良猫? もしかしたら亀、ということもあるという。仲間の鴨がいじめることもあるとか。そもそもが産まれたときに2羽しかいないのもおかしい。卵のうちに、ヘビに狙われた・・のかもしれない。(居るのです、私の大嫌いなヤツが)
なので、ヒナが産まれたらすぐに見に行っておかないと・・ほんと、見飽きない可愛さなのに。無事に育ちますように、と祈って帰宅。

穏やかに子を呼ぶ軽鴨(かる)の母の声  KUMI
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繍線菊(シモツケ)の花

2016年05月28日 | お散歩写真
天気 薄曇

なぜ、シモツケをこんなややこしい字で書くのだろう。こんな字、俳句を始めるまでは知らなかった。この字の句を読んだときに解らなくて、歳時記の「夏の花」の見出しを全部見て調べたくらいだ。
紫陽花が咲く前に、もやもやと品の良い花を咲かせる。いつも行く公園には、白とピンクと、写真のものよりも濃いピンクとが咲く。白い花はスマホをくっつけて撮れる場所ではないのが残念だ。

久しぶりに午前の時間があったので、薬師堂へお詣りをして、公園を通って駅前のスーパーへ。このコースは約6000歩。買い物がなけれぼゆっくりと俳句でも考える時間もとれたのに、2日続きの通院のあとなのでそうもいかない。
薬師堂の前の夏萩がもう咲いていた。


額紫陽花も咲き始めていて、もうすぐ梅雨になりそうな空。
昼顔があちこちに目立ち始めていた。


この花、こんなに可愛いのに雑草扱い。この写真の花も、公園の池のそば、紫陽花の横に咲いていた。紫陽花には邪魔だから、きっと抜かれてしまうのだろう。

本当に、いつもの普通の暮らしの一日だった・・姉のことを脇におけばこんな日が送れる。

緑陰やベンチに犬を抱く男  KUMI
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10年終了

2016年05月27日 | 病気のこと
天気 降ったり止んだり

という日、先週の、乳がん10年目の「卒業検査」の結果を聞きに行った。結果は前回からおおよその予測はついていて、「卒業」出来ることになった。
10年前から今までの経過を振り返ったりすると色々あり過ぎてブログには書ききれないので、これでお終い、ということに。

写真は、病院への道に咲くサツキ。わが市の花になっているので、今の時期、市内のあちこちにうんざりするくらい咲いている。市道のマンホールの蓋もこの花だ。でも、写真の場所は、家に近いけれど病院と同じくお隣の市になる。何でサツキが?と最近になって思った。
この道は、まだまだ通らねばならない。外科は卒業しても、循環器科は一生の通院だ。

実は、昨日の午前中に循環器科で24時間心電図検査のためのホルターを装着していた。外すのを今日にしてもらえば通院が二度手間にならないので、日程を同じにしてもらったのだ。
最近、かなり良くない(自覚症状が、ということ)のに、昨日ホルターを付けてからは、いつになく調子が良かった。何ででしょ?
結果は来週になるけれど、悪い結果だったら凄く困る。本当に困る。姉のことが「片付く」まで・・いつになるか解らないけれど・・私が入院なんかしたら、本当に困る。
明日は、お薬師さまへお願いに行ってこよう。  間に合わないかもしれないけれど。

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別の話なので、ラインをひきました。

井の頭自然文化園の、象のはな子が、昨日昇天した。69歳。
写真は、一昨年の3月末の吟行句会で撮ったもの。句もその時のもの。


  象舎へと枝垂桜をかいくぐり  KUMI 

象舎のすぐ近くには早咲きの枝垂桜が咲く。はな子は、今年はそれを見ただろうか。

今年に入ってから、体調が悪くて運動場へは出なかったとか。去年の春に行ったときはお尻を見せていて写真にならなかった。でも元気そうだった。
はな子が60歳を越えてからは、会うたびに「これが最後かも」と思っていた。病気になったこともあり、私が先か、はな子が先か、という気持で励まされてきた。今年は、会いに行けないまま結局、はな子の方が負けてしまった訳で。
多摩に住む人たちにとっては、きっと、色々と思い出のある人も多い象だろ思う。親子三代、遠足で見た、という人も居る。
遠い南の国から来て、我々と一緒に戦後を生き抜いて、ある時は「殺人象」とも呼ばれ(飼育員を踏み潰したことも)耐えてきて・・でも老後は幸せだったと思う。ありがとう、はな子。   合掌。

黒南風を象のはな子の発ちにけり  KUMI
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