KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

やっぱり・・の怖い話

2023年11月30日 | 俳句
天気 晴

写真の空は今日の昼間で、外は暖かそうな・・でも、今日もまだ目眩を引きずっているので籠ったままで。日光不足でどんどん骨粗鬆症が進んでいるかもしれない。この空をずーっと左へたどると横田基地。

昨日、屋久島の基地近くの海岸にオスプレーが墜落するという事故があった。見ていた人の話では空中分解して爆発したとか。乗務員は全員助からないだろう。
というニュース、沖縄のどこかの基地に居たオスプレーかと思ったら、え!横田基地所属のオスプレーですって! 2.3年前に横田基地へやってきたことは聞いているけれど・・無論反対運動もあった・・わざわざ訓練に屋久島まで行き、そこで事故を起こしたということなのだ。
怖い話。鳥肌が立った。一機だけ配置されている訳ではないから、横田にはまだ何機かあるのだろう。住宅地の上空になる地元で訓練をすることはないけれど、離着陸の訓練くらいはしているのだろう。

このあたり、米軍機は飛ばないが、自衛隊機は通り道らしくよく見かける。入間基地が近いし、何しろ昭和記念公園に隣接する自衛隊立川基地は消防庁ヘリコプター基地と隣り合っていて、災害救助の拠点になっている。空で見かける訓練の機影にご苦労様、と言いたくなる。(昭和記念公園へ週日に行けば、よく訓練に出逢う)
でも、です。国内外、どこの基地でも必ず事故を起こすというオスプレーなる怪物ヘリ、何で日本に居なくてはいけないの?何の役に立つの?
何だか昨夜は、よく眠ったけれど変な夢ばかり見ていた。寝る前にオスプレーの墜落のニュースなぞ見てしまったからかも。

冬ぬくし寝返るたびに夢が増え  KUMI
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LINE句会 15句作った

2023年11月29日 | 俳句
天気 晴

毎月第3月曜に古い句友が私のために付き合ってくれる句会、本当は一昨日の筈が私はダウン。で、今日に延期して開催してくれた。有難いこと。
で、一人3つの題(季語でも字でも)を午後1時に出題、締切は今までは4時にしていたが、今日は5時になった。ならば・・と題は一人5個に増えた。出す句は一人15句。え~~っ、年寄に(私以外も若くはないけれど)作れる?
自分で出す題くらいは事前に作っておけばいいのだが、なぜかその気になれない。締切がないとねえ・・そういう句会の雰囲気に慣れてきた。3時間で15句は吟行でならいつもしていたこと。吟行しなくても、経験の中で作るのに、最近は慣れてきた。なので、句に粉飾はあまりない・・つもり。

で、さて、まだ目眩のする私には大丈夫?
と心配したが、目眩が怖くて遠ざけていたシャワーを午前中に4日ぶりに浴びたらすっきた。これで頭も大丈夫?と思い、頑張った。でも、スマホに15句を打ちこむのは細かくて目眩が又ひどくなりそう・・なので、推敲に使ったメモをそのまま写真にして「投句」することにした。
右手中指がヒョウ疽の後遺症でまだ痛むのと、変形しているのとで字も旨く書けないが、まあ読めなくはない。二人には、これで我慢してもらった。出句写真のメモの一部。
今日の出題に花が全くなかった。今頃の花ならツワブキでしょ、とあとで思い出したが・・間に合わぬ。山茶花を季語に使ってはみたけれど。

私の今日の句会での好きな一句
 父母夫兄姉タマも凍星に  KUMI
 (ふぼおっとあにあねタマも)

前にも書いた、タマは子供の頃の飼い猫。柱で爪研ぎをしていたのでコラッと怒ったら、そのまま家を飛び出し、近くの国道で車に轢かれた。仲の良い私が酷く怒ったので悲しんでの自殺だ、と私は思い込み、それこそ涙が涸れるまで泣いた。今も思い出すと涙ぐむ(夫や親よりも思いが強い?)
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「ジェットコースター型」気象

2023年11月28日 | 俳句
天気 晴

昨日いちにち、ほぼ動けないくらいの目眩と格闘する破目になった。
天気予報で、11月の気温を折れ線グラフで表してくれた。夏日から冬日、朝は霜の降りる一歩手前の冬の一桁気温で昼間はポカポカ陽気、などなど。グラフはジェットコースターみたいだった。富士急ハイランド名物のジェットコースター・フジヤマみたい・・怖くて乗れなかったけれど。
今まさに、それに乗せられているような毎日なのだ。週間天気を見たら、今日の昼間のポカポカ陽気でお終いらしい。明日からは普通に初冬の天気となるようだ。寒いなら寒いで落ち着いた天候になれば、私の目眩も少しは改善するだろう。


という訳で、昨日はフラフラしながら朝は食堂へ行き、何とか食べたものの、部屋へ帰るのが必死だった。万一転倒したら迷惑になるので、昨日の昼・夕・今日の朝食と部屋へ運んでもらった。ホテルのルームサービスみたいで楽じゃないの、と思うけれど、そうでもない。食堂の配膳が終ってからなので冷え切っていることがある。
元気なら部屋の外に出れば電子レンジがあるけれど、元気な時に部屋食にすることはない。体調悪化以外の理由なら一回500円の料金が必要だ。
今朝は、30分以上も待たされた。冷えた味噌汁は飲みたくないので「温めてくる」と部屋を出ようとしたら夜勤だった介護士が「私がします。こちらの都合で遅れたのだから」と。「何かあったの?誰か問題起こしたり、とか」
そういうことも多々ある。起こしに行ったら具合が悪くて動けない人が居た・・などなど。
今朝は、隔日で透析に行っている人が、皆よりも30分早く食事をしなければいけないのに起きられなかったのだそうだ。迎えの車が来てしまうので、バタバタだった・・とか。朝食は食堂へ行かないと・・と思い知らされた。早番の介護士の来るのは7時なので、何かあったら私にかけている時間はない。最近、6時でも暗いので、目覚ましを使えない人(認知症の人はほぼ使えないようだ)を起こすのが大変らしい。歩けるのにエレベーターの乗り方が解らなくなった人も増えているし。自分で食堂へ移動出来る私のような者の方が少ない。

私の入所時から居るベテラン介護士が、先日、愚痴を言った。
「ここは、介護度に関係なく希望者はみんな受け入れるみたい」
やっぱりねえ。施設によっては、介護度の高い認知症や車椅子の人は入所中の者とのバランスを考えて、断ることもあるという。公営の養護施設ではないのだから、断ることも出来るのだろう。ここは駅に近くて人気があるので、空いてもすぐに埋まってしまうのだ。

昼食からは食堂へ行くことにした。気温が上昇して、急降下したジェットコースターのスピードが緩くなったような感じで、目眩も半減してきた。普段でも消えない目眩なので仕方なし。それに加えて免疫療法の副作用の一番強い2週目。生きているのだから我慢我慢。

日の眩し落葉払つて坐すベンチ  KUMI
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ゆりかもめ

2023年11月26日 | お散歩写真
天気 曇

陽気が一気に冬へ。昨日より最高気温が10℃も違うのだという。師走も終わりの頃の気温だ。昨日は暖かかったが、気温の急降下する前触れなのか目眩に襲われてほぼ一日闘うことになる。
目眩と闘う、って別に力が必要な訳ではなく、ひたすら足元の揺れに注意して体を大きく動かないこと。静かに動かないと目眩が倍増して、気分が良くない。
こんな時に写真のようなユリカモメの群れなぞ眺めたら、余計に目眩がしそうだ。さてこの写真、上野不忍池のような気がするけれど、何処で撮ったのか不明。東京都の鳥、とはいえ、このあたりや多摩川上流では見かけない。
格闘すべき目眩は、昨日より今日の方が少しは遠のいてくれたものの・・「気力」が出ません。が、食欲はまだ出るので元気な方? これは美味しい、と思う料理は滅多にないが、昨日の昼食と今日の昼食は満足した。ただ、もう少し暖かいまま出せるように出来ないものだろうか。
せっかく、今日は美味しいのにねえ・・と同じテーブルの人と頷き合う。小さな施設なので、病院のような設備は無理なのだろう。
で、写真にしようと思っても、食べてみなくては美味しいかとうか解らないから、なかなか写真にはならない。

昨日のランチメニュー。月1回の誕生会だったので少しは美味しいものを用意してくれた。そして、おやつには小さなケーキが出る。
ランチは・・
〇海老ピラフ
〇コンソメスープ
〇ポークソテージンジャーソース
〇ミックスサラダ
〇クレームプリュレ

「ジンジャーソースって何から出来てるの?」
「クレームプリュレって、この黄色いお菓子みたいなの?」
大抵の人は黙って供されたものを食べるけれど(半分近くは認知症だし)、真面目な人は大声で配膳の介護士に訊く。私もクレームプリュレは解らないけど、容器に入ったプリン、と思えばいいのでは? 食べれば想像がつく筈。
「ジンジャーは生姜のこと。生姜と大根おろしのソースがかかってます」と大声で介護士が教えている。この90歳過ぎの人、隣の人との会話も食堂中に聞こえる大声なので、彼女の戸籍も家族関係も苦手な食物も、かなり離れた席の私の耳にも入っている。彼女のプライバシーはバレバレ。
毎食のメニューは一覧表で1ヶ月分が貰える。熱心に見る人は少ないようだが、前には「キャロットライスって何?」と。おろし人参を入れたピラフで、色がきれいなので私の好きなもの。
「人参です」と介護士が言ったら「じゃあ人参ご飯、って書けばいいのに」
そういえば、人参が「キャロット」と表示されることがここのメニュー表には多い気がする。「キャロットサラダ」なんてやっぱり私にも馴染まない。
私も横文字には弱いが、90歳を過ぎるともっと理解不可能な人が多くなるようだ。入所者の平均年齢は90歳を越えている。

今週も気温が乱高下するらしい。体調がついていけない。私もそのお仲間なのだが自立神経失調の人が多く、神経内科の患者が増えているのだそうだ。散歩などして体を動かすこと・・とテレビのドクターは助言していたけれど、私にとって、散歩出来るまで元気になれたら体調悪い、とは言えない。

熊の出る話だんだん近くなる  KUMI
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懐かしの銀杏の巨木

2023年11月24日 | 俳句
天気 晴

今日は小春日和だが、明日からは冬の天気図になるという。北国は雪、そして関東平野には北風・・まだ11月というのに。

写真は、奥多摩御岳渓谷の玉堂美術館前の大銀杏。10年ほど前のこの写真が見たくて探していて、やっとたどり着いた。樹齢は90年くらい、ということだったが、もっと経ているようにも見えた。大銀杏の前を流れる奥多摩渓谷。急流はカヌー競技の練習場になっている。


美術館の中庭の石庭から。

紅葉の時期も良いし、桜の時期も良い。夏は涼しいし、ハイキングも含めて御岳と御岳渓谷周辺には若い頃から随分行っている。30代ころは奥多摩の入り口でもある立川市に住んでいたので、今よりも近かった。美術館は季節により絵を架け替えて、玉堂の貴重な絵を間近に見られる。
テレビの骨董品鑑定の番組で川合玉堂の絵の鑑定があると、さほど日本画に造詣のある訳ではないけれど、夫婦して「あ、これはニセ物」と解るくらい、玉堂の絵は眺めつくした。

今日、なぜ銀杏を・・というと、最後の小春日らしいので、銀杏の木のある近くの小さな公園まで行ってみようかと思った。春までは、体調良ければ行けた距離。ところが・・やはりダメだった。駅前のバス停まで行ったら、もう息が上がってしまい、目眩でフラフラ状態。仕方なく諦めて一昨日と同じく駅前のベンチで日向ぼっこをして帰った。明日は風が出るようなので、ビル風の吹く駅前には近づけない。
やっぱりコロナのせいで弱ったのだろうか・・最近は、回復する後遺症とは違うと思うようになった。せめて、コロナ感染の前の7月ごろの体力に帰りたい。望みがだんだん小さくなっていく。

一昨日から、裏道で綿虫に出逢うようになった。まだ見える・・ということにほっとする。夫は、とうとう綿虫が見えなかったらしい。夕方近くなるとマンションの管理事務所の前に、うるさいほど飛んでいたのに。私と一緒に居て「ほら、綿虫」と捕まえて見せたのに「よく見えるなあ」と。白内障は手術済だったし、目は私よりも問題なく見えていたのに。
「俳句しない人には見えないのよ」と言った句仲間が居たけれど?

日溜まりへ綿虫消ゆるつぎつぎと  KUMI

コメント (8)
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