回顧と展望

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郵便(結末)、震災

2022年01月18日 18時15分11秒 | 日記

日本郵便が土曜日の配達を停止したので、月曜日には今まで以上に郵便が来るようになった。金曜日、チャットでアメリカの送り先に郵便物の調査を依頼し、「間もなく配達」という返事をもらっていたが、その郵便が昨日、遂に!配達された。送られてきた封筒には2021.12.23というスタンプが押されている。中身に問題なく、指示されたとおりの操作をしたら無事に機能しだした。間違いなく待っていたもの。ということは、初めに先方が発送したと言ってきた時にはその手配がされていたことになる。どんなに急いでも、あのチャットの後に先方が発送を手配してそれが日本に17日に到着するとは考えられない。まさか、機長託送、という訳でもないだろう。チャットの相手は、どんな調査をしたのだろうか?送った、ということを確認しただけであとは希望的に「間もなく配達」と言ったのか、あるいは、その時点で郵便物がどの地点にあったのかを知っていたのか(大した機密書類でもなく、そういうものを追跡するシステムがあるとは思えないが)何だか狐につままれたような気分だ。しかしこの郵便物、配達まで25日もかかったことになる。

そうこうしているところ、今日はロンドンの友人からのクリスマスカードが一枚配達された。気になってスタンプを見ると2021.12.17とある。したがって、配達までちょうど1か月かかっている。今までアメリカやイギリスからは概ね一週間から10日くらいで配達されていた。これが年末をはさんだ特異な例なのか、あるいはコロナの時代、これが標準になってゆくのか、まだ判らない。しかし当面、少なくとも十分に余裕を持って郵便を出さなければならないだろう。

昨日17日は、阪神淡路大震災が起きた日。一度ここにも書いたような気がするがその日は朝早くから北欧に出張するためにロンドンの自宅からヒースロー空港に向かっていた。普段は自宅を出る前に日本のニュースを見ることにしている(衛星放送でいくつかの日本のチャンネルを見ることが出来た)が、その日に限ってそれをせずに空港に着いてみると出発ロビーのテレビが、大きな火災の様子を映している。待合室のテレビなので、画面だけで音声はない。そのうちに搭乗時間になって搭乗口でパスポートを見せると、航空会社の社員に「日本で大地震が発生している。大きな被害が出ているようだが、お前の所は大丈夫か?」と聞かれて初めてことの深刻さに気付いた。

その後、面談先ではまずこの話題になり更に時間が経つにつれて被害の深刻さが伝えられてきた。そのたびに犠牲者の数が増えていった。その3年後、東京に戻って、関西出身の部下の一人と話をしたら彼女の家が芦屋に会ってこの地震で大きな被害を受けた。そして家族で大切にしていた、外国の食器や人形などの陶器はほとんど見る影もなく壊れてしまった、と。その時ほど「形あるものはいつかは(必ず)壊れる」という諺が身に染みたことはない、と言っていたのが印象に残っている。

このチェコ製の人形も、もし地震に遭ったりしたら粉々に砕けるのだろうな。

 

 

コメント (2)
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