マイク真木の詩『バラが咲いた』に出会うまで、バラはあまり興味のない花だった。「真っ赤なバラが……♪」の歌詞を耳にした私の頭の中に、真っ赤なバラの花が咲いた。
大輪の赤いバラの見事な花を咲かせたいと、買って来た鉢植え。庭の一隅をバラの園にしようと鉢から植え替えた。ところが、バラにとげがあるのをすっかり忘れていた。(痛い!)と感じた時はもう手遅れ。親指に刺さったとげを抜くと、赤い血が滲み出た。真っ赤なバラの花を象徴しているかのような色だった。
期待を持って植え込んだバラが花をつけた時、私は二重に失望した。大輪ではなくちいさい花でツルバラ。花も真っ赤ではなくピンク色に白い班。期待が外れてガッカリである。
すぐに赤いバラを買って来た。植え込み済みの木の前に植えた。今度の木はトゲなし。しかも赤いバラだと念入りに確かめた。
小さな庭に今咲くバラは、マイク真木のあの『赤いバラ』を彷彿とさせてくれる。
大輪の赤いバラの見事な花を咲かせたいと、買って来た鉢植え。庭の一隅をバラの園にしようと鉢から植え替えた。ところが、バラにとげがあるのをすっかり忘れていた。(痛い!)と感じた時はもう手遅れ。親指に刺さったとげを抜くと、赤い血が滲み出た。真っ赤なバラの花を象徴しているかのような色だった。
期待を持って植え込んだバラが花をつけた時、私は二重に失望した。大輪ではなくちいさい花でツルバラ。花も真っ赤ではなくピンク色に白い班。期待が外れてガッカリである。
すぐに赤いバラを買って来た。植え込み済みの木の前に植えた。今度の木はトゲなし。しかも赤いバラだと念入りに確かめた。
小さな庭に今咲くバラは、マイク真木のあの『赤いバラ』を彷彿とさせてくれる。