こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

今夜のご飯はひとり飯だぞ

2015年04月06日 20時11分07秒 | つぶやき
末娘が大学に通い始めて、とうとう夕ご飯はひとりご飯という寂しい状況になりました。それでも手をぬかない。新タマとじゃこ天、ニンジンでかき揚げを3個揚げた。その用意の間に味噌汁を作る。厚焼き玉子もパッパッと。ホウレンソウはゆでて冷凍しておいたのを回答しておひたしに。ご飯は自家米、それだけでうまい。一汁四采(ご飯もおかずです)まずは上出来上出来。いただきま~す!
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べんとうにはこれが一番

2015年04月06日 15時07分51秒 | 文芸
弁当箱のふたを取ると、醤油をまぶした花ガツオが一面。麦ごはんを隠すように覆っている。積んでいた新聞紙にはくっきりとしみ込んだ醤油の痕跡(?)いやだったですね。でも、そんな貧しい時代だったのです。そんな時に、弁当を開けるのが楽しかったおかずを代するうのが、卵焼き。白いご飯に黄色の卵焼きが鮮やかに映えていました。当時は贅沢なおかずの部類でした。友達に見せびらかしながらパクパクやるわたしの顔は得意満面、笑いがとまらなかったんじゃないかな。今でも卵焼き、それもシンプルな味が好物です。
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おかずはこれに限ります

2015年04月06日 15時07分00秒 | 文芸
弁当箱のふたを取ると、醤油をまぶした花ガツオが一面。麦ごはんを隠すように覆っている。積んでいた新聞紙にはくっきりとしみ込んだ醤油の痕跡(?)いやだったですね。でも、そんな貧しい時代だったのです。そんな時に、弁当を開けるのが楽しかったおかずを代するうのが、卵焼き。白いご飯に黄色の卵焼きが鮮やかに映えていました。当時は贅沢なおかずの部類でした。友達に見せびらかしながらパクパクやるわたしの顔は得意満面、笑いがとまらなかったんじゃないかな。今でも卵焼き、それもシンプルな味が好物です。
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コラム。青春の軌跡

2015年04月06日 13時41分22秒 | 文芸
久しぶりに市の図書館に出向いた。昨日は北条節句祭り。かなり播州地方では有名な祭り。そのあとの町はやけにひっそりしている。天気も春特有のぐずつき加減。まあとにかく図書館に。新聞をゆっくり閲覧。図書室の前のロビーでなんか展示会をやっている。ひょいとのぞいてみる。目についたのが鉄道のレール。よくよく見ると『播州鉄道100周年・北条鉄道30周年』これはいいところに来たぞ!私の青春の始まりをしっかりとサポートしてくれた鉄道なのだ。これも運命だな。高校への通学から加古川の書店に勤めた5年間の通勤。みんな当時の国鉄赤字路線!北条線が引き受けてくれた。初恋もディーデル列車の車両の中だった。書店の同僚の女性は中途の駅から乗車してくる。いつしか店までの道中、話が弾みだした。列車の揺れも、ゴットンゴットンの音も、わたしと彼女の心を接近させてくれるのに、尽力(?)してくれたのだ。恋が破れたのは、バイク通勤に切り替えてからだった。北条線の列車は、見限ったわたしにちょっぴりバツを与えたんだろうな。それもこれも今はいい思い出になっている。展示品を見て歩くと、あの淡くはかなかった初恋をまざまざと思い出した。展示は面白かった。その余韻を残したまま北条鉄道の始発駅北条町駅に足を向けた。これから一駅ぐらい乗ってみるかな?青春をもう一度味わってみるか。フフフフ。自然と笑みがこぼれる。結局雨が降り出したので、今日はあきらめた。青春を辿るのは次の機会にした。
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詩・リフレッシュ

2015年04月06日 10時32分01秒 | 文芸
リフレッシュ

グーン!
窓をあける

閉ざされた
気密の部屋に
さわやかに
一陣の
風が流れる

車は走る
ひたすら 
走る
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コラム・チョコレート

2015年04月06日 09時23分29秒 | 文芸
コラム・チョコレート

 過日、卒業旅行から帰った高校生の娘が、ドイツ土産だと二種類のチョコレートをくれた。板チョコと金の包み紙にくるまれた卵型のチョコレート。
 甘党でチョコレートには目のないわたし。早速ご相伴にあずかったが、、板チョコは磐みたいに硬い。部分入れ歯のわたしには相当の曲者だ。とても歯が立たない。くせんしているわたしに、
「ちょっと安いのを買っちゃったかな」
 と娘。それでも娘は平気で齧っている。羨ましい限りだ。思案の末、すりこ木で砕いて、ようやく口にした。うん。確かにチョコレートだ。
「こっちのは結構高かったんだ。美味しいよ」
 娘が口を尖らせて弁解する。それならと口にした卵型のチョコレート。なんと中身は洋酒。(おいおい。お前高校生なのにまずいんじゃないのか?)と出かかった皮肉をグッと呑みこんで、チョコレートを味わった。ウィスキーボンボン…いや、もっと上品な…うーん?複雑な味だ。まあとにかく、これならひとまず合格だ。
 しかし、チョコレートは二本のがいい。それも手軽な子供用なのが。いろんなアイデァを駆使したバラエティに富んだ味と趣き。楽しみがあるし、とにかく美味しいのは確かだ。
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コラム・天使の頬笑みを、父にください

2015年04月06日 00時10分42秒 | 文芸
天使の頬笑み、父に下さい

 昨年七月に授かった赤ちゃんを囲んで、ここしばらく家族は幸福に包まれている。
 初めて赤ちゃんの笑顔に遭遇したのはやはり母親である妻だった。まあ
これは仕方ない。潔く負けは認めよう。ところが、次のチャンスをつかんだのは長女で「キャーッ!笑った」とキャッキャッ大騒ぎしてみせる。続いて二男も赤ちゃんの笑顔を貰った。「ほらほらー、ぼくが好きみたい」と満更でもなさそうにニヤニヤ。長男も赤ちゃんの笑顔を前に「へへへへへ、照れるなあ」とニタニタ相好を大きく崩した。
 それなのに、わたし…父親だけが取り残された。何をしても、赤ちゃんの笑いが取れない(?)のだ。売れない芸人の悲哀が分かる気がする。なんとも寂しいやら悲しいやら。「高い、高い、ばぁ」と懸命にあやすのだが、赤ちゃんの方は、「なによ?このおっさん?」と煙たげな顔。天使の笑顔はかくも遠きものなのかと思い知らされる日々である。
 父親の嘆きは、とっても深いのだ。
(ライフ・一九九七年3月掲載)
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