こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

薬局の改善へ

2015年05月13日 19時34分20秒 | 文芸
「お薬手帖ありますか?」
 薬局で処方箋を出すと必ず聞かれる。そして薬を受け取るときに、薬剤師にいくつかの質問を受ける。副作用が出てないか、体質にあってるのか……などの服薬指導をすれば薬剤師は定額の報酬を受け取れる制度らしい。それにしては少し形式上の受け答えが目立つ。薬剤事故を防ぐにはおろそかに出来ない対応だが、おざなりではあまり意味がない。
 いま政府では、患者の服薬状況を一元管理する「かかりつけ薬局」の制度導入の方針を進めようとしている。薬の無駄をなくし医療費の削減を図るためという。薬剤師とかかりつけ医と連携して患者の服薬状況を把握すれば、医療の質向上にもつながるようだ。
 とはいえ、同時に医師や薬剤師の指導する側に意識の変革を図らなくては、空鉄砲になりかねない。制度と人材の育成は切り離せないものだ。患者が説明指導を理解できる態勢づくりを必須と考えてほしい。
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4コマ漫画

2015年05月13日 11時41分16秒 | マンガ
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親も気づかぬ子供の成長

2015年05月13日 08時03分31秒 | 文芸
親も気付かぬわが子の成長

「おかあさん、○○ちゃんが遊びにくるんだよ」
 小1になったばかりの長男が報告に来ました。顔が生き生きと輝いています。
「○○ちゃんて5年生の子でしょ」 半信半疑で訊ねるわたしに、長男は元気いっぱい頷きました。
 同じ地区の小学生は集まって集団登校します。みんな並んで一緒に登校しているのは知っていますが、いつの間に長男は上級生の男のこと仲良くなったのか?
 この間まで幼稚園児だったひ弱な我が子の姿からは、とても想像できません。いま小2の長女が同じ年の女の子としか遊んでいなかったから、なおさらそう思えたのでしょう。
 そうこうしているうちに、○○ちゃんが自転車に乗ってやって来ました。名前を呼ばれて迎えに家を飛び出した長男のうれしさいっぱいの様子です。
 ふたりの男の子が夢中で駆け回って遊んでいる様子を眺めながら、その頬笑ましさに表情が緩みます。
「わが子も子供社会の一員に認められたってことなんだ。親の知らないすごい成長ぶり……!」
 感心しきりのわたしでした。
(神戸・1991年5月21日掲載)
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絵手紙

2015年05月13日 01時39分36秒 | 絵手紙
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TVないと困るのは父親?

2015年05月13日 00時05分45秒 | 文芸
TVないと困るのは父親?

 妻の友人のところへ、一家総出で出かけた。目的は妻の出産が近づいているので、赤ちゃん用品を借りるためである。
隣の実家でテレビを寝転んで見ていたのを駆り出されたわたしは、その番組に未練を残しながらだが、この事情では不満顔をするわけにもいかない。
「いいテレビがあるな」
 訪問先の部屋に通されると同時に、わたしの目についたのは、最近流行のワイド画面のヤツ。しかし、わが子らはてんで見向きもしない。子供向けのビデオが映っているにもかかわらずだから、相手のだんなさんが気を使って勧める。
「あれ?見ないの?面白いよ」
「この子たち、あまり家でテレビ見せていないから」なんて妻は弁解した。
 その真相は、わが家のテレビ、それも白黒のが映らなくなったのを、そのままにして長いからである。
 不思議なもので、テレビがないと子どもたちは本を読んだり、ブロック遊びをしたりで、けっこう充実した時間を送っている。時には親も子供にせがまれて仲間入りをさせられた。楽しい団欒の実現だった。
 たぶん、その状態が長く続いたので、テレビなんかより他のことをやる方が楽しくなったに違いなかった。
 おかげで我が家のテレビ購入は手つかず状態。なくても何の不自由もないのである。不自由を感じているのは、親のわたしだから笑ってしまう。
 わたしがテレビっ子で、テレビっ子じゃない子どもたち。実家にもらいテレビで日参する父親の姿に呆れ顔の子どもたちと、何か逆のようだが、もう自然に任せている昨今だ。
 結局テレビはなくてもあっても、さほど問題ではないと、いまさらながら実感している
(神戸・1988年11月4日掲載)。
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