レトルトカレーはぜったいそのままたべたことはない。玉ねぎをみじん切りしたものと合挽きミンチをじっくり多めの油で炒めて、レトルトカレーにくわえて、また煮込むと、もう絶品のカレーが完成します。実は20年前に経営していた喫茶店で缶詰のカレーをアレンジしたのが始まりです。主婦の雑誌の取材を受けたほどのカレーです。ぜひ試してみてください。
4月に結婚して高砂に行っている長女が久しぶりに顔を見せた。ちょうどお昼前。ならば大好物だったおイナリさんをご馳走してやろうと思い立った。米2カップ+酒ちょっとを炊飯器の早炊きにしかけておいて、油揚げを用意にかかる。冷凍しておいた上げを熱湯に放り込んで戻しとよぶんな脂分を除去(?)した。300ccの水に、さとう150グラム・濃口90ccみりん10ccを加えて沸騰したのに、揚げを放り込んでグツグツ。炊けたご飯を少しムラして、すし飯を作るぞ!酢100cc・佐藤50グラム・塩小さじ半分で寿司酢完成だ。白ゴマも加えてサッサッサッ!ちょっと味見。う~ん、満足満足。イナリ上げを半割して開く。ご飯を少なめに詰めて一握り。都合16っこ出来上がり。
「おいしい!」娘のほころんだ顔が私には最高のご馳走です。どうやら赤ちゃんの話もそろそろらしい。初孫にも、もっと上手いイナリずしを作ってやりたいなあ。はたしていつになるのやら。それまで元気にいなくてはなあ。
「おいしい!」娘のほころんだ顔が私には最高のご馳走です。どうやら赤ちゃんの話もそろそろらしい。初孫にも、もっと上手いイナリずしを作ってやりたいなあ。はたしていつになるのやら。それまで元気にいなくてはなあ。
歩けあるけ
フリーウォーキング
字のとおり
自由に歩いてください
マップいち枚を手に
さあ!スタート
目標がある
それだけで
日頃の散歩じゃ
なくなる
怠け心には
不可欠なのだ
目標が
もくもくと歩く
マップに従って
あれ?迷ったかな
キョロキョロする
仲間がいた
ウォーキング仲間だ
そして二人三脚
最高だ
自由に歩く
それでも
目標がある
仲間といっしょに
歩いていく
フリーウォーキング
字のとおり
自由に歩いてください
マップいち枚を手に
さあ!スタート
目標がある
それだけで
日頃の散歩じゃ
なくなる
怠け心には
不可欠なのだ
目標が
もくもくと歩く
マップに従って
あれ?迷ったかな
キョロキョロする
仲間がいた
ウォーキング仲間だ
そして二人三脚
最高だ
自由に歩く
それでも
目標がある
仲間といっしょに
歩いていく
月からの贈り物
子どもの頃、いたずらをすると、夜でも外へ締め出され、闇の恐怖を味わった。当時の夜はそれこそ真っ暗闇だった。だから、暗い中を出かけるのには、ずいぶん勇気がいった。
上級生になると、家から約500メートルの距離にあった公民館で行われていた珠算塾に通い始めた。
だが、夜に通うと、とても遠くに感じた。唯一の頼りは懐中電燈。足元を照らして走った。手提げ袋に入れたソロバンと筆記具がカタコトカタコトと鳴って、そのたびに怯えた。
そんなある日。帰り際に空を見上げ、そこに広がる幻想的な光景に目を奪われた。
空にくっきりと浮かぶまん丸の月。満月だった。月の光というプレゼントに、私はしばし心を奪われ、そのまま立ち尽くした。
(読売・2014年4月13日掲載)
子どもの頃、いたずらをすると、夜でも外へ締め出され、闇の恐怖を味わった。当時の夜はそれこそ真っ暗闇だった。だから、暗い中を出かけるのには、ずいぶん勇気がいった。
上級生になると、家から約500メートルの距離にあった公民館で行われていた珠算塾に通い始めた。
だが、夜に通うと、とても遠くに感じた。唯一の頼りは懐中電燈。足元を照らして走った。手提げ袋に入れたソロバンと筆記具がカタコトカタコトと鳴って、そのたびに怯えた。
そんなある日。帰り際に空を見上げ、そこに広がる幻想的な光景に目を奪われた。
空にくっきりと浮かぶまん丸の月。満月だった。月の光というプレゼントに、私はしばし心を奪われ、そのまま立ち尽くした。
(読売・2014年4月13日掲載)
公共マナーの欠如に驚く
昔から図書館をよく利用する。書籍を借りるほかにも、新聞や週刊誌などを閲覧している。図書館で新聞に記事内容を比較して読むのが楽しくて、やめられない。
頭を切り替えるために、スポーツ紙も読む。最近、図書館のシステムが変更になったのか、スポーツ紙だけが、いちいち受付に閲覧を申し出ないと、読めなくなってしまった。
図書館のスタッフに確認すると、スポーツ紙を持ち帰ってしまう非常識な事例が増えたための、やむを得ない対応にしたという。
訳を聞いてあ然となった。図書館こそ公共性の象徴のように思っていたからである。
一冊の本や雑誌、新聞を不特定多数の市民が交互に楽しんで読めるのが図書館だ。次に読む人の事を考えれば、とても乱雑に扱えない。
それを持ち帰るなどとは何をかいわんやである。公共マナーの欠如は目を覆うばかり。決して見逃せるものではない。公共性の何たるかを、家庭や学校で徹底して身に着けさせる教育が、今こそ必要なのだ。
(神戸・2014年3月19日掲載)
昔から図書館をよく利用する。書籍を借りるほかにも、新聞や週刊誌などを閲覧している。図書館で新聞に記事内容を比較して読むのが楽しくて、やめられない。
頭を切り替えるために、スポーツ紙も読む。最近、図書館のシステムが変更になったのか、スポーツ紙だけが、いちいち受付に閲覧を申し出ないと、読めなくなってしまった。
図書館のスタッフに確認すると、スポーツ紙を持ち帰ってしまう非常識な事例が増えたための、やむを得ない対応にしたという。
訳を聞いてあ然となった。図書館こそ公共性の象徴のように思っていたからである。
一冊の本や雑誌、新聞を不特定多数の市民が交互に楽しんで読めるのが図書館だ。次に読む人の事を考えれば、とても乱雑に扱えない。
それを持ち帰るなどとは何をかいわんやである。公共マナーの欠如は目を覆うばかり。決して見逃せるものではない。公共性の何たるかを、家庭や学校で徹底して身に着けさせる教育が、今こそ必要なのだ。
(神戸・2014年3月19日掲載)