こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

おむすびの出番だ!

2015年05月28日 16時36分53秒 | 文芸
娘からメール。「迎えに来て、なんか食べるものも」よし来た!ってわけで、お昼も兼ねておむすびをつくることにした。娘が小さい時、よくおにぎりを握って、近くの公園に連れて行ったものだ。あの時、おいしそうにおにぎりをほおばった娘を思い出す。さて、まずご飯をしかけといて、きょうは一人分じゃなく二人分を炊くぞ。さておにぎりの具は……?娘の鉱物はシーチキン、そして私はおかかに高菜漬け(少し前に戴いた瓶詰が冷蔵庫にあったのだ)、塩鮭の焼いたんが、冷凍庫にあった。それをチーン!これだけあれば十分だ。炊きあがったご飯をボールにとって、すこし冷ます。まだ熱が残っているのを、手に塩をまぶしてひとにぎり!つごう10個できた。これぐらいの大きさが娘にはいいだろう。私には物足らない大きさだが、何個も食べればいいか。そして具をトッピング。ラップで一個一個くるんで一丁上がりっと。味海苔は別に持って行ってやろう。その方がパリッとしていて美味しいのだ。3個は娘のためにたっぱーにいれて、まだふたをしない。少しさまさないと、この時期食中毒がこわいからなあ。残りは私のお昼ご飯である。おかかと高菜は、うんいいね。焼き鮭は後回し。好きなものは一番最後にじっくりと味わうものだと決めている。食べ過ぎて、せっかく残したものを食べられないって失敗もあったが、やはり好きなものは一番最後でしめくる。ちょっと熱めのお茶をお供に、1個、二個……。う~ん!満足満足。ごちそうさまでした!
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夏の記憶

2015年05月28日 11時16分07秒 | 文芸
蒸し暑い夏、蚊帳を座敷いっぱいに張った中で一家4人が寝入っていた。なにか異様な感覚に目覚めたのは真夜中。天井に向いていた目の中に飛び込んできたのは、蚊帳の上でもがいている黒いもの。「おかあちゃん!」大きな声を上げて家族を起こした。父が、「なんや蛇やないか」とえらくあっさり言い放った。「おろしたれ」の命令で家族そろって蚊帳の片方を押し上げて黒いものを落としてやった。もう怖くてそっちを見る勇気はなかったが、どうやら蛇は体をくねらせながら退散してくれたらしい。「ヘビは家の守り神さんやから大切にしたらなあかんねん」父の言葉を信じられない思いで聞いた。それ以来、よく蚊帳の上に蛇が落ちてくるのを見るようになった。何度続いても、やはり怖いものは怖かった。子供のころの強烈な思い出である。
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4コマ漫画

2015年05月28日 09時26分49秒 | マンガ
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余暇なんて別世界のこと

2015年05月28日 08時25分48秒 | 文芸
余暇なんて別世界のこと

 余暇時代到来などと歓声を上げていられるのは、まだまだ一部の人たちだけ。逆に生活のリズムが狂い困っているひとの方が多いはず。
 かくいうわたしも後者の部類に属するだろう。周囲は事務所と工場だらけの立地に、あるちいさな店をやっているため、週休二日制とか祝日が増えるのは死活問題。事実、最近は週末や日祭日になると、ため息が出るほどの惨状(?)を来している。
 そんな調子だから、連休も祝日増なんて全く縁がない。確かに店は休めても、懐が気になり遠出の遊びなんかとても考えられr内。
 まだちいさい子どもたちには申し訳ないが、家でゆっくりと過ごすしかない。今は親と一緒にいるだけで十分満足できる年頃だからいいが、将来は「どうしてウチだけどこにも行かないの?」なんて嫌みを言われそうな気がする。
 しかも、家でゆっくりとはいっても、ふだんは早朝から夜遅くまで仕事をしているので、休日はそれこそ返上で、たまりにたまった洗濯物や、部屋の掃除、縫い物なんかを片付けなければならない。ひと通り終わったころには、心身ともにグロッギー状態に。
 変な話だが、休日ほど疲れるという珍現象が起こるぐらいで、余暇をいかに楽しく充実させて過ごすかなんて、まるで別世界のことである。ただひたすら日々の暮らしををどう守るか考えるしか許されない生活環境なのだから……。
(神戸・1988年5月5日掲載)
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絵手紙

2015年05月28日 01時08分48秒 | 絵手紙
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AB型の奥さんはなぜみな強いのかな?

2015年05月28日 00時04分12秒 | 文芸
AB型の奥さんはなぜみな強いのか?

 B型の亭主とAB型の妻。血液型の話だが、解説本によると夫は妻に頭が上がらず、言いたい放題言われても何も言い返せず、ひたすらじ~っと我慢を約束されるとある。
 実証するかのようにうちの女房は強い…というよりキツイ!結婚以来、
「ダメなひと!
「バカなんだから」
「無責任男!」
「いいかげん」
「おっちょこちょい!」
 と、毎日責められっぱなし…!
「おまえなあ…」
 と言い返そうものなら、何杯ものきついお返しがある。どうせくちではかなわないからと、最近は諦めの心境。
 さらに悲劇なのは、なんと揃って二人の子どもたちがAB型で、なかでも4歳の娘は母親そっくり。
「だらしないわね」
「トイレに本を持ち込まないでね」
 と、母親顔負けの連発。いちいち細かく糾弾(?)されるのだから堪ったものじゃない。
 その上、女房が嬉しがって後押ししてくるから、とてもかなわない。弁解・反論などまず不可能。
 ああ~!B型の子どもがひとりいてくれたらなあ。切なるB型夫の夢想である。
(こうべ・1988年4月29日掲載)

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