定例?のようになった、断崖の女王の実生の話ではあるが、今日は少し趣向を変えてあります。
「何のこっちゃ?」と思う人も多いだろうが、この画像をとくとご覧頂きたい。
何かおかしなことになっているので、そのことに気が付いて欲しいのです。
あれこれ考えさせても申し訳ないので、少しずつ回答のほうに進みます。
まず、右上以外の3つの平鉢は、「ほぼ同じ条件(同じ日に同じ土)」で管理しているのだが、土の色に微妙な違いが出ている。
特に、右下と上ではかなり色に違いが出ている。
元々はほぼ同じ色であったが、少しずつ色に違いが出ているのである。
これは、それぞれの鉢で土の乾き方に差が出ているためである。
右下は特に乾きが遅いので、土の表面に、苔か藻のようなものが発生しているのである。
その一方で、上の鉢は何故か乾きが早く、苔や藻の発生が少ない。
そのことが土の色の差となっているのです。
ほぼ同じ場所(条件)に置いてあっても、全てが同じ結果になるわけではなく、隣り合った鉢であっても差が出ることは珍しくないのである。
さらに・・・・。
右上のプラ鉢にいたっては、使い古して放置してあったものをそのまま使って種を蒔いたのに、この鉢の方が育ちが良いのである。
新しい土に蒔いたものより、放置してあった古い土に蒔いたほうが育ちが良い。
園芸書やネットに書かれていることとは全く違う結果が・・・・。
発芽しておよそ1ヶ月。
始めは半信半疑であったが、何とか無事に育っている。
屋外の軒下で、雨は当たらないが、長時間ではないものの、真夏の直射日光も当たっている。
そんなときに鉢に触ると、熱めのお風呂(45度くらい)と同じような熱さを感じます。
当然の話ではあるが、こちらは猛暑で有名な熊谷に近いところなので、外気温も40度近くあります。
日の当たっている場所では「50度超え」もあるのです。