
これは一番育ちが良い、白いプラ鉢のほうです。
白いBB弾(5,8ミリ)と比べればわかるように、1センチくらいに育っているものもある。
また、葉には断崖の女王の特徴でもある「産毛」がかなりはっきりと確認できるようにもなっている。

これは少し離れて写したものだが、よく見ると後から蒔いた種からも芽が出ている。
さて、この後どのように間引いてゆけばよいのか・・・・。
一鉢に100本以上芽が出ているので、残すのは20分の一くらい?。

この鉢は一番乾きの早い鉢。

これがその次に乾きが早い鉢です。

そして・・・・。
これは最も乾きが遅い鉢。
その差は・・・・。
正直なところ、原因はいくつかあると思う。
駄温鉢は品質にバラツキが多く、それが原因の一つでもあろうが、同じように水をやっているつもりでも、それぞれに微妙な差が出て、それも絡んでいるのかも。
更に、それに追い討ちをかける要因が・・・・。
それは、水遣りに使う水が「池の水」だと言うことである。
池の水は水道の水とは違い、「藻類」が含まれている。
で、その藻類が、鉢の中の条件がそろうと繁殖を始めることがあり、その繁殖した藻類が保水力を増すことがあるのだ。
普通であれば重力によって水は下のほうに行くのだが、その水が藻類の保水力によって下に行くのを妨げられ、その結果乾きが遅くなるのである。
このように、植物の栽培は人間が考えるようには行かないことが多いのです。
工業製品のような品質管理などとても不可能で、デジタル的な考えも通用しないのです。