何度目かの安曇野撮影で初めて分かったことはカモが常に鷹に狙われていることである。
のんびり、マッタリとしているようでも危険はすぐそばにある。
白鳥ばかりに目を向けていたが突然の羽音にそちらにカメラを振ると偶然に写った。(トリミング有り)
画面右上に注目。鷹である。(写真をクリックして大きくすると見えるかな)
この鷹の攻撃を逃れるため一斉に飛び立つカモの羽音はビックリするほど大きい。
何故か飛び立っているのはほとんどがオナガガモである。
この画面では全体が見えないので確認しづらいのであるがマガモはあまり飛び立たない。
マガモの方がオナガガモより大きいため標的になりくいと経験的に理解しているのだろうか。
鷹(種別未確認)が通過して一安心と着水である。(この写真にはマガモ♂が5-6羽見える)
過去にも一斉にカモが飛び立つ光景を見たが、その原因がここにあったということを今回初めて目撃した。
写真はボケていますが雰囲気だけは伝わったでしょうか。
森林公園の池には色々なカモがいたがどれも遠くて掲載をためらっていたが珍しいカモもいたので紹介します。下の写真狭い範囲に4種類ほどのカモがいます。
個別に紹介すると先ずは珍しいのがトモエガモ♂。
顔の模様が渦巻き状ですからまず他のカモと間違えることはないと思います。
大きさはやや小柄でコガモほどの大きさ。
この池では一羽のみ確認。
次はハシビロガモ♂(右手前)。嘴の先端が平ぺったく広がっている。
頭が緑色に光っているのがヨシガモ♂。ピンボケでゴメン。手前胸の白いのが多分ミコアイサ♀。
今回は鮮明に撮れなかったカモが多いので機会を作り再度チャレンジしたい。雄はどれも特徴のある模様で識別しやすいが雌は区別がしにくい。
やっとミコアイサが撮れた。
以前から撮りたいカモで、なかなか巡り会えずにいたのであるがお友達のブログから情報を得て瀬戸の森林公園岩本池にいることを知った。
早速出かけたのであるが現地には数人のカメラマンがでかいレンズでトモエガモを狙っていた。トモエガモもかなり遠くで私の機材では難しい。
ならばミコアイサをと探すとさらに遠くにいた。
じっと近づいてくるのを待ったが遠くに行くばかり。とても自分のカメラでは撮影困難。
諦めかけているとミコアイサなら長久手の杁ヶ池にもいてもうすこし近くで撮れると教えてくれた。
そこで森林公園は切り上げ杁ヶ池に向かう。
目元が黒くパンダ模様の♂を発見。
じっとしていて鳥が近づいてくるのを待つ。
メスは近くで取れなかったので鮮明度が悪い。
しかし目的達成で大満足。