今回は立山で出会った高山植物を紹介する。
花の名前は一応確認したつもりですがよく似た花で間違いもあるかもしれません。
気がついたらご指摘お願い致します。
今回はコバイケイソウがことのほか沢山咲いていて登山者に聞いたところ他の山でも沢山咲いていたとのこと。 コバイケイソウは毎年咲く花ではなく、こんなに一度に咲くことも珍しいとのことでした。
大柄な花なのでよく目立ちます。
花が終わると果穂が風車ようになるがまだ時期が早くほとんど果穂が出来ていない。
礫地の間に咲いているのがイワツメクサとタカネツメクサ。
よく似た感じの花で咲いている環境も似たところにあるがタカネツメクサの方が花弁が少なく花びらも先端に丸みがある。
珍しい花ではテガタチドリを見つけた。
この花は今までに見たことがなかった。
他にも記録してきた花があるが確認が出来ないため掲載を省く。
夏休み期間中ということもあり幾組かの学童が集団登山をしていた。
引率者も先頭・中間・後方と何カ所にも分散し安全に注意を呼びかけながら登っていた。
トラバースも行きはやや登り気味だから滑らないが帰りは軽い下りのトラバースとなりスリップしやすい。
実際、この日も私の前方を歩いていた中年男性がスリップ転倒しあわや滑落という場面に出会った。
近づいてみると男性はスニーカーのような靴を履いており、これではスリップも当然である。
気軽に登れる山でも靴には注意してもらいたい。
雄山頂上から岩の殿堂、剣岳を見る。
剣岳はまさに巨大な岩の塊のような山でスリル満点、私のお気に入りの山である。
腰痛もだましだまし何とか登りきることが出来た。
しかし下りも又大変である、今度は膝が痛い。
ゆっくりユックリと下る。登りでは気がつかなかった花畑を見つけここでも撮影。
白い花はチングルマ、赤い花はイワカガミである。
次回は高山植物を中心にアップする。
初日(6日)は15時30分くらいまで高山植物の写真を撮って散策。
山小屋(みくりが池温泉)に入ると雨が降り出した。
天候は回復傾向にあるのだが山は夕方になると雨が降りやすい。
日本一高所にある温泉に入り夕食はビールで乾杯。
真夜中(午前2時30分)に再度温泉に入り天候を気にして外に出ると満天の星空。天の川も見える。
20分くらいの間に3個の流れ星を見た。4時頃に家内が目を覚ましたので星空を見に外に出ると夜明けが近いためだろうか見える星の数はかなり減っていたが又流れ星1つを見た。
朝食後は荷物を一部小屋に残し雄山に登る。
幸運にも途中ライチョウの親子に出会う。
上はチングルマの咲く草むらに後ろ姿の雛。下は親鳥の背中にいる雛。
雛は5羽確認できたが、被写体までの距離が遠くきれいには写せなかった。
もっと粘っていたかったが腰痛の身でどれくらいの時間で雄山に登れるかが心配で先を急ぐことにした。
8/6-7で北アルプス立山に行ってきた。
天候を気にかけながら自宅を6時に出発。
家を出たときは曇り空であったが東海北陸自動車道を「ひるがの高原」辺りまで来ると大雨となる。
初日午前中の雨は覚悟していたがこれだけ降ると気分が滅入る。
しかし富山県に入ると雨も上がり雲も薄くなってきたではないか。
富山電鉄立山駅に着いたときは雲も切れてきた。
さい先良し、ケーブルカーと高原バスを乗り継ぎ室堂平に到着。
初日は浄土山に登ろうとしたが、イタタッ・・・腰痛発生。
仕方なしに周辺を散策しながら花を中心に撮影することとした。
上は高山植物のコバイケイソウと立山三山。
コバイケイソウは毎年咲く花ではなく数年に一度咲くそうだが私もこれほど咲いているコバイケイソウは記憶にない。
下は二日目に撮ったもの。後方は大日岳と奥大日岳。
下は雄山頂上から主峰・大汝山(3015m)から剣岳方面を撮っている筆者を家内が撮影。
人物の入れ方や山の入れ方、なかなか上手く撮っているではないか。
我が家内ながら天晴れ!腕を上げたか??
朝は雲一つ無い快晴であったが山は午後になると雲が湧いてくることが多い。
この日もご多分に漏れず次第に雲が厚くなってきた。
まだ疲れも残り写真も整理できない状態にあるが今後少しずつ続きを掲載する。