今年も我が家の巣箱からスズメが巣立った。
スズメのために作った巣箱ではないが春先にヤマガラと巣箱獲得の争いの結果スズメに軍配。(雀も住宅難と聞いているがこの結果には残念無念)
以来順調に子育てをしているように見えたが時には他のスズメが乗っ取りに来る。
そのときは猛然と、とっくみあいの喧嘩になる。
結果は、先住者の勝ち。やはり守るものの方が必死となり気迫の差が出るのだろう。
先ずはカップル成立後の最初の儀式から。(ブレとボケはご容赦を)
合体成功。子育ては共同作業。手前のスズメがくわえているのは雛の糞。
こうして巣箱の中の清潔さを保つ。
いよいよ巣立ちも間近。身を乗り出し親に餌をねだる。
一度は出かかったが怖くなり戻ろうとする。しかし羽が引っかかりなかなか戻れず。
ほとんどの雛はこのように止まり木に留まることなく丸い穴から直接飛んでいってしまうが例外もある。
撮影者にとってはラッキーである。
今回確認できたのは5羽。しかし、全部で5羽なのかどうか、スズメは時間をかけて巣立つので観察していないときに巣立った雛がいるかもしれない。
親鳥も通わなくなったため巣箱を外し確認。死んだり孵化しなかった卵もなく今回の子育ては大成功のようである。巣箱を洗い綺麗にしてまた掛けておく。
今度はヤマガラかシジュウカラが入ってくれると良いのだが。
予定していた子守スケジュールから急に解放され、立山(室堂)へ。
事前の天気予報では晴れる予定であったが結果は惨憺たるものであった。
午前3時に起き4時20分自宅を出発。
室堂には10時少し前に到着。
美女平からのバスの途中では大日岳や薬師岳などまだ見えていたが室堂に着くと辺り一面ガスでほとんど視界がきかない。
まぁ、次第に晴れてくるだろうとアラレの舞う中とりあえず雪の大谷に行く。
今年は雪が多く一番高いところは16メートルの高さである。
しかし寒い。気温マイナス1度と表示されていた。
本日の主目的は雄山に登ることであるため適当に切り上げバスターミナルに戻る。外はガスとアラレが降ったり止んだりの天候。 暖かいキツネそばを食べ出発。
でも、山は甘くない。一の越めざし出発したが視界は更に悪化。横殴りの風と雪交じりのアラレが顔をたたく。春山だが天候の悪化も想定し衣類は準備してきたが視界が悪く濃いガスの時は数メートル先も見えず危険を感じ引き返す。
天候にお手上げである。参った参った・・・
よく見えたときで上の写真の状態であった。小屋に戻ってからも3時間ほど天候の回復を待ったが回復せず、今回は縁がなかったものと思い下山す。
昨年ご近所様からお土産で頂いたクロユリの球根。
家内が鉢に9/1に植え付けたもの。
私は高山植物だから多分育たないだろうと思っていたのだが今年4月上旬に芽を出してきたではないか。
それまでほったらかしにしていたのに以来注意深く見守ることになる。
土から1-2㎝くらい伸びた頃は葉が重なり合って平たくつぶれたような感じであったが少しずつ伸び草丈が20㎝を超える頃から最初の蕾が黒くなり始めた。
花は全部で三つ。さて、日本で一・二にを争う暑い当地で来年も咲かせられるだろうか。
夏場の管理が悩ましい。・・・ところで
今まで撮りためた野鳥を「New野鳥各種」として整理し画面左のフォトアルバムを作りました。
5月2日。朝から天気が良さそうな気配。
どこかに行こうかと相棒が言う。さて、どうしたものかと考えていると乗鞍高原の水芭蕉はどうかと言う。
まだ早いかもと思いながらも残雪残る水芭蕉もイイカモと思い出かける。
早速おにぎりを作り8時40分に出発。
遊びに行くには少し遅い時間だ。途中、奈川の山越えでカケスを見た。急ぎ車を止めカメラを取り出したが撮影できず。
休憩なしで乗鞍高原まで直行。
本来ならば真っ白な雪に覆われた乗鞍岳が見えるはずであるが黄砂の影響でぼんやりと白っぽく見えるだけ。空も曇り空のようなさえない色。と、いうわけで乗鞍岳の写真はなし。
それでも気を取り直し水芭蕉群生地に向かう。
やはりまだ早かった。
周りは白樺林でとてもすがすがしい気分。モデルは我が伴侶。
白樺も葉が落ちていると樹上に妙な塊があちらこちらに見える。
ヤドリギ(宿り木)である。夏には葉の陰であまり気がつかないがこの時期はよく見える。
標高が高いためフキノトウもまだこんなに小さい。
撮影後は乳白色の温泉に入り帰宅。
ここの温泉は大のお気に入り700円也。本当に気持ちいい温泉ですよ。