土岐川でカワセミの撮影をしようと探していますが撮影ポイントがなかなか見つかりません。カワセミは見るのですが、撮影できそうな場所が見つからなく苦労しています。今回はカワセミはあきらめサギ(シラサギ)が日頃たむろしているポイントに出かけて撮影することにして出かけたのですが、現地に着くとサギの警戒心の強さにびっくりさせられました。
サギの集まっている地点の反対側(対岸)のかなり遠くからでも、私が姿を見せたら警戒され飛び立たれてしましました。
サギがこんなにも警戒心が強い鳥とは思いませんでした。
多分、このあたりにいるサギは人に接触する機会が少ないのだろう。
もう少し近づいて撮影しようと思ったら飛び立たれてしまいました。飛んでいる姿も優雅で美しいです。サギの下、水面すぐ上を飛んでいるのはカワウです。
サギに逃げられ土岐川上流に向かい歩いているとカワウを見つけました。でも、このカワウ、普通のカワウと違っていませんか。首の周りと足の一部が白い。
ここからさらに上流にいくと違いがはっきり確認できる一羽がいました。他の真っ黒な鵜と比べるとその違いがよく分かります。多分突然変異で一部色素がかけたのではないかと思っています。
数年前ですがカラスにもこのように一部白い羽のカラスを見たことがあるし、今年の春頃には鳶にもこのような白い羽の鳶が飛んでいるのを見たことがありるが残念ながら写真には納めていない。
河原の葭に隠れながらの接近で葭が邪魔になっています。邪魔な葭を避けてもう少し・・・と、こちらの姿を現したら逃げられた。
湖東三山の紅葉を楽しんだ翌日、近江八幡市によってみました。
近江八幡は豊臣秀次が八幡山に城を築いたことが始まりで、秀次の楽市楽座等による商工業の発展政策は、その後の近江商人の活躍の原動力となり・・・・・と、観光パンフレットに書いてあります。
今でもその頃の面影を残す建物が多く残っており、そのような建物を見て回るのも楽しいものです。格子戸のある家や見越しの松など趣のある建物が多くみられます。
城趾の周りのこの堀は八幡堀と呼ばれ日曜画家がたくさん訪れていました。また、今でもたまに時代劇のロケに使われるようです。
近江八幡は瓦の産地でもあるようで積み上げた瓦のモニュメントの上には来年の干支がちょこんと乗っていました。
昨日は多治見市にある永保寺に行ってきました。
本堂は数年前に焼失し目下再建中である。本堂奥にある開山堂(国宝)も文化庁委託事業として修理中。
本堂や開山堂など屋根は檜皮葺(ひわだぶき)であるが、実際にどのようにして作られるかをたまたま見学することができた。
檜の皮をはいだものをこのように並べ竹釘で打ち付ける。竹釘は使用箇所により長さが3㎝~5㎝位のものを使用する。簡単に言えば爪楊枝のようなものである。従って釘のように頭がない為抜けにくくするように頭をつぶしながら打ち付ける。
ハンマーは一般に使われる金槌と違って頭が正方形であり、打ち付ける面のみ凸凹になっている。左手は檜の皮を押さえたまま右手一本で口にくわえた竹釘、約30本ほどを一本一本取り出しては連続して一気に打ち付ける技は見ていて惚れ惚れする。
遠くから眺めていると気がつかないが何層にも積み重ねこのようなきれいな檜皮葺の屋根ができる。
しかしこのような美しい屋根も寿命は20-30年くらいで傷んでしまう。
次の写真は観音堂(今回特別公開)の屋根であるが細かい棒のようなものが見える。これが竹釘の残骸で檜の皮が風化して薄くなってきたため竹釘だけが残って見える。(現地説明員の方から聞きました)。このお堂も2~3年後には葺き替えるでしょうとのことであった。(写真をクリックするとはっきりと見えます)
池にかかった小さな橋
多治見市のマスコットキャラクター、「うながっぱ」も登場してくれた。地元にいても実物を見たのは今回が初めて。境内のもみじは少し色づき始めた