戸隠を出た後は安曇野にて一泊。
翌日上高地へと向かう。
この日も天候に恵まれ朝から晴れていたが上高地に着くと穂高連峰は頂上付近に雲がかかりなかなか晴れてくれない。
山の写真は夕方に期待し明神池に向かう。
上高地の目的は勿論野鳥であるがここでは野鳥の収穫はほとんど無し。
遊歩道沿いに咲く山野草を撮りながら歩く。
先ずは定番の穂高連峰とカッパ橋。
この時期の上高地ではニリンソウが満開の時期であるが明神館裏手も徳本峠への道も期待したほどではなかった。
ニリンソウは白い花びらであるが開いたばかりの時はこの様に薄紫色である。
次はハシリドコロ。
この花は毒草であるが地面から頭を出したときにはフキノトウとよく似ているので間違えやすい。食べたらとんでもないことになる。
次からは前後しますが戸隠で撮ったもの。
水芭蕉とリュウキンカ。
瀬戸市の森林公園に出かけた。
今回の目的は今咲いている草花を撮影すること。
しかし、今年はケムシが多い。
樹木の下を歩いているといつの間にか体にくっついている。
だからこの時期に野鳥も子育てをするのであろうが本当に多い。
しかし、ここでは街中では見られない植物もある。
雑草のように至る所で見られるのはムラサキサキゴケ。
ホウチャクソウも咲いていたが大半は終わり、汚れている花が多かった。
なんとか見られる花を探しパチリ。
この花は開いてもこの程度。
ギンリョウソウもあったが落ち葉がくっついていてこれでも綺麗な方である。
保護のためロープが張られ撮影距離は5-6mであろうか。
今回初めて見たのはタンザワウマノスズクサ。
つる性であるが形は洋蘭のパフィオペディラムに似ている。
しかし花は小さく2-3㎝ほどであろうか。
ヒトツバタゴの写真を撮って駐車場までの帰り道、樹木の間の植え込みの脇を通った時、突然足下から鳥が飛び出した。
鳥の飛んでいった方角の木を探していると、いましたいました。
どうやらアオジ(♀)のようだ。
しかしアオジはすぐにいなくなったがまだ木の中に何かが動いている。
メジロだ・・・しかも子連れだ。
撮るまもなく雛が飛び出してきて近くの葦に止まった。
ラッキー! (^O^)
尻尾はまだこんなに短い。顔の周りの毛もまだ全部生えていない。
親鳥がすぐに飛んできた。
ここまでは家内と二人で静かに撮影していたのだが、我らの撮影に気付き次第に人が寄ってきて騒がしくなると雛は近くの大きな木(多分楠)の中に入り込んでしまった。
家内と何とか見つけ撮影開始。外野席も多くなってきた。
枝の隙間から何とか撮影。しかし雲天をバックで条件が悪い。露出を+0.7補正。
親鳥は近くで餌取り。
給餌の瞬間を家内が撮影。
私は、この時メモリ満タンで切り替え中。(>_<)
ここにいた雛は1羽のみ、しかしこの雛に餌を十分やった後20分ほど親鳥が来なかったことからおそらく先に巣立った兄弟雛の所に行ったのではないかと想像している。
するとこの雛は一番の末っ子ではないだろうか。
無事に育ってくれることを祈り今回は終了。