今朝、近くの公園を散歩中に家内が亀を発見。
亀の見張りを家内に頼み家までカメラを取りに戻る。
いた場所は雨が降ると水が流れる石を敷き詰めた溝。
深さは50㎝ほどある。
とりあえず溝に降りて撮影しようとするが
亀も人が近づくと手足と顔を引っ込め警戒。
静かにじっとして待っているとやがて顔をだす。
しかしこの待っている間がつらい。
昨夜の雨で蚊が大量に発生していてボコボコに刺される。
このままでは溝から出られないだろうから外に出す。
甲羅の長さは14-15㎝だろうか。ずっしりと重たい。
最近見る亀は外来種のアカミミガメ(小さいときはミドリガメとしてペットとして飼われていたもの)ばかり。
久しぶりに在来種のイシガメに出会えて嬉しかった。
撮影後は山に放した。
山頂付近では蝶が花の蜜を求めて飛び回っていた。
しかし名前の分かるのはキアゲハとモンシロチョウくらい。
キアゲハはアザミの花を求めて飛び回っていた。
モンシロチョウはハクサンフウロに留まっていた。
蝶を撮っていると近くで鳥のさえずりが聞こえる。
やや離れたところにホウジロがいた。急いで望遠に付け替える。
下の写真は雄の方である。雌は逃げられた。
山頂でおにぎりを食べながら周りの景色を堪能する。花はメタカラコウという。
午後になり雲が多くなって来た。琵琶湖も時々見え隠れしている。
登ってきたのは西の遊歩道。
帰りは遠回りだが時間もたっぷりあるので東遊歩道で戻る。
イブキジャコウソウも最盛期のようだ。
今回の伊吹山目的はシモツケソウを見ることであったがまだ時期が早くあと一週間くらい先が最盛期と思われる。
上はシモツケ、下がシモツケソウであるがシモツケソウはほとんど咲いていなかった。
東遊歩道にはこのシモツケソウが沢山自生しているので最盛期はことのほか美しいことだろう等と思いながら下山する。蛇足であるが平地でキョウカノコと呼ばれている花はシモツケソウの園芸品種であろうか?
ウツボグサも所々に咲いている。
上はシュロソウ、下はカラマツソウ。
カラマツソウは一株しか見かけなかった。
他にも沢山の草花を撮ったが目下整理中。
標高1377m、日本百名山にも入っているこの山。
若い頃は気にもとめない山だったが近年私にとっては車で上れるありがたい山となった。
下界の暑さから逃れるため昨日出かけた。
家を早く出たので現地の駐車場には8時30分頃に着いた。
駐車場にはまだ数台の車しかなく、ゆっくり支度をして登る。
登山道脇にはいろいろな植物が有るが最初に目についたのは山紫陽花の仲間だろうか。
次に目を引いたのが黄色い花。
キバナカワラマツバである。葉っぱが松の葉に似ているのでつけられた名前だろうか?
山頂付近も含めこの花が一番多く咲いていた。
平地でよく見かけるカラスノエンドウによく似ているがもう少し花も大きく葉も大きいのがクサフジ。
そしてクガイソウも沢山咲いていた。
これとよく似た花にルリトラノオというのがあるが今回は見つけられなかった。
昨日は結局2羽の雛が巣立ったが今日は?
昨夜も熱帯夜でエアコンは1時近くまで入れていた。
年寄りは目覚めが早いがスズメが気になってか日頃遅い家内が外でスズメが騒ぐ声がする・・と、起こされる。
時計を見ると午前5時。
耳を澄ませば確かにスズメが騒がしい。
もしや、蛇でもと思い起きてチェック。
異常なし、他のスズメと争っている様子、しかし再度寝る気になれずそのまま起床。
早く起きれば朝食も早い。朝飯を食べながらも観察。
7時55分に今日最初の巣立ち、昨日から数えれば3羽目。
親の誘いになかなか出てこなかった雛も餌ほしさにとうとう出てきた。
親が餌を与えず飛び去ると・・・
そして4番目までには又時間がかかる。
8時23分にやっと出てきた。
ようやく体制を整える。
体制を整え飛び立った。
画面の左を空けたのは飛び出した姿をとらえるためであったが失敗に終わった。悔しいがよくあることだ。
トンボを撮った後、アクシバの花を探しに教えていただいたところに向かう。
階段状の山道を登りながらふと上を見上げると・・・ジェジェジェ。
わずか10mほどの距離にニホンカモシカが (@_@)
カメラには600mm相当の重いレンズに、たたんだ三脚がくっついている。
三脚を組み立てている時間はない、とっさに手持ちのままシャッターを切るが1枚目はピンボケ。
かろうじてこの2枚目の写真が残った。
単焦点のレンズで倍率が高すぎ被写体全体を入れることが出来ず残念。
一枚目はもう少し下に振ったがピンボケとカメラブレ。
縦位置にしたいところであったが三脚がくっついていて扱いにくい。
結局3回シャッターを切るのがやっとだった。
この間カメラの記録を見るとたったの4秒間の出来事である。
家内は呆然としていて一度もシャッターを切らずにこのチャンスを逃した。
この後ニホンカモシカは左手の山の中に消えていった。
目的の花は見つけられなかったが大興奮。
大満足をして帰ることにした。帰り道でコゲラを発見。
ネイチャーセンターにカモシカの目撃情報を報告して帰宅する。
今回ここには初めて訪れたが四季折々にいろんな姿を見せてくれそうでお気に入りのスポットになりそうである。最後の写真は家内の作品。
陶史の森には湿地帯も多くそこには街中では見られない蜻蛉がいる。
先ずはハッチョウトンボ。
Wikipediaには「日本一小さなトンボとして知られ、世界的にも最小の部類に属する・・・」とある。
ハッチョウトンボについては以前名古屋市東山植物園で初めて撮影したがここには非常に沢山のハッチョウトンボがいた。
しかし、いるのはほとんどが真っ赤な雄ばかり。
運良く1匹の雌を見つけ交尾の現場も撮れた。
上は♀、ハッチョウトンボはチョロチョロ水がしみ出しているような所にいた。
木陰の水辺にはイトトンボがいた。
下はモノサシトンボ♂である。
モノサシトンボによく似ているが足に特徴があるのがグンバイトンボ♂(下の写真)
下はモノサシトンボ(♀)か、グンバイトンボ(♀)か迷っていますが多分モノサシトンボの♀ではないでしょうか。分かる人がいたら教えてください。
この後、蜻蛉を撮り終えアクシバの花を探しに行くがそこで思わぬ動物に遭遇する。(続く)
土岐市にある「陶史の森」に行ってきた。
ここを訪れるのは初である。園内の事情が分からないので先ずは駐車場の近くにあるネイチャーセンターにより園内地図と今咲いている花の場所などを教えていただいた。
梅雨時とはいえ昨日は陽射しが強く大変暑かった。
最初に出迎えてくれたのはヒメジョオンに留まっているベニシジミとマツバボタンの蜜を吸っているモンシロチョウ。
湿地帯にはコバノトンボソウが咲いていた。
この花もネイチャーセンターで教えていただいたので見つけられたが聞いていなかったら見落としていたかもしれない。
何気なく見ていたらバックの緑の中に溶け込んで気付かないかもしれない。
水がチョロチョロ流れている所にまとまって咲いていた。
草丈が低くやや下向きに咲くので花をアップで撮るには苦労する。
この他にもトキソウやアクシバという花が咲いている情報を得ていたが残念ながら見落としてしまった。(以下次号に続く)