ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

カラスによるトウモロコシの食害対策用「金網囲い」は、フィールドテストに入りました

2020-07-02 20:24:39 | トウモロコシ
「金網囲い」のための金網は、昨日ホームセンターで新しくそれ用を購入しましたが、その他の材料は家にあるもので試作しました。

出来上がりのサイズは、500mlペットボトルが余裕をもって入るイメージで決めました。
金網を切り取る時のサイズは、30センチ(周囲)✕20センチ(長さ方向)です。
金網は100均の盆栽用のハサミで問題なく切れます。

  

網の筒を閉じるのは、素手で曲げやすいビニルコートワイヤーですが、最初にそれを止めておく時は、ラジオペンチを使います。

 

網なので、筒の長さも太さも手で伸ばして調整が可能です。

 

取りあえずテスト用に21個作ってみましたが、それにかかった時間は1時間くらいでした。



いよいよフィールドテストですが、畑に出てみると昨日巻いたラップは、一部に巻きが緩んでほどけているものがありました。

 

巻き直しには、ハンディラップの取っ手を切り落とし、ロールの長さを半分に切ったものを使って能率良く巻き直しました。



21枚の金網囲いは、段ボールに収まりました。
一枚ずつ取り出す際の引っ掛かりは余りなく、出し入れはそれほど面倒ではありませんでした。



留め用の針金は指で折り曲げて引っ掛けるだけですが、この手法の成否はカラスが針金の外し方を習得するかどうかにかかっています。

     

袋やオクラネット、ラッピングフィルムがかかっているものもその上から金網で囲ってしまってありますが、既にかけてあるものを外すのが面倒だったからです。
金網で巻く方式のメリットは、穂が蒸れないことと対カメムシ用の殺虫剤の散布の邪魔にならないこと、そして穂の近くの葉を傷めずに装着出来ることです。
材料原価も一枚30円くらいですし、一枚作るのに5分もかかりません。また単純構造で壊れにくいので、何回でも再利用出来ます。

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トウモロコシの新しいカラス対策後の食害は、たった1本だけのようでした

2020-07-02 19:43:03 | トウモロコシ
昨日のラッピングもその以前の袋掛けもなにもしていなかったもので、しかも食べ頃は1週間以上先の未熟なものでした。



また、食害を受けた穂のうち、まだ比較的新しいものは捕獲器の前に集めておいて、あわよくば捕獲器に誘導できないかと思っていましたが、食べたか蹴散らしたかは分かりませんが、何者かによって集めておいたものが散らかっていました。



ざっと見たところで、ラッピングされたものも袋掛けされたものも新しく食害された様子はありませんでした。

 

ラッピングの効果の確認がまだ不十分ですが、トウモロコシのカラスによる食害への対策は、今日更に昨日考えた「金網囲い」を試してみたいと思いましたので、その効果を確認するために一度今迄の食害の跡や役に立たななかった対策の防鳥糸とネットを片付けてしまうことにしました。



食害のあった株は、抜いたり刻んだりして一カ所にまとめましたが、100本以上ありそうです。

 

食害のあった株を取り除くとぽっかりと空きが出来ますが、このように集中して食害を受けて空いてしまった箇所はいくつもあります。

   

アライグマの爪で引っ掻かれ、傷だらけになった穂です。
周囲は食べられてしまっているのに、これだけは何故か中身を食べられていませんでした。



次の記事は、新しく考えたカラスによるトウモロコシの食害対策の実施についてです。
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