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コンビニでしか売っていない

2010-02-01 | 心の体験的日記
と思っていた
JTのROOTS
ボトル風缶に入ったコーヒー
実にうまい
10本くらい冷蔵庫に常時ストックしてある
ところが、これがコンビニでしか
売っていない
130円
ところが、近所のスーパーでとうとう見つけた
それも98円

それで気がついた。
あえて、コンビニだけに限定して
値崩れをふせごうという意図だと思う

負けないでKYねらい
でも、これではデフレまっしぐら
あまりよいことではない

実証

2010-02-01 | 認知心理学
実証とは  どういうことかを考えてみたいと思います。
定義的に言うなら、心理学における実証的な方法とは、
「一定のリテラシ(約束事)に基づいて収集されたデータによって心を語る方法」です。
心理学研究法の多彩さは、このリテラシーの多彩さと語りの多彩さとに由来しています。
 
たとえば、精神分析では、データは患者の症例であり、心の語り方はもっぱら後づけ推論になります。ヒステリー患者の示す現在の症状は、過去に患者が受けたと思われる精神的外傷、トラウマにその原因を求めることになります。

一方、行動主義では、データは、もっぱら実験室で得られたデータであり、語り方は操作可能な因果的推論になります。たとえば、鳩を使って、絶食時間が条件づけ成立までの時間とどんな関数関係になるかを述べることになります。絶食時間が原因、独立変数で、条件づけの成立までの時間が結果、従属変数になります。実験者は、絶食時間を操作して、条件づけ成立までの時間を測定します。

精神分析も、行動主義も同じ因果的法則を求めようとしてはいるのですが、精神分析は後ろをむいてそれを行おうとしますし、行動主義は前をむいてそれを行おうとするのですから、両者の違いは大変大きいものがあります。それにもかかわらず、両者が同じ心理学という学問領域内に共存しているのです。多彩になるはずですね。
 
もっとも、1世紀余の心理学史の中で、一方が他方を認めない対立抗争はありましたし、現在でもないわけではありません。たとえば、文献欄に挙げた「心理学のなかの論争」といった本を読んでみてください。
とりわけ、精神分析については、ずっと毀誉褒貶相半ばするままで現在に至っています。