「超訳 ニーチェの言葉」(Discover)が話題になっています。あのニーチェがねーというところもありますが、なかなかのものです。そこに、こんな言説を見つけたのが、仕事と心の元気を考えてみるきっかけでした。
「自分の職業に専念することは、よけいな事柄を考えないようにさせてくれるものだ。
人生や生活上の憂いに襲われたとき、慣れた職業に没頭することによって、
現実問題がもたらす圧迫や心配事からそっぽを向いて引きこもることができる。」([人間的な、あまりに人間的な」より}
ニーチェのこの言葉通りの人生をおくった(といっては失礼かもしれないが)東レ経営研究所・佐々木常夫氏の「逆風満帆」という朝日新聞の土曜版(2010年6月)の連載を思い出しました。
氏は、東レでの取締役という激務をこなしながら、精神病の妻と自閉症の長男をかかえての壮絶人生をおくった方です。氏いわく「仕事がなければ自分はつぶれていた」「仕事は努力すれば成果が出る。でも、家庭はそうはいかない。いい方向に向うとは限らない。仕事で成果を出すことが唯一の支えだった」
これは、仕事がネガティブマインドの罠からあなたを守ってくれるというものですが、仕事には、もっと積極的に、心をポジティブにしてくれるものがありそうですね
「自分の職業に専念することは、よけいな事柄を考えないようにさせてくれるものだ。
人生や生活上の憂いに襲われたとき、慣れた職業に没頭することによって、
現実問題がもたらす圧迫や心配事からそっぽを向いて引きこもることができる。」([人間的な、あまりに人間的な」より}
ニーチェのこの言葉通りの人生をおくった(といっては失礼かもしれないが)東レ経営研究所・佐々木常夫氏の「逆風満帆」という朝日新聞の土曜版(2010年6月)の連載を思い出しました。
氏は、東レでの取締役という激務をこなしながら、精神病の妻と自閉症の長男をかかえての壮絶人生をおくった方です。氏いわく「仕事がなければ自分はつぶれていた」「仕事は努力すれば成果が出る。でも、家庭はそうはいかない。いい方向に向うとは限らない。仕事で成果を出すことが唯一の支えだった」
これは、仕事がネガティブマインドの罠からあなたを守ってくれるというものですが、仕事には、もっと積極的に、心をポジティブにしてくれるものがありそうですね